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係長・主任になったら知っておきたい、部下のルール

係長 部下 ルール

今回は、部下を持つ係長・主任の「知っておきたい部下のルール」について、お話ししてきたいと思います。

前回の記事では、係長・主任になったら知っておきたい「具体的な仕事の進め方」について説明してきました。

もう一度勉強したい方や、見逃した方は以下参考にしてみてください。

前のページ >> 係長・主任になったら知っておきたい「具体的な仕事の進め方」

では、早速いってみましょう。

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初めての上司。部下を持つことに対する4つの心構え

係長・主任になり、初めての部下を持った時に心構えとして大事なことは、

☑ 1人の人間として尊重すること

☑ 成長を発見し認めること

☑ 才能や技能を認めること

☑ 叱らなければならない時は、年齢にかかわらず叱ること

以上の4つです。

どんな部下でも1人の人間であり、尊重しなければなりません。

部下の存在を認めることの注意点として、「必ず毎日挨拶をすること」です。

挨拶はコミュニケーションの始まりであり、相手の存在を認めることなのです。

逆に言えば、部下が挨拶をしても無視する係長・主任は失格です。なぜなら、「挨拶を無視することは、相手の存在を否定すること」だからです。

仕事の手本となる存在となろう

係長・主任はリーダーシップを発揮する存在ですので、部下の手本となるように仕事をすることを目標にしてみてください。

課長の場合は、リーダーシップとマネジメントが求められますので、難易度がさらに高くなります。

今のうちにリーダーとしての役割を認識しておけば、あとはマネジメントを学習するだけです。

具体的には、部下に仕事をさせるためには自らが手本を示すことを目標にしてみてください。

手本を示したり、教えたりすることは、結果としてリーダーシップにつながります。

部下の個性を認め才能を引き出そう!

人それぞれ得意なこと苦手なことがあるように、部下も同じことが当てはまります。

部下から活力を持って仕事をしてもらうためには、「個性を認め、才能を引き出すこと」から始めてみましょう。

口に出して誉めるのではなく、「認める」のです。

例えば、

☑「○○さんってこういうことが出来るんだ!知らなかった!」

☑「○○さんって、資料の伝え方と見せ方がうまいね!」

☑「後輩の面倒見がいいんだね!」

など、部下自身も気かなかったところに、光をあてるのです。

部下は「自分はこういう仕事が得意なのか・・」と気付くこともできますし、特定の行動をほめられると成功体験を持つため、行動が強化されます。

若手で、迷走しているタイプにも効果があります。

ベテランには、時にはストレートに褒めて良いと思います。

部下は上司から認められると次々に提案してきます。報連相も増えるでしょう。

上司になったら、部下の個性を認め、才能を引き出すことを意識してみてください。

部下の相談にのろう

係長・主任になると、課長には聞きづらい仕事の内容を聞かれたり、相談されることがあります。

自分で答えられる仕事であれば、どんどん相談にのりましょう。

もし、分からなければ、課長との相談に同席したり、部下の苦手な相手との間に立つことも良いと思います。

もちろん、上司に依存させることが目的ではありません。

ちなみに、課長になると部下の報連相はさらに増え、自分の仕事をする時間が少なくなります。

相談を受けることは、マネジメントの一歩でもあります。

ぜひ、部下の相談にのってあげてみてください。

職場で「キレたら負け」と思っておこう

部下との関係の中で、注意したり、叱ったりすることも多くなります。

その中で注意すべきことは、「感情的にキレたら負け」と思っておきましょう。

なぜならキレた後の関係の回復には、多大な労力を要するからです。

キレてしまいそうになったら、

☑ 一旦席を外す

☑ 深呼吸する

☑ 他の人とコミュニケーションをとってガスを抜く

☑ 外出の用事を入れる

以上を意識してみてください。

人は怒りの感情を持ち続けることはできず、いつかは抜けていきます。

ですので、冷静に落ち着くまで待ちましょう。

その後に注意すれば、お互いの関係に傷がつきません。

仕事の生産性を上げるにはマニュアルの徹底が大事。でも、考えさせることはもっと大事

組織の生産性を上げるには、マニュアルの徹底を順守させることが大事です。

ただ、マニュアルだけを遂行するだけでは、部下は育たないものです。

マニュアルに沿った仕事を教育しながら、「なぜ、そうなるのか」ということを頭で考えるクセをつけさせましょう。

「考えること」は、係長・主任だけでなく、課長になってももっと重要なことになってきます。

ぜひ、今から考える訓練を身に付けさせましょう。

部下とのコミュニケーションやマネジメント方法

まず、部下はそれぞれ個人の思いがあり、働く理由があり、生活があり、性格が異なります。

そのバラバラな思いを持つ人間をマネジメントし、組織の力を上げていくのが、プレイングマネージャーの役割でもあります。

課長になると、さらに組織のマネジメント力が重要になってきますので、係長・主任が意識したいことは、柔軟なコミュニケーション力を身に付けることです。

例えば、新しい部署に配属されたら、自分を知ってもらうためにコミュニケーションから始めましょう。

仕事よりも人の労力を割くイメージです。

また、私の経験でもオススメなのは、係長・主任は偉そうに上司として振る舞うよりも、「兄」や「姉」のようなイメージに自分を当てはめると良いでしょう。

以上、「係長・主任になったら知っておきたい、部下のルール」でした。

ではまた^^

前の記事をもう一度学びたい方はこちらからどうぞ。

前のページ << 係長・主任になったら知っておきたい「具体的な仕事の進め方」

係長・仕事の進め方などは、係長・主任の役割と仕事で一覧にしてまとめています。

係長・主任の役割と仕事

具体的には、係長・主任の役割や仕事の進め方、部下、上司、リーダーシップなど、多岐にわたる仕事の方法を解説しています。

仕事の進め方から、人生論まで詳細にわたって記事にしていますので、困ったり悩んだりした時にお役立ていただければと思います。

係長の悩み相談に、個別にお答えしています。

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