私はサラリーマンを15年以上やっているオッサンです。
自分ではオッサンになった気持ちはあまりないのですが、やっぱり年齢はオッサンになりつつあります。見る人から見れば普通のオッサンです。
今日は、15年以上サラリーマンとして働いてきた中で、多くの会社が個性を認めない理由を解明していきたいと思います。
目次
サラリーマンはなぜ、個性が求められないのか?その理由
サラリーマンはなぜ、個性が求められないのでしょうか?
人として生き方と、組織人としての生き方は異なります。その理由を解明していきましょう。
サラリーマンは、個性よりも協調性の方が必要なスキル
そもそもなんですが、私は個性的に生きていたいタイプです。
この辺は、プロフィールを見てもらうとわかると思います。自分で自由に生きていきたい方です。オッサンですけど。
結婚や子供を持つことが早かったこともあり、生活をするためにはまず会社で収入を得ることが最優先でした。
ここで、自分の本来やりたいことよりも実利を選んだ結果、今に至ります。
ただ、後悔しているわけじゃなくて、人よりも早く経験を踏めたので、それはそれで結果オーライにしないと自分の将来・未来にモヤがかかったようになるのが嫌なんです。
個性的に生きるよりも、「没個性にして人並みの協調性を選んで苦しく生きてきた」というのが、15年以上サラリーマン人生を歩んできた今の自分です。
ただ、面白いことにマネジャーという部下を持つ立場になると視点が変わります。
部下に求めることは、「協調性」になります。
自分の生き方と、組織としての生き方に、そう反する部分が現れてきます。
簡単に言いますと、
・平社員のころは、「個性的に自由に生きていきたい!」
と思ってきましたが、
・役職がつくと、「個性よりも協調性のある部下の方が扱いやすいな。」
に変わります。
ということは、サラリーマンとして生きるためには、個性は必要なく、協調性がある方が管理しやすいということが分かります。
自分が感じた矛盾ですね。不思議です。
サラリーマンが個性を出そうとすると、何がダメなのか?
ちょっと見て頂きたいのが、以下の図です。
引用させて頂いた記事は、停滞する組織の遂行力を図にしたものですが、まさにこれ。
人の個性を重視すると、管理者の強いリーダーシップや目標に対する共有がされていないと、個性のある社員はどこに行ったら良いのかわからなくなり、いつまでたってもゴールにたどり着かなくなりますし、たどりつくまでにムダな労力や時間がかかってしまいます。
個性的に生きるのは、人として最高の生き方です。
私も一個人としてそう生きていきたいです。ただ、組織で考えると個性的な生き方が奨励されるかというと、何か違和感があるのです。
会社で個性が認められることはあるの?
サラリーマンの個性が組織で認められるようにするためには、どうすれば良いかというと、
「もともと個性を出しても良い業界であること」といえます。
クリエイティブな業界ですね。(web系業界など)
有名なところでは、(株)LIGがありますよね。
会社の事業内容や、職種(デザイナーなど)によっては個性が認められます。
ただ、そのような業界や職種で働いている人はごくわずか。
ほとんどの人は、没個性の中でサラリーマンをやっていると思います。
では、そのような中で個性を出す方法はないのかってことです。私は決してそうとも言い切れないと思います。
普通の業界でも、個性的に生きる方法を考えていきましょう。
・ある特定のプロフェッショナルになること。
社内であなたにしかできない仕事、社内で誰もできない専門的な領域で仕事をしていることです。これで、あなたの個性が認められます。
・昇格して自分でできる仕事の範囲を増やす
ポジションが変わると、仕事の範囲が広がり自由度が高まります。その変わりに責任が伴います。
会社で個性が認められないときは、別の世界で個性を出す
私も含めての話ですが、会社で個性が認められないとものすごくストレスがたまります。
個性的に生きていたい人は、苦痛を感じるハズ。
ただ、会社とは別の世界で個性を出して、自分の中でつり合わせをすることもできます。
私の場合は「ブログを書く」ということですね。
会社の自分と、個人としての吊り合わない「個性の部分」は、別次元で個性を発揮することで解消されるんだと思っています。
すごく難易度は高いけど、自分で稼げるようになれば、個性的に生きることができる
ブログを本気で始めて9ヶ月が経過していますが、それで生活できるくらいのレベルに到達しているかと言えば、全くもってNOです。
月間5万PVしかないですし、収益も色々合わせて最高額で2~3万程度です。
これが自分の腕一本で収入が得られるようになれば、個性を発揮しながら生きていけるようになれるのです。
「個性を重視する」ことを何よりも重んじる方は、自分なりの生き方を模索するのも良いと思います。
ではまた^^