書籍レビュー「悩みどころと逃げどころ」ミライの学校のあり方とは?

悩みどころと逃げどころ 学校のありかた最近見た本で一番面白かった「悩みどころと逃げどころ」。

この本は、200万PV(月に200万人以上の人が訪れるブログ)社会派ブロガーのちきりんさんと、プロ格闘ゲーマーの「ウメハラ」こと梅原大悟さんの100時間に及ぶ対談をまとめた書籍です。

引き続き、書籍レビューをしていきたいと思います。

日本人は会議の発言が少ない。それはなぜだろう?

私達、日本人は国際競争にさらされる日が刻々と近づいています。

もうすでに、海外取引のステージに立った企業もいます。

では、早速引用に行きましょう。

ちきりん 海外の会議でも日本人は発言が少ないんだけど、あれって英語力だけの問題じゃないと思うんです。

日本の学校で発言していいのは「この質問、わかる人?」って言われた時だけ。

だから会議でも司会者から促されるのを待っているうちに、意見を言いそびれてしまう。

そういう受け身な姿勢を、学校の規律の中で刷り込まれてしまってる気がします。

確かに学校では、答えが分かる人=頭の良い優秀な子供が積極的に発言をします。

そして、先生から褒められると喜び、ますます積極的に授業を受けようとします。

一方で、授業の内容が理解できない子供は、発言の機会を失って自信を喪失し、授業の受け方が消極的になります。

引用の部分とはちょっと違いますが、自信が無いまま大人になって会社に入り、授業=会議の図式になると、消極的で受け身の姿勢になってしまうと思います。

そんな優秀な人でも、海外のステージに立った時に会議の発言が少ないということは、「発言していいよ」の合図が無いと、ダメなんですね。

日本の学校が教える「規律」と世界との競争には、大きく隔たりがあるようです。

ただ、「規律」は学校でなければ、学べないわけではない。

ここで面白いのは、ウメハラさんのエピソード。

ウメハラ タバコやゴミを道に捨てるなとか、約束を守れとか。

だって世の中はゲーマーなんて認めてないから、一度でもゴミを捨ててるところを見られたら、「やっぱりまともな人間じゃない」と思われてしまう。

だからそういうの、意識的に注意する。

ちきりん ほらね。ウメハラさんて学校では寝てたのに、私を含め学校でしっかり学んできた人が身につけてない規律まで習得してる。

だったら、やっぱり知識や思考力だけじゃなく社会性や規律だって、学校以外でも学べるってコトなんですよ。

本を読み進めると、ウメハラさんはプロゲーマーやゲームをする人が、社会的に認められるように「社会性」を強調したかったんだと思います。

学校で規律や社会性を学ばなくても、社会と自分を照らしあわせられる「敏感さ」があれば、身に付けられることを示しています。

うーん。考えさせられる。

学校は「みんな一緒にがんばろう」がダメなの?

社会が多様に向かっているように、学校で人を計る尺度が「点数が良い」だけでは、社会の変化に追いつかなくなっています。

ウメハラ 競争の物差しがひとつしかないのが変なんです。

世の中に出れば、歌がうまいとか絵がうまいとか、いろんな形で勝負できるし、競争の物差しも自分で選べる。

(略)

ちきりん 確かに学校は「健全な競争の結果、勝者と敗者が出る」ってことさえ極端に嫌うコミュニティではありますよね。

人間はもともと能力にも差があるし、努力の量や質が違えばさらに差がつくってことを、早くから分からせた方がいい?

私も子を持つ親として、1つ言えるのは、子供は親の能力とはまた別の「個性」「能力」があると思っています。

例えば、スポーツはダメだけど何かコツコツ作業したり、考えたりして、1つを深く掘り下げていくのが得意なタイプとか、コミュニケーションが上手でなんでも器用にできるけど、飽きっぽいので続かない。など、一人一人個性があるんです。

これは、会社でも同じ。

勉強が好きな人でも、文系と理系でも枠組みが違うし、知識の覚え方も引き出しの量も違うわけです。

「点数が良い=優秀な人」

という図式が、学校では成立しても社会や組織で成り立たないように、個人個人の違いが許容できて、能力が発揮できるようなスクールが良いですよね。

みんな一緒の同調社会は、大人になっても同じ価値観を引き継ぐのです。

ではまた^^

「悩みどころと逃げどころ」のレビュー記事

新しい気付きが多い本だったので、レビュー記事を結構書いています。

▼思考力を鍛えたい、自分の固定概念に変化を与えたい人は、相当の気付きがありますので、オススメしておきます。

この記事は、以下のコンテンツページに掲載されています。

色々な書籍レビューを書いています。

書籍・本のレビュー、感想、書評まとめ

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