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社会の歪みが生む、「貧困世代」という現実を考えよう

貧困世代 若者

引き続き前回から貧困世代について、色々と考えています。

前回の記事は、

貧困世代は目の前にある。私達の生活と社会と貧困問題。

よく周りを見渡せば、目の前に貧困が存在しているということを知った書籍です。

貧困を生むのは社会の歪みか。

親の家にとどまるしかない若者たち。

私の近くでも、実家に住み続ける20代の若者が多いとよく聞きます。

私の20代の頃とはまったく違います。当時は、いかに早く家から出ていくかという風潮がありました。

今彼らは、若いのに休日でも家から出ず、夜も遊びに行かず、家でテレビを見て親と過ごすことが多いとのこと。

そういえば、地方の夜の飲み屋街も、以前と違って人通りが少なくなってきているように思います。

地方でもアルバイトや非正規雇用で働く彼らは、月給にして9万円以下。うつ病で家にずっといる若者も多いと聞きます。

話を聞く限りでは、将来に対して明るい展望を抱いていないようにも見えます。

では、早速引用を見ていきましょう。

彼らは親元にいて、人間関係の様々なストレスを抱えて我慢しながら、同居生活を強いられている。

親元を離れる時、またもう親を頼れないという時には、劣悪な住環境へと追い込まれてしまっている。

(略)

25才~34才の人たちの中で、親元に住んでいるいるのは、イギリス、ドイツ、フランスでは1割強、スウェーデンではたったの4%であるのに比べ、日本では4割近くになります。

日本では若い人たちが独立し、結婚し、子供をもつための良好な賃貸住宅が少ない。

よく聞くのが、若者なんだからもっと元気を出せ!とか、がんばれるのは今のうちだ!なんて言いますよね。

でも、社会の枠組みや福祉制度的に、「若者が生きづらい環境」「若者が活躍しづらい環境」になっていないだろうか?と考えてしまいます。

私の周りでも現に、子供(幼児、小学生など)の遊ぶ場所がまったく無いのにも関わらず、社会福祉の一貫のような高齢者向けのスポーツ広場はどんどん整備されていきます。

一方で子供達には近所に公園すらなく、自転車にのってフラフラしているだけに見えます。かわいそうすぎ。

これは、高齢者世代層が多くいるために、税金の使い道がパイの大きい方に使われるという具体例です。

と、考えると30代の私たちが10代、20代だった頃よりも、若い世代を取り巻く環境は、全然違っているのは確か。

脱法ハウスに住むNさんの話。

アパートにさえ住めない若者の話です。

引用しますね。(省略しながら)

Nさんは、栃木県の工業高校を卒業し、都内にある小さな食品加工場に正社員として勤め始めた。

手取りでは月額14万円弱である。会社自体は人間関係も良好で、特段不満に思うことはない。

「ただ、東京都内の家賃の高さに驚きました。いいなあと思った部屋は12万円とか14万円もするんですよ」

事情を上司に相談してみると、8万円のワンルームにたどり着いた。

ところが、更新料8万円、火災保険料2万円、事務手数料などで4万円という請求がきたんですよ。

払うことが出来ず、今は保証人なし、敷金礼金なしの月額6万円のレンタルオフィスに住んでいます。

部屋には窓がなく、3畳のスペースしかない。トイレ、シャワーは共同。どちらも十分に清掃されていない。

なかには、生活保護を利用している人もいる。

初任給16万円で手取り14万円弱は、地方では良い方です。

私の場合も、確か手取りで11万円くらいでしたね。もちろん、地方では親と一緒に住めば暮らせる範囲の給料です。

1人で住む場合でも、地方なら月4万円くらいでも普通のアパートに住めます。

Nさんの給料が上がっていけば、また違う環境に住めますが、30代になっても40代になっても同じ給料だったらどうでしょう。将来を展望できるどころか、結婚すら考えてしまいます。

正社員ですら、若者が住めるような安価で快適な住環境が整備されていないかが分かります。

シェアハウスも、同じ考えなんだと思います。みんなで家賃を払って住めば安くなります。

経済成長を知らずに育った私たち30代は、多くを望まない。

私は幸いにも早くに結婚し、子供を持ってすぐに貧困状態に陥ったので、とにかく働きました。

ブラックだろうがなんだろうが、体の続く限り子供と家族の生活を維持するために、必死で働きました。若い頃は4ヶ月くらい休みなしで、朝から晩まで動き続けました。

20代の頃は、友人が集まってワイワイ遊んでいるのを横目に、家と会社の往復を10年以上続けてていたことを思い出します。

今も大幅に給料は変わっていないけど、貧乏で妻にいつも「今月もお金ない、お金ない。」と言われて悲しくて、悔しかったことを思い出します。

でも、楽な方に流されて生きてきたので、落ちるところまで落ちないと気付かなかったと思います。

もし、結婚し子供もいなければ、実家でホヨヨンと生きていたはずです。

では、引用いきましょう。

清水さんと私は、同年代である。

非正規雇用が広がり始めた時期であり、正社員になって終身雇用などは望めないだろうと思いながら、社会生活を始めた世代だ。

「失われた20年」の真っただ中で社会を見てきた世代であるため、バブル景気や経済成長を実感することもなかった。

清水さんの次の言葉は印象的だ。

「我々の世代って、上の世代と比べても、あんまり多くのものを望まないと思うんですよね。

田舎で農業始めた友人もいるし、身の丈にあった暮らしをしていくような世代なんじゃないですかね。」

私も1年前に、うつ病を3回、燃えつき症候群を1回発病した頃から、自分の働き方、人生観を見直しています。

行きつく先は、バリバリのビジネスマンではなくて、自分なりの自然で等身大の生き方です。

イキルメディアをはじめとしたコンセプト、イキルメディア・ラボの園が今の自分の人生観をよく表しています。

私達、30代は多くはいらない。それよりだったら、自分で人生をコントロールさせる方が優先だったりします。

▼今回、記事引用した書籍です。

前回の記事も、以下に記載しておきます。

貧困世代は目の前にある。私達の生活と社会と貧困問題。

ではまた^^

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