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係長・主任に昇進したばかりの人が覚えておきたい基本マニュアル

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係長 基本 マニュアル

この記事は、係長・主任に昇進したばかりの方が、始めに覚えておきたい心構えを、私の経験を元に書いています。

以前は、電子書籍で無料配布していた内容をさらにアップデートし、分かりやすく、詳細に書き記しました。

係長・主任に昇進したばかりの頃は、「よし!やるぞ!」という嬉しい思いと、「自分にできるのかな・・・」という、複雑な心境にあると思います。

私も、当時はそんな思いを抱えていましたし、実際にどうしたら良いのか分かりませんでしたした。

この一連の記事が、あなたの今後のビジネスマン人生に役立てましたら、大変嬉しく思います。

(※ なお、この記事は1万字を超える内容になりますので、ブックマークなどしておくことをオススメしています。)

では、いってみましょう!

目次

第1章 心構え

それでは、昇進したばかりの係長・主任が覚えておきたい基本マニュアルを説明していきます。

初めに「昇進したこと」に対して自信を持とう!

初めに、自信がない・・とか、大丈夫かな・・と不安になっていると思いますが、あなたはプレイングマネージャーとしての資質があります。だから、昇進できたんです。

まずは、自信を持ってください。

昇進したのは平社員時代から、係長・主任としての仕事ができていたからです。

アルバイトから正社員になる場合も、自分の給料以上の価値を生み出すことができる人がなれます。

さらに、係長が課長(管理職)になる為には、

・課長を補佐し、

・部下を率いてリーダーシップを発揮しながら、

・難しい仕事で実績を出す。

そんな人が昇進出来ます。

さらに、部長以上に昇進するには「運」と「タイミング」と「上司との関係性」しかありません。

話しを戻しますと、あなたは係長・主任としての行動力や意識付けが普段から出来ていたので、係長に昇進する事が出来たのです。

いや、自分はそれほどの実力はないと思った方は、「運」と引き立て役(推薦した人)がいたからです。

昇進で立ち位置が変わり、責任が伴うことは、誰でも不安に思いますし、急に自信を持つことはできませんよね。

私もそうでした。すごく不安な毎日を送っていました。

でも、普段から実行している事をそのままやるだけですから、自信を持って良いと思います。

ぜひ、係長・主任の仕事を精一杯楽しんで欲しいと思います。

周囲が「自分を見る目が変わる」ことは覚えておこう

係長・主任に昇進すると、周囲の見る目が変化します。

自分の心境の変化よりも先だと思います。

私も当時は「係長・主任なら、仕事が出来て当たり前ですよね。」という周囲の目線を感じました。

でも、これは昇進したばかりの頃のプレッシャーがそう感じさせるだけです。

昇進したからと言って、すぐに仕事ができるわけではありません。

自分は何も変わっていないのに、係長に昇進した途端「役職」がついて回りますので、居心地が悪く感じることもあるでしょう。

就任した途端、元同僚から係長としての判断を求められる事もあります。

私も当時、「俺を試しているのか?」と疑心暗鬼になったこともありました。

ここでは、あまり考えすぎないようにしましょう。

係長・主任はキャリアのスタートラインだ!

係長 主任 キャリア スタートライン

係長・主任は管理職ではありませんが、責任料が給料にプラスされています。

ただ、それほど高額ではないはずです。

もちろん係長に年齢は関係ありません。あなたが20代前半だったとしてもあなたは「係長」です。

ただ、「係長・主任」という役職は実務部隊の「長」であり、リーダーなので、そこまで気負う必要はありません。

しかも、係長・主任になったからと言って、すぐに部署内の仕事が全て把握出来ることもありません。

ただ覚えていて欲しいのは、係長・主任になったら、そこがキャリアのスタートラインということ。

仕事を1つ1つ積み重ねていき、1年1年コツコツとやっていくことを心に留めて置いておくと良いでしょう。

私の経験でも、役職のない平社員よりもワンランク上の仕事ができるので、醍醐味や刺激があって面白かったです。

気負わずにコツコツといきましょう。

部下はあなたの性格をすぐに見極める

部下は、あなたの性格をすぐに見極めます。

部下はあなたが思っている以上に、情報を交換しあいながら性格や特徴を把握します。

部下の人数が多ければ多いほど早く認知されますし、男性よりも女性はさらに早いです。

情報交換のスピードが早いのです。

あなたの部下になる人は、

・係長はどういう人間で、どういう性格なのか?

・自分に対してどう接してくるか?

と、当然考えますよね。

部下の立場に立って考えてみると、当然のことかもしれません。

部下は常にあなたの性格や思考のクセ、仕事に対する姿勢、考え方などを観察しているものです。

周囲よりも早く昇進したときに気を付けたいこと

20代で年齢が若く周りを追い抜いて出世した場合は、態度や言動に気をつけましょう。

なぜなら、同期よりも早く昇進したり先輩を追い抜いて昇進すると、必ず嫉妬心が生まれるからです。

日本企業の多くは年功序列であり、「みんな一緒」「横並び」を重視するために、昇進が早ければ早いほど、嫉妬心を生み出すものです。

ただ、その対処法はそれほど難しくはなく、

・「俺はすごい!」など調子に乗った発言や、

・「フン!」などの威張ったりする態度を慎むこと、

以上です。

偉くなったからいって、威張らずに普段通りで良いのです。

たとえば、「すごいですね!スピード出世ですね!」と言われても、必ず「いえいえ、ありがとうございます。今まで同様にがんばります。よろしくお願いします。」と、嫌味がなく、頭を下げるくらいがちょうど良いと思います。

もし、周りと同じような昇進ペースであれば、今まで通りで良いです。

昇進した事は家族から祝ってもらえばそれでOK。それ以外の人に自分で話せば自慢になるだけ。

祝う 家族

初めての係長が気になるのが、係長・主任に昇進したという事を、どの範囲まで告知しても良いかです。

結論から言えば、親族や親しくしている友人、知人は問題ありません。

1点だけ気をつける事は、特別に交友関係がなく、薄いつながりを持った自治会関係者や保護者関係者(PTAなど)には注意が必要です。

そういった集まりの場で、「会社名」「職業」「役職」等を聞かれたとしましょう。

聞かれた場合は、嘘をつく必要はありませんので素直に答えて良いと思います。

話しのネタとして聞いてくる場合もあれば、興味があって聞いてくる人もいます。

中には自分や夫と比較して、偉い、偉くないの優劣を確かめて聞いてくる人もいるものです。

そういう場では聞かれない限り、自ら話すと「自慢話し」になり、「何もしていないのに嫉妬の対象」になってしまい、生きづらくなります。

それを回避するには、聞かれない限り自分から話す必要はないということです。

また、20代の後半から30代は、自分の人生はこのままで良いのか、この会社でやっていけるのかという迷いや葛藤の時期です。

人生に迷っている人に対して、何の躊躇も無く自分の役職やステータスを自慢すれば、嫌な人と思われて敬遠されてしまいます。

昇進を告知し、喜ぶのは家族やお互いの違いを尊重し合える何でも話せる友人くらいで十分です。

後は自慢話しになると考えて良いでしょう。

結局は、係長・主任をやってみなければ分からない

初めて昇進した方は、相当プレッシャーを感じていると思います。

私も会社から昇進を告げられたとき、

・浮かれ気分になって失敗したことや、

・1人でプレッシャーを感じて考えすぎたこと、

・まだ何にも始まっていないのに、何もかもが嫌になったこと、

など、頭の中で色々な不安や葛藤、迷いが生じたことを思い出します。

ただ、まだ何もしていないのに、考えすぎても仕方ありません。

係長・主任はイチ担当者の仕事から一歩前進するので、ポジティブに考えれば大きい仕事ができると前向きに考えることができます。

逆に、ネガティブに考えれば部下の面倒を見るなどの責任も出てきます。

でも、結局はやってみなければ感触なんてわからないものです。

係長・主任の1年目は新米です。

決して、最初からいい仕事をしようとプレッシャーを感じ過ぎず、落ち着いてしっかり目の前のことをコツコツやるつもりで良いと思います。

係長・主任の面白さは「責任の範囲内」で思いっきり仕事に打ち込めること

私が係長・主任に昇進して良かったと思うのは、

・仕事が面白くなったことや

・仕事の範囲が広くなること、

・責任を楽しめること、

・責任者としてのスキルを磨けること、

以上にありました。

責任を楽しむという事は、ある程度の仕事は係長の判断でやらせてもらえるからです。

イチ担当者のときは、なんでも上司に確認しなければならず、非常に身動きがとりづらかったように思います。

もちろん、係長になっても上司のはいますので、何でも判断して良いわけではありません。

責任の範囲内でおもいっきり仕事に打ち込んでみましょう。

仕事の枠が広くなるにつれて、仕事上の人脈が増える事もあります。

ぜひ、係長という立場を利用して、同じような役職の人や少し自分よりも上の人とつながりを持てるようになると仕事も楽しくなります。

責任を楽しめるようになると、仕事がますます楽しくなりますので、視野やアンテナも広がります。

係長・就任として認められると、単純なルーチン系(毎日、毎月の繰り返しの作業)の仕事から、重要な会議やプロジェクトへの参加など、責任のある仕事を任せられるようになります。

係長は実はとてもやりがいがあって、楽しい役職でもあるのです。

ぜひ、係長にしかできない仕事を心から楽しめるようになったら良いですね。

第2章 会社内部の対人関係

次に、会社内部の対人関係についてお話ししていきます。

会社の雰囲気は「役職の人の話しやすさ・フランクさ」で決まる

会社 雰囲気 上司 フランク

会社は人間の集合体です。

人によって雰囲気が変わりますし、トップの雰囲気でも会社の雰囲気が決まります。

1人がイライラするとオフィス全体がイライラしていきます。

反対に、役職者が冗談を言って周囲が笑うと、伝染したように部署全体が明るい雰囲気になります。

1つの部署が明るくなると、部署を超えて明るさが伝染していきます。

ただ、明るくて、楽しすぎると気が緩み、今度は何をやっても良い雰囲気になって悪い方向に向かいます。

仕事をしなくなったり、ケンカが起こったりします。

組織は人の集合体です。

組織は、影響力のある人やリーダーのポジションにある人の雰囲気が、会社全体の雰囲気につながってくことを覚えておきましょう。

係長・主任がフランクで話しやすい雰囲気になると、風通しが良い組織になります。

部下を持ったら「朝のあいさつ」から始めよう

組織では、自分1人で完結出来る仕事はほとんどありません。

コミュニケーションが薄くなると、仕事がはかどらなくなって思うような結果が出せなくなります。

係長・主任になり、公式で初めて部下を持つようになったら「朝のあいさつ」から初めましょう。

見かけたら挨拶。誰にでも挨拶。挨拶はコミュニケーションの一歩であり、円滑な仕事の基本です。

「部下が先に挨拶するもの」という考えは捨てましょう。

見たらとにかく挨拶です。

もちろん、部下にも挨拶は徹底するように教えましょう。

たったこれだけのことで、仕事がスムーズに流れていきます。

適度なコミュニケーションをとろう

一見無駄に思えるようなどうでも良い会話や冗談は、周囲に良い影響を与えます。

係長・主任がムスッとしながら黙々と仕事をしていれば、部下は仕事を聞きずらくなります。

それだけで仕事の流れが停滞し、ストップしてしまいます。

適度なコミュニケーションは、1つの部署だけでなく、最終的に組織としてのパフォーマンスが上がる事を覚えておきましょう。

パフォーマンスが上がるという事は、生産性が向上することとも言えます。

適度なコミュニケーションは、職場に良い影響があります。

何でも話せる味方を1人作ろう

何でも話せる 味方

係長に昇進したばかりの時は、新入社員の時と同じように不安で一杯であり、心のトラブルがつきものです。

仕事でトラブルが起きたり、部下や同僚との摩擦が増えると、精神的にツライものです。

会社の中で悩みを聞いてくれる人がいるだけで、精神的な苦痛を和らげてくれます。

家族とはまた違った形で、悩みを打ち明けられると思います。

男性の中には、そういった女々しいコミュニケーションは恥ずかしいという人もいると思います。

ただ、精神的にはかなり楽になりますので、係長に昇進したばかりの時は「何でも話せる味方」を1人作っておいた方が良いでしょう。

ただし、会社では出世競争などの利害が絡むので、見極めは大事です。

出来ることなら、相性が良い人、性格が合う人、雰囲気が同じ人は「価値感」が一緒の場合が多いです。

肩書が同じか上の人で、年齢が少し上の人が良いでしょう。

その人が困っていたら、話を聞いてあげるのも大事です。

実際に手助けしなくても、困っていた時に声をかけるだけで、その人にとっては精神的に助かるものです。

ぜひ、お互いの信頼関係を作っていきましょう。

係長以上になると嫌でも派閥に向き合うことになる。

どこの組織でも、派閥(グループ)は存在します。

昔よりは露骨で大っぴらな派閥はなくなりましたが、今でも表には出てこない派閥があるものです。

これは男女ともに同じです。

でも、結局は好き嫌いや、ついていくか、いかないかだけの話しです。

係長も1人のビジネスパーソンとして、社外や社内の人脈は大いに作るべきと思います。

ただ、社内に存在する派閥とは上手に付き合いましょう。

人が集まるところに、派閥は存在するものですので、派閥は自体の存在は否定できません。

学校でもグループがあるように、会社でも自然に好き嫌いのグループはできてしまうものなのです。

近い将来は派閥(グループ)はあまり意味を持たなくなる

派閥は誰と仲良くするかで、昇進のチャンスが巡ってくるなどの関係性ありました。

ただ、それは年功序列の時代の話し。

現代は、日本の社会経済が高齢化と若い労働力不足の時代に突入していますよね。

これは日本が大事にしていた、みんな横一列の年功序列が不可能になることを意味しています。

会社でも、みんな横一列で一緒の扱いをしている余裕がないので、派閥に属すれば出世できるという組織はほとんどなくなるでしょう。

もう、実力主義にシフトするしかなくなるのです。

中小企業庁のデータによると、会社設立から10年で30%の企業が廃業し、20年で50%が廃業しています。

以下グラフを抜粋しておきます。

企業 生存率

(引用:経済成長を実現する中小企業 – 中小企業庁 – 経済産業省

市場には絶えず新しい企業が参入していますが、それだけの既存企業は淘汰されているのです。

また、AIのように人工知能の開発が進められていることもあり、人間にしかできない「創造性」と「実行力」を持った人材が価値を帯びていきます。

と考えると、昔のような派閥などのグループはほぼ意味を持たなくなると言えるでしょう。

第3章 部下の教育や対応方法について

次は部下の教育や対応方法について、お話ししていきます。

部下のやる気を引き出すには「人の性格」と「価値観」をパターン化して覚える

性格 価値観 パターン化

部下の性格や価値観はそれぞれ違います。

ただ、人間の性格や価値観の傾向というのは大体パターン(型)があります。

社内外など沢山の人とコミュニケーションを取っていく中で、見た目からも傾向が分かるようになってくるでしょう。

また、新入社員の傾向は、世代によって違います。

私は就職氷河期世代であり、就職難の時代でしたし、ミレニアル世代(生まれてたころにファミコンやPCがあった)の最年長といわれる世代です。

仕事は「お金の最大化」よりも「自分がやりたいこと優先」です。

価値観が違うということは、行動原理も違います

ある年齢の部下の傾向が把握できるようになると、外部の同じような年齢の人にも共通する事が結構あるものです。

また、いつの時代でも、どんな人間にも共通する「自分が認められたい」(承認欲求)は存在します。

係長・主任は公式に部下を持つことになりますので、それぞれの価値観や性格を見極めることから初めてみましょう。

最初はリスクの小さい仕事をさせて様子を見よう

新入社員の仕事は、大体は先輩・上司のサポート的な雑務や庶務的な仕事が多いのではないでしょうか。

ただ、近年では中間層が不在のため、すぐに難易度が高い仕事を任されることもあると聞きます。

私も係長だった当時は、課長が不在だった時期もあり、管理職の仕事もやっていました。

その1つが、「部下の仕事や役割を決めること」です。これが非常に難しい。

高度な教育を受けてきた部下としては、もっとレベルの高い仕事をしたいと思っています。

「大学まで行って、会議のホチキス止めかよ!」と内心思っている部下もいます。

あまりに簡単な仕事で本人が腐ってしまい、真面目に仕事をしない事もありました。

ただ、これでは理由があり、リスクのない簡単な仕事をやらせてみて、部下が仕事ができるのか、できないかを判断します。

初歩的で簡単な仕事ができないようでは、責任ある仕事を任せられません。

ただ、仕事の内容の説明や、仕事の必要性、将来性はしっかりと話しをしましょう。

この仕事をがんばれば、部署の先輩や上司がどれだけスムーズに仕事ができるようなるのか、同じ事を何回も、理解するまで繰り返し教える事が重要です。

1回の説明で聞き入れて理解できるのは、超エリートだけです。

後の人は、口を酸っぱくして何回も何回も話して、教えて、メモをとらせてやっと覚えるものです。

以上は、管理職になってからの場面が多いと思います。

サッと聞き流す程度で良いと思います。

手助けせずに、自分で考えさせるのも重要なこと

部下に与える仕事は、係長・主任よりもリスクの小さい仕事です。

部下が仕事で失敗しても、組織のダメージは最小限でおさまることが多いと思います。

リスクが低いうちは、なるべく色々な仕事をやらせてみると良いでしょう。

そして、1人でも仕事ができるようになったら、見守ることも大事なことです。

仕事に慣れている係長・主任は、ついつい部下の仕事に口を出してしまいそうになるものです。

そこを少し我慢すると、部下は自分で考えるようになります。

ここで注意することは、仕事に対しては見守ることです。

普段のコミュニケーションは、マメなくらいでちょうど良いと思います。

部下が仕事上で心配な事があっても、係長・主任に相談しやすい環境を作っておくと精神的に楽になります。

大事なのは、先ほども話していますが「話しやすい雰囲気」と「適度なフランクさ」です。

一方で、真面目な部下ほど責任感がありますので、自分で仕事と責任を背負ってしまいます。

コミュニケーションは、部下が抱える重圧を和らげる事が出来ます。

部下への目配りは気配りは、とても大事なことです。

部下が相談してきた時に忙しい場合は、時間を決めて対応しよう

部下 相談 時間を決める

部下が仕事の相談をしてきたら、どんなに忙しくても対応した方が良いと思います。

もし、「忙しくて無理だ!」なんてことを言ったら最後、相談しなくなる部下もいます。

もし係長・主任が忙しい場合は、

・相談する時間を決め、

・その時間になったら約束を守って相談にのること、

以上で対応してみましょう。

相手の目を見て、しっかりと話を聞くことです。

自分の頭で考えさせることは「当事者意識」を持たせることにつながる

また、相談のときは自分で考える習慣をつけるように言っておくことも大事です。

1から10まで何でも上司の判断で動くということは、当事者意識がなく、自分で考えないアルバイトです。

自分のアタマで考えさせることが大事です。

ただ、部下の性格によっては殻に閉じこもってしまい、相談してこない場合があります。

部下の性格を考えながら、段階的にコミュニケーションをとっていきましょう。

ちなみに私の経験では、仕事の能力が高く、当事者意識が高い部下は何も言わずとも1人でどんどん成長していきます。

ちなみに仕事は、高学歴 = 仕事が出来るわけではありません。

リーダーシップを高めるために重要なこと

係長・主任は部下がいますので、必然的にリーダーシップが必要とされます。

リーダーシップは

・行動力

・旗振り役

・公平さ

にあると思います。

係長とは言っても人間ですので、好き嫌いがあって当然です。

でも、部下には全員同じように接するのが「望ましい」と思います。

「公平な上司は人望が厚い」とは言うものの、実際にはなかなか難しい。

また、私達係長は一人の人間である以上、パーフェクトではありません。

長所があれば短所もあります。

私は仕事ではかなり几帳面で綿密ですが、家では適当で服や物は出しっぱなしで整理整頓がそれほど上手ではありません。

どこかが欠けているのが人間ですし、人間らしさだと思います。

よく「うちの課長は、数字は全然駄目だし、判断力もあんまり無いけど、課長の下では安心してはたらく事が出来る」という話を聞くことがあります。これはその人の人格や公平さを指しています。

部下を持つ係長・主任は、常に公平な態度を保つように意識してみると良いでしょう。

第4章 上司との関係について

次は上司の関係についてお話ししていきます。

上司とのwin-winな関係を築こう

上司 winwin

上司ができない仕事や苦手な仕事で、係長・主任できる事や得意とする仕事はあるでしょうか。

そういう場面があると思います。

そのときは、できないことをあげつらって上司を責めるのではなく、お互いを補完しあうような関係を保つことが大事です。

パーフェクトな人間がいないように、上司だからといって完璧な人は存在しません。

上司が経理が苦手な場合は、上司に分かりやすく説明できるようにすれば良いし、上司が交渉が苦手であれば代わって交渉をすれば良いのです。

これは、上司をサポートする関係性になります。

一方で、係長・主任が苦手なことでも上司が得意であったり、地位を活用しなければならない場面もあるはずです。

普段から上司をサポートしていれば、今度は自分が助けてもら場面もあります。

お互いに苦手な部分をカバーし合う事で、winwinの関係を築き、ベストパートナーになれるはずです。

そういった「上司の技術」を良い意味で盗んで、自分に取り入れてみましょう。

係長・主任までは上司に反発しても良いが、反発しない方が仕事はスムーズに進むもの

私の経験上の話しですが、係長・主任までは上司に対して反発心を持っても良いと思います。

係長・主任は管理職ではありませんので、上司に対して率直に進言したり、苦言を言うのも大丈夫です。

ただ、仕事を円滑に進めるためには、やはり上司との良好な関係を保った方が良いと思います。

結局上司は人間ですので、お互いの仕事が上手くいかなくなったり、支障が出ることになります。

もちろん、意見は意見として言わなければならない場面があるはずです。

円滑な関係を保った上で、意見すべきことや、言うべきことはきちんと発言することで、受け入れてもらえるはずです。

「ごますり」は必要ないが「会話」は必要

上司との信頼を作り上げるには、普段からのコミュニケーションです。

報告、連絡、相談とはよく言われていますが、私は一見無駄な会話も重要視しています。

「今日のスーツはバッチリきまってますね!」とか、「課長はすごいですね!」などという、分かりやすい「ごますり」ではなく、ほんの少しの配慮や気遣いがパートナーシップを築く上で良いです。

例えば上司が何か話したそうなときは、話しを聞くだけでも良いです。

その他、

・何か言いたそう、

・何かやって欲しそう、

など、上司の思いを先回りすることが大事です。

第5章 係長・主任という名の「自分」を成長させるには

最後に自己投資についてお話ししていきます。

自己投資の一歩は「読書」である

今、この記事を通して係長・主任の仕事の進め方をお話ししていますが、私が係長・主任になった当時はそういった情報がありませんでした。

ですので、係長・主任や中間管理職をテーマにした本や、ビジネス雑誌はネットで購入したり、図書館で読むなど、とにかく本を読みました。

自分を成長させる第一歩は、ズバリ読書です。

しかも、自分のお金で買うことが大事です。身銭を切ることで確実に自分の糧になります。

他にも、

・外部の優秀な人と会ったり、

・内部の優秀な人に教えを乞うこと、

・経営者の人とつながりを持つなど、

消費や浪費ではなく、自分でお金を出して、様々な自己投資があります。

ただし、価値のある人に会うには、自分にそれだけの価値がなければ会ってくれません。

なぜなら相手にとっても、「自分の時間を使うから」です。

だからこそ、自分に磨きをかけるには本を読むことに尽きます。

私が係長・主任時代にやってきた、本を読むための時間の作り方

当時の私は20代前半で完全に力量不足でしたので、とにかく必死でした。

本や新聞を読む習慣もありませんでしたので、まずはクセづけから始めました。

私が色々とやった中で紹介しますと、

・自宅トイレに数冊本を置いておく。

・寝る部屋にも本を数冊置いておく。

・通勤用のカバンに1冊必ず入れておき、昼休みの15分間本を読む。

・タブレットを購入し、dマガジンを契約。ビジネス雑誌を沢山読む。

・新聞を契約し、活字を通して世の中の情報にアクセスしやすくする。

・朝活で4時30~6時30分の2時間で本を読む。

・図書館には2週に1回通う

・古本屋には1週に1回通う

・電子書籍でも読みたい本はすぐに買う

以上をやっていました。

記事でも詳しく書いていますので、以下参考にしてみてください。

「朝活」で人生を変えよう!朝活のメリットまとめ。

10インチタブレットの購入とdマガジンで生活の何が変わるか説明するよ

以上、「係長・主任に昇進したばかりの人が覚えておきたい基本マニュアル」を終わりたいと思います。

次の記事では、係長・主任の役割や仕事など、より具体的な内容を解説していきます。

係長・主任になったら知っておきたい役割「5つのルール」

また、係長・主任の役割と仕事では、係長・主任の役割や仕事の進め方、部下、上司、リーダーシップ、マネジメントなど、多岐にわたる仕事の方法を解説しています。

仕事の進め方から、人生論まで詳細にわたって記事にしていますので、プレイングマネジャーとして困ったり悩んだりした際にお役立て頂ければと思います。

係長・主任の役割と仕事

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