冬期間になると、水回りのトラブルが急増します。
そのうちの1つに、「お風呂の蛇口から水がポタポタ止まらない!」という症状があります。
ただ、水道修理関係の企業に依頼しても、修理に手が回らず断られていることもあるそうです。
その対策として、この記事では、自分でもDIYで修理できる方法をまとめていますので、参考にしてみてください。
目次
修理前の状態
修理前の状況を見ると、蛇口のハンドル(お湯とか水などを回すところです)をしっかりしめても、蛇口から水がポタポタと落ちてきます。
水道代もバカにならないですよね。
こういう状態のときは、自分でDIY修理できるので、ぜひやってみましょう。
まずは、しっかり元栓をしめよう!
水道の蛇口を修理する前に、やっておくことは「元栓」(止水栓と言います。)を締めることです。
これをやっておかないと、蛇口から水が噴き出て大変なことになります。
今回の場合は、外に元栓がありました。
しっかり締めておきましょう。
これでバッチリです。
止水栓がどこにあるかわからない人は、以下のサイトでも場所チェックができますので、参考にしてみてください。
蛇口を分解していきます!

次に、お風呂の蛇口を分解していきます。
蛇口も色々なタイプがありますが、このタイプは昔ながらのスタンダードなもので「2ハンドルタイプ」と言います。
お湯と水を出すツマミが2つあるので、2ハンドルです。
初めに、ハンドルの上の「フタ」をマイナスドライバーでとります。
力をかけなくても、すぐにカパっととれます。
こんな感じで、カパッととれます。
外すと、ネジが見えますよね。
これを外します。
プラスドライバーでくるくる回しましょう。
ネジを取ったら、上に引っこ抜きます。
少し力がいるかもしれませんが、慣れればすぐにコツをつかめます。
次に、この部分を開けていきます。
今回は大きめのペンチを使用しましたが、「ウォーターポンプフライヤー」という工具を1つ買っておくと、水道関係の修理が楽にできるので便利です。
ホームセンターなどで1,000円~販売しています。
外れましたね。
この部分の一番下の部分(パッキン)が劣化していると、水漏れが発生します。
分かりづらいので、以下の写真に矢印を入れてみます。
この下の黒い部品をパッキンと言います。
パッキンを見てみると、ヒビが入っていたり、シワがあります。
パッキンはゴム系なので、油分や弾力性が失われれるとこうなります。
パッキンを外そう!
パッキンをとめている、「六角ナット」を外していきます。
このタイプは、ラジオペンチですぐに外れます。
ラジオペンチは100円ショップでも売っています。
六角ナットではなく、ネジの場合もありますので、その場合はプラスドライバーで外しましょう。
購入した部品は「交換用パッキン」
交換用のパーツをホームセンターで買いました。
数百円で購入できます。
左が外したパッキンで、右が新しいパッキンです。
外してみると、劣化がすぐ分かります。
取り付け完了!外したときと同じように取り付けしていきます。
取り付け完了!!
後は取り外しのときと同じように、組み直ししていきます。
後は、止水栓を開けてから水を出してみて、ポタポタと水漏れがないかチェックしていきます。
注意ポイント!「もし水漏れが直らなかったら?」
ここで、注意ポイントです。
パッキンを交換しても、水漏れが直らなかったら以下のポイントをチェックしてみましょう。
ポイント1.しっかりと工具でしめていない
一つ目の確認として、しっかりと工具でしまっていないことが考えられます。締めすぎは破損の元ですが、ゆるゆるになっていないか確認してみてください。
やはり、上の写真のペンチではなく、専門の工具「ウォーターポンプフライヤー」の方が良いでしょう。
ポイント2.パッキンの当たる部分が汚れている
2つ目は、パッキンが当たる部分にゴミやサビがあり、上手くパッキンが機能していない場合があります。
その場合は、使い古しの歯ブラシを使って掃除をします。
重曹をつけて掃除するとキレイになります。
以上、「お風呂の蛇口からポタポタ水が止まらない!水漏れの修理方法まとめ」でした!
水道のDIY修理は、以下の記事でもまとめています。