「人はなぜ働くのか?」働くことの意味を改めて考えてみよう

人はなぜ働くのか

「人はなぜ働くのか?」「なぜ働かなければならないのか?」という、ごく当たり前のことでもあり、一方では壮大なテーマ性について、この度じっくり考えてみたいと思います。

私は15年以上サラリーマンとして働き続け、もう30代になりましたが、今振り返ってみると、あっという間でした。

私が就職を考えた20代の頃は、「就職氷河期」と呼ばれた時代であり、就職先の選択肢が少なく、とにかく就職して働いて収入を得ることを優先させてきました。

タイトルにあるように、「なぜ働らかなきゃならないのか?」「自分にとって働くことの意味は何か?」ということを考えもしませんでした。

働くことに対して、疑問にも思いませんでしたし、ごく普通の当たり前のこととして受け止めてきました。

ただ、今30代になってふと思うのです。

自分の価値観にあった働き方や、自分なりに目的をもって働くことはできないのか?ということです。

その大切さを身に染みて感じます。当ブログタイトルの「サラッと生きる」という本質でもあります。

私が20代の頃は、自分にあった仕事かどうかもわからずに、生活のため、給料のためにただひたすら、ガムシャラに働いてきました。

キレイな仕事ではありませんでしたし、むしろ長時間労働で体を壊したり、半年間休みなく働き続けて、高熱を出して倒れたこともあります。

中間管理職になってからは、うつ病も燃え尽き症候群も経験しました。

もちろんマイナス面だけじゃなくて、ビジネスマンとしてのノウハウやスキルは多く吸収できたと思います。

今現在の日本社会は多様であり、色々な生き方、働き方を選択できる世の中になってきました。

サラリーマンという選択をしなくても、個人でブログを書いたり、書籍を出版したりして生活している方もいますし、ネットショップの運営でビジネスをしている人もいます。

一方では、超優秀なキャリアの人は、組織で大活躍しています。

ただ、そのような人は労働者人口のごく一部であり、私も含めて「普通」の人が大半だと思います。

学生のみなさんは、これから大学生活を終了して、就職を考える方もいるでしょうし、一方でサラリーマン生活に疑問を持ちつつも、無心でお金のために働いている人もいます。

・1日8時間以上、家庭にいるよりも多くの時間を過ごす、職場でどのように生きるか?

・これから就職を考える人は、どのように仕事を選べば良いのか?

至って普通の30代のサラリーマンの私でも、これから働くことを考える学生さんに対し、お話しできることは多いと思います。

また、同じ30代の方や、働き始めて数年経過した20代の方にもエールを送ることができます。

人はなぜ働くのか?働くことの意味や、意義は何なのか?

その見出し方も含めて、このブログで学ぶことができ、幸せな人生を送ることができたら幸いに思います。

では、まいりましょう。

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1.人はなぜ働くのか?

人はなぜ働くのか?なぜ働かなければならないのか?その根本的な考え方について、説明していきます。

まずは、日本全体の動向を示す統計から見ていきましょう。

厚生労働省の「働く人の意識と就業行動」に以下の統計(年齢階級別働く目的)がありましたので、引用させていただきます。

年齢別働く目的

統計上で考えれば、20代から30代までは「お金」を得るために働くことが優先されますが、年齢が上がるごとに「生きがいをみつける」ことに考え方が変わっていきます。

これは、私の歩んできた人生観でも同じことが言えます。

20代の頃は、働くことよりも友人との交友や趣味など「遊ぶ」ためにお金を得ようと考えていました。

私のような例はあまり多くはないと思いますが、早くから子供を授かり、21~22才で父親になっています。

その時も、家庭を支えるため、生活を支えるため、まさに「お金」のためにガムシャラに働いてきました。

そして30代になると、子供は大きくなり、手もかからなくなってきます。

そこで、自分の将来を考えたときに「自分が本当にやりたいことは何なのか?」が頭をよぎるようになるんです。

統計が表すとおり、29歳まではやりがいよりもお金。でも、30歳以上になると、生活に必要なお金も必要だけど、自分の生き方、生きがいを得るために働くことに意識が変わってきます。

グラフの生きがいをみつけるためのグラフを見ても、20代のお金思考から一転して、自分の生きがいに急激にシフトしていますので、転職を考えることもうなずけますよね。

決して、自分だけではないってことです。

1-1.給料、お金が欲しいから

給料 お金

働くことに意味を見出すために、一番わかりやすい考え方・言葉として出てくるのが、「お金」のためです。

働くことは、収入を得ること、お金を稼ぐこと、それ以外でも以下でもないという人がほとんどだと思います。

その反面、やりがいを欲しいと思う人もいますが、ほとんどが理想で終わり、現実には生活のために働いています。

今考えれば、私の両親も毎日育児と仕事に追われながら、泥沼のケンカを毎日しつつ、私を含めた兄弟を育て上げてきました。

当時の日本経済(1980年頃)は、今の時代のように、働く=多様な生き方を選択する時代ではなかったと思います。

ただ、1990年のバブル崩壊に至るまでは、日本経済が急成長している時期だったので、単純にサラリーマン=つらいにはならないはず。

以下のグラフは、日経BPnet-第1回 バブルへと突き進んだ1980年代から引用させていただきました。日本のGDP(国内総生産)の推移です。

GDPの推移

1980年代は好景気による経済成長が著しかったために、多様な生き方を望まなくても良かったのではないか、とも考えられます。

簡単に言えば、「お金」の面で将来が明るく見えていたので、猛烈に働いても見返りがあるサラリーマンの人達が多かったのではないでしょうか。

一方で現在のGDPは、520~530兆円で推移しており、少しずつ成長はしているようですが、急成長の時代は終わっていることが分かります。

サラリーマンが働くことの意味を見出そうとすると、「お金」であることは、間違いない事実だと思います。

ただ、GDPの低成長の中では、働くことの意味や意義を見出そうとする多様な社会性もアリなんだと考えます。

1-2.生活を豊かにしたいから

お金がある=物質的に生活が豊かになりますよね。

働くことでお金を得て、生活を豊かにするということは、ごく自然な考え方になります。

つまり働くことは、生活を豊かにしたいからとも言えます。

そんな中で、all about 資産運用「心の豊かさ」の条件から引用させていただくと、

経済的な豊かさについては、「実感している」「ある程度実感している」が37.5%、「あまり実感していない」「全く実感していない」が61.6%でした。3人に1人強が経済的な豊かさを実感している半面、残り2人は実感していないということです。

<経済的な豊かさを実感していますか?>
---------------------------
実感している       3.4%
ある程度実感している   34.1%
あまり実感していない   41.5%
全く実感していない    20.1%
無回答          0.9%
(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2010年版)
---------------------------

一方、「心の豊かさ」はどうかというと、「実感している」「ある程度実感している」が63.2%、「あまり実感していない」「全く実感していない」が35.8%でした。経済的な豊かさを感じる割合以上に心の豊かさを感じる割合が高く、つまりは、3人に1人強が経済的な豊かさを実感している半面、残り2人は実感していないということです。

<心の豊かさを実感していますか?>
---------------------------
実感している       11.7%
ある程度実感している   51.5%
あまり実感していない   27.7%
全く実感していない    8.1%
無回答          1.0%
(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2010年版)
---------------------------

世論の中では、経済的に豊かであっても、心の豊かさにはつながっていないことが分かります。

ここで言えることは、生活を豊かにするために働いているつもりが、結局は1/3の人は幸福感を感じられない状態にあるということです。

働くことについて、GDP低成長の因果関係と確実に関連付けることはできませんが、心を豊かにさせる働き方が必要なんだと、改めて感じることができました。

1-3.社会的に認められたい、成功したいから

人は働くことで、社会的に認められたい、成功したいという欲求を持っています。

私の場合、20代の新入社員だったころは、いつも自信がなく、オドオドしてコミュニケーションが不得意でした。

今のようにマネジャーの立場になると、ビジネスライクな交渉や話術は上手くなりましたが、世間話を中心とした会話・コミュニケーションになると、苦手意識を持ちます。

仕事ができるようになると、自分に自信が生まれ、さらに仕事で成功を収めると万能感を抱くようになります。

マズローの欲求5段階説にもありますが、人は次第に欲求が上へ上へと上昇していきます。

マズローの欲求5段階説

(引用:マズローの5段階説 – モチベーションアップの法則

人は働くことで社会とつながり、自分の欲求を満たすことができ、欲求を満たせば、さらに上の欲求を追い求めることが分かります。

1-4.日本の憲法・法律では「働くこと」について、どう考えているのか?

少し堅い話ですが、私達が住んでいる日本社会の最上位に位置する憲法や民法では、働くことをどう規程しているのか見ていきましょう。

日本国憲法第二十七条

すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。児童は、これを酷使してはならない。

(解説)

条文は国民の権利義務のみを定めたように見えるが、実際には国家にも国民が勤労の権利を行使できるよう義務を課したと言える。同条の義務規定は、主に国家の義務であると見る向きもある。勤労能力ある者は自らの勤労によって生活を維持すべきであるという建前を宣言したものであり、国家に勤労を強制することはできない。また、勤労能力があるにもかかわらず、勤労の意思なきものには社会保障は与えられない。

(引用:wikipedia-日本国憲法第27条

具体的な働き方については、労働法なりに規程されていますが、国の考え方としては、勤労意欲がある人は働かなきゃならないということです。

「人はなぜ働くのか?」という最も当たり前のようで、難しい答えが憲法にあるのではないでしょうか。

2.その一方で、人はなぜ働きたくないのか?

その一方で、働きたくない人がいるのも事実です。

ひきこもり、ニートは15~34才に60万おり、全人口の2%と言われています。

どのような人が引きこもりなのか、ニートなのかは書きませんが、私もどちらかといえば、会社員で日々消耗するよりは、自分1人でコツコツを何かをやっていたいタイプです。

引きこもり数

「働きたくない」というのは、自分にあった生き方が社会的に受け入れられないことが、実態なんだと思います。

社会的背景に問題があるんじゃないか?ってこと。

会社の価値観と自分の価値観がマッチングすれば、無駄に消耗しない新しい働き方ができるようになると思います。

2-1.人に管理されたくない、あれこれ言われたくないから

人に管理されたくない

・上司に管理されたくない。

・上司にあれこれ言われたくない

というのは、働くたくない理由の1つです。

サラリーマンになれば、1日8時間以上自由を縛られることになります。

私が就職した「就職氷河期」の時代よりも、今はSNSがネットのインフラが整っているので、会社員を体験しなくても、色々な情報を集めることができるようになりました。

以前は、情報があまりないので、「働くことは当たり前」「上司の命令を聞くのは当たり前」のこととして疑問を持たずに働いてきました。

今は、情報のインフラが整っているので、人の体験を通して働くことへの疑問や本質も見えてくるようになるんです。

2-2.コミュニケーションに自信がないから

社会で生きていくためには、コミュニケーション能力が必要です。

他人との意思疎通が柔軟にできないと、組織人としてやっていくのが難しいと思います。

先ほどもお話ししましたが、私もコミュニケーションが得意な方ではないので、会社になじむのに相当苦労しています。

私の場合は何も考えずに、飛び込んで見て、働いてきたからこそ、今があります。

数年たてば、ある程度自分のキャラクターが受け入れられてくるものです。

3.自分なりに、働く意味、働く目的を設定しよう!

働く意味とは何か?を考えていきたいと思います。

今の日本社会は心豊かではありませんが、物質的には満たされています。

雑誌1つにとっても、マニアックに細分化されたジャンルの本が店頭に並んでいます。

以前は、それほどの種類はありませんでした。

多様で色々選択できる世の中であるからこそ、「心が豊か」になるような働き方も選択する必要があると思っています。

3-1.大事なのは、両親ではなく「自分で決めること」です。

学生に1つアドバイスしておきたいのは、働く場所は自分で決めることです。

両親は、何でもいいからとにかく働くことや、安定しているイメージの組織(公務員や大手企業)を勧めてくるはずです。

私も子供がいるので、いざ大きくなったときのことを考えると、子供にそう言ってしまいそうです。

ただ、働く場所は自分で決めることが大事だと思っています。

・自分は何をやりたいのか?

・どんな業種で働きたいのか?

この2点だけは、決めておかないと30代に突入したときに、自分自身の生き方に迷いだします。

私に置き換えれば、

・安定志向だけで選択

・自分が何をやりたいのかわからなかったので、両親が勧めた会社

・全く興味がなく、好きでもない業界で働く

・もともと独立心が大きいので、安定志向・年功序列の「なあなあ体質」が合わない

と言えます。

ただ、子供が生まれ、家庭を持ち、会社の歯車にガッチリはまっていると、もう逃げられません。自分の感情は捨て去って、無心で働かなくてはなりません。

30代でそうならないように、「自分は一体何をしたいか?」を自分で考えて、自ら会社を決める必要があります。

3-2.私の働く意味は、どこに重きをおいているか紹介します

私は働く基準や、働く意味をどこに置いているかお話しします。

まず、20代の頃を思い出すと、

・あらゆる仕事で独立した時のために、知識やスキルを吸収しておくこと

・会社でのポジションを上げていき、自分で使える予算を増やし、大きい仕事を通して経験を増やすこと

以上に働く意味を見い出してきました。

一方で、30代なってからは、自分の働き方に疑問を持つようになりました。

・自分が本当にやりたいことをしたい

・苦手なことに手を出さず、得意分野を伸ばしたい

・偉くなることが人生のすべてじゃない。

以上のような考え方に変化してきました。

4.就職先はどのようにして決めれば良いか?

では、就職先はどのように決めていけば良いのか考えていきたいと思います。

4-1.多様な社会性にあるように、昔よりも多様ジャンルの仕事はあります。

昔よりも、いろいろな業界を選択できる世の中になってきました。

ネットのインフラも整ってきているので、web業界でも多種多様な働き方があります。

地方の場合は、働く場所の選択肢はまだまだ少ないですが、働く場所にこだわらず、会社の規模の大小にもこだわらなければ、自分が求める仕事を見つけるのは容易です。

4-2.自分は何が好きか?何をしている時が一番楽しいのか?

もう1つ大事なことは、自分は一体何が好きなのか?何をしている時が一番楽しいか?を考えて職業を選ぶことです。

例えば、人と話すことが好きな人は、

具体的には、会社受付、営業、アパレル販売、雑誌編集者、電話オペレーター、介護福祉士、介護ヘルパー、歯医者、歯科衛生士、カウンセラー、アナウンサー、ラジオDJなどがあります。

逆に人と話すことが苦手な人は、

製造業(パン、お菓子、機会、電子機器など)、職人、タクシー運転手、郵便配達、宅配配送業、ネットショップ、webクリエーター

以上の職業がありますよね。

自分の性格を考えて、コミュニケーション能力のあり・なしでも職業を選択する上で、判断できます。

自分は何をしているときが一番楽しいか、好きで好きでしょうがないこと、ワクワクすること、喜びに満ち溢れることを仕事にすると良いと思います。

5.それでも働きたくない時はどうすれば良いか?

とはいっても、それでも働きたいない人もいると思います。

やりたい仕事のはずなのにサラリーマンをやっていても、何か面白くない、仕事に行きたくないなど、色々な理由があると思います。

そんなときはどうすれば良いのか、考えていきましょう。

5-1.独立心が旺盛な人は、サラリーマン生活にはなじまないもの。独立までの勉強期間にする。

「独立起業したい!」という考えを持っている人は、サラリーマンが苦痛だと思います。

自分で判断して何でもやりたいし、上司のいうことも聞きたくないし、嫌いな同僚と話をするのもおっくうだと思います。

どんなに好きな職業でも、サラリーマンというのは、結局は割り当てられた仕事の1つでしかないし、判断するにもいちいち上司の判断を仰ぐ必要があります。

自分で色々と考えて仕事をやりたい!という人や、大きい仕事を自分の判断でできるようにんるまでは、長い年月がかかります。

特に年功序列の会社では、体力もやる気もなくなった頃になってはじめて役職に就くので、市場の変化についていくことができず、結局は組織を衰退させる原因になっています。

もし、将来独立起業を目指している方は、今のサラリーマンの仕事で身に着けられるスキルやノウハウは丸ごと経験が積み重なるので、いつかその日がくるまでに勉強期間だと思って必死に勉強するといいです。

将来的に役に立つのは、営業、財務経理、総務企画くらいで十分です。

営業で数字を出せるようになれば、商材さえあれば一人で食っていけることも可能ですから。

5-2.自分に自信をつけるために、知識、知恵を身につけることから始める

働きたくないという理由の1つに、自分に自信がないこともあると思います。

働くということは、仕事を通し社会とつながり、働いて結果を出すことで、自分に自信を持ちつことができます。

まずは、自分の強みを知ることです。

強みを知るためには、本を読んで知識や知恵を身に着けることです。

古本は1冊100円で購入できますし、新刊でも1000円ちょっとあれば購入できます。

本を読み、知識を蓄え、知恵を仕事に生かしましょう。

知識があるということは、それだけ自分の可能性が広がるということです。

自分に自信がない・・ことが原因であれば、とにかく本を読んでみてください。

きっと新たな可能性が開けると思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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