私が係長時代に左遷され、「うつ病」になった時に、辛い状況を乗り越える方法を書いた本です。
本書籍は、2014年に私が「係長.com」、「係長.net」、「中間管理職.net」というサイトを運営していた頃に、当時の苦しみや悩みを克復しようと書いた本です。
今回は、当時の思いや表現はできるだけそのままに、当時の苦しみやリアリティを再編集して、より詳しくお伝えできればと思っています。
また、気分の落ち込みから心を整える方法、本来の自分を取り戻す為の方法、地獄の乗り越え方などを中心に書いています。
私と同じような境遇や窮地に立たされている、係長・主任のリーダーの皆さんは、自分を見失わないよう、本書で人生がイキイキと過ごせる「きっかけ」になれば幸いに思います。
はじめに
この書籍を書いたのは、11年前の私がちょうど32歳の係長だった頃です。
企画部門の係長だった私は、長時間労働や数多くの出張、突然課長が不在のチームになったことでマネジメントにも四苦八苦していました。
そして、ついに働きすぎて「うつ病」になりました。 この頃は、転職を考えていた時期でもあります。 まさに、混沌とした30代でした。
財務経理部門に異動したものの、すぐに同じ部署に戻され「うつが再発」
私は、その後経理部門に異動し、後はイキイキと仕事をしていました。 ところが、1年ですぐに企画部門に戻されてしまいます。
さらに全てを抱え込んでしまった挙句、再度「うつ」を発症。 ちょうど、構造改革が必要な変革の時期であり、業界全体を抜本的に変えるための流れが到来していました。
また、組織には事業変革を行う旗振り役が必要でした。
「もう、自分しかいない。自分がやるしかない。」と勝手に背負い込んで、気付いたら、体も心もボロボロボロになっていました。
しかも、組織内では誰も味方になってくれる人はいませんでした。
左遷では無かったのかもしれません。でも、体を壊してしまうような、望まない人事だったと思います。 本当に地獄の日々でした。
地獄から這い上がるポイント
今回の書籍では、私の経験から地獄から這い上がる為のポイントまとめています。
具体的には、気分の落ち込みから心を整える方法、本来の自分を取り戻す為の方法、地獄の乗り越え方などを中心に書いています。
中間管理職として組織の歯車になると、自分自身の将来への漠然とした不安、昇進する度に出現するライバルの存在、リーダーシップ不全がストレスになります。
一担当者である、プレーヤーの時には考えてもみなかった「人」に関する悩みや仕事が数多く出てきます。
また、家族を持ち子供を育て、生活を維持するために多くの給料が必要となり、本当に自分のやりたいことや、本来の自分を見失う事も多々あります。(私はこのジレンマに悩まされました)
私達、中間管理職は、なかなか組織から抜け出せないジレンマを多く抱えています。 この書籍を書いた当時は、転職する人は結構珍しい存在でした。
窮地に立たされたリーダー、キャリアにつまづいたリーダーへ
2024年の現代は転職しない人の方が珍しくなりました。
30代でも40代でも、転職先に必要なスキルさえあれば転職ができるのです。
また、新入社員でも1社に勤め続ける気持ちはなく、転職ありきの就職であり、自分自身のキャリアを自ら作っていく時代に突入しています。
今後、能力やスキルの高い人は「左遷された」→「辞める」という選択肢をとることも可能な時代です。
本書を書いた2014年当時は、雇用の流動性が低いため、「辞めても働く先が無い」→「我慢して働くしかない」→「つらい」というサイクルだったと思います。
私と同じような境遇や窮地に立たされている、係長・主任のリーダーの皆さんは、自分を見失わないよう、本書で人生がイキイキと過ごせる「きっかけ」になれば幸いに思います。
キャリアは大事にしたい。でも生活も大事にしたい。
仕事を日々、一生懸命している。だからこそ左遷は悔しい。 「なぜ自分が?」 以上のような気持ちが少しでも楽になれましたら、幸いに思います。
書籍の特徴とメリット
今回、本書籍を読み進めるにあたっては、以上の方にお勧めしています。
☑ 係長で順調にキャリアを進めてきたが、突然つまづいてしまった
☑ 左遷されて、メンタルダウンしてしまった
☑ 生活のために働かなければならない「厳しさ」や「つらさ」を乗り越えた人の経験談を知りたい
以上の方に、役に立つ内容となります。
ぜひ、この書籍を活用していただき、苦難を乗り越える1冊になれば幸いに思います。
今回の書籍の発刊にあたっては、できるだけ私の経験から生み出されたノウハウや、常日頃学習してきた内容を中心に、分かりやすい表現でまとめています。
この電子書籍をなぜ選ぶべき?
本書は、30代のリーダーに向けた本であり、悩みが深い状況に特化した書籍は、なかなか手に取ることが無いのではないでしょうか?
しかも、係長時代に「左遷」され「うつ病」をした経験談を語る本はなかなか無いと思います。
だからこそ、現代の「リーダー本」が必要なのでは?と思っています。 幸い、私は就職氷河期世代であり、ミレ二アル世代でもある40代です。
30代は後輩の年代です。30代は、私も仕事や生活に悩み続けた時期でもあります。
そのような30代に人生を真剣に考え、行動し続けた経験から、何か自分の経験から伝えられることもあると思っています。
仕事や生活に悩みながらも、今後も成長をしていきたい30代リーダーに、ぜひ読んでいただきたいと思います。
本書の試し読み
本書は、アマゾンキンドルで試し読みができます。
amazonの「係長、左遷されて鬱になる」にアクセスしていただき、「サンプルを読む」をクリックすると試し読みができます。
以下の画像を参考にしてみてくださいね!
仕様・購入方法
- 著書:kindle (電子書籍)
- 本の長さ:76ページ
- ファイルサイズ:9012KB
- 出版社:イキルメディア出版
- 発売日:2024年4月21日(第4版)、2014年10月7日(第3版)、2014年9月14日(第2版)、2014年8月5日(第1版)
- 価格:99円(税込)・・kindle unlimited会員(月額読み放題 980円)の方は無料で読むことができます。
- 支払方法 クレジットカード等(amazonで購入できます) 以下のリンクから購入できます。
最後に
30代でリーダーになった皆さんの成長を支援できるように、私の経験や知見を元に本書で詳しく書いています。
30代ならではリーダー像を学び、仕事に活かしたい方や、辛いことや大変なこともひっくるめて、今後成長していきたい意欲のある方には、ぜひ本書が役に立つと思っています。
ぜひ、本書を読むことで、あなたの未来を切り開く「きっかけ」になればと思います。
\ 購入はこちらからどうぞ /