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中間管理職の男性視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
スーツの仕事は、結構お金がかかりますよね。
家計が厳しいと、なかなかスーツにもお金がかけられませんし、できるだけ安くすませたいと思うはずです。
私も同じように、スーツの仕事ではありますが、できるだけコスパ良く済ませたいし、見た目も良くしていたいと考えています。
今回は、スーツを買うための考え方や、節約方法、清潔感を維持するための方法をまとめていきたいと思います。
お金を節約しつつも、清潔感を保ち、品のある装いにするための方法をまとめていきます。
ポイントでまとめると、
ではまとめていきましょう^^
目次
スーツで節約するための考え方・捨て方
初めにスーツでお金を節約するための考え方や、捨て方についてまとめていきます。
毎日着るスーツとワイシャツ、ネクタイは消耗品と考える
毎日着るスーツと、ワイシャツ、ネクタイは「消耗品」です。
毎日着るからこそ、消耗品になるのです。
もし、スーツではなく会社から支給される作業着を着ていれば、毎日スーツを着る必要はありません。
このような場合、スーツは冠婚葬祭やパーティー、出張など特別の機会にしか着ることはありませんので、「消耗品」ではなくなります。
特別な機会で着るスーツであれば、消耗品ではなくなり、そこそこ良いものを買ってお手入れしながら、体形を維持することで長く着ることができます。
つまり、スーツは毎日着るからこそ、消耗品になります。
ここは、ポイントとして押さえておきましょう。
スーツはネイビーが一番カンタン
では、スーツを選ぶときはどんな色を選べば良いのでしょうか。
一番カンタンでオススメは、ネイビー(紺色)です。
ブラックスーツ(黒)は、雰囲気が重くなってしまいがちですが、ネイビーは爽やかさと、清潔感、重くなりすぎない感がそろっている最高のカラーです。
ちなみにグレー(灰色)は上級者向けですので、着こなしが難しいです。
着こなしを間違うと、疲れたオジサンぽくなってしまいます。
スーツ選びに困ったら、ネイビーがオススメです。
ネイビースーツを選ぶコツとしては、ストライプが太かったり、はっきりしすぎていると派手な感じになりますので、無地か目立たない控え目なストライプを選ぶと良いでしょう。
ネイビースーツは、どんな業種にも使えると思います。
スーツはオールシーズン1着を1年間着倒そう
私はスーツを買ったら、1年間着倒します。
オールシーズンで春、秋、冬に来ます。
夏はスラックスだけを購入して、ワイシャツと合わせます。
スーツは消耗品ですので、年度の始め(例えば4月1日)の前に購入し、1年後に買い替えるサイクルを作ると良いでしょう。
毎日同じスーツを着るのは、清潔感としてはNGと思われがちですが、
- ワイシャツを数種類持ち、毎日替える
- ネクタイを数種類持ち、毎日替える
- ハンカチを持つ
- スーツのホコリを毎日とる
- スラックスに折り目を入れる
以上を意識すると、清潔感は保たれます。
節約のためには、1着を1年間で着倒しましょう。
夏はスラックスだけ買って履く
夏はワイシャツとスラックスで、ジャケットが不要のシーンが多いです。
この場合は、スーツのスラックスをはくのではなく、夏用にスラックスだけを別に買っておくと便利です。
夏の期間はスーツはお休みですので、ほこりをとり、除菌消臭スプレーをし、ハンガーにかけておきます。
スラックスは消耗品です。夏は激しく汗をかくので、1枚購入してワンシーズン持たせましょう。
スラックスにクリーニング代をかけるよりも、自宅の洗濯機で洗えるスラックスを選んだ方が無難です。
クリーニング代を節約できます。
スラックスの捨て時は「膝がボコッとしたとき」
スーツのスラックスの捨て時は、膝がボコッと出てきたときです。
スラックスの美しさは、シワがなく、ベルトの下から靴までまっすぐにのびた直線状のラインです。
毎日スラックスを履いていると、だんだん膝だけが「ボコッ」と出てきます。
そんなときは、裏返しをして、ボコっとした部分に霧吹きをし、スチームアイロンをすると、直ります。
ただ、また膝がボコッとしてくるので、だんだんひどくなってきたら思い切って捨てましょう。
どんなに清潔感を保っても、膝が出ているとシルエットが美しくありませんから。
ワイシャツの色がカスレてきた時が替えどき
ワイシャツの捨て時は、色がくすんできたり、かすれてきた時です。
ワイシャツは毎日着るモノであり、消耗品ですので、高価なモノではなく安価なモノでOKです。
ユニクロやイオンなどのセールを活用すると、安く購入できます。
ただし、元々安価なGUはワイシャツの質感がおとっているので、やめた方が良いです。
エリ周りの汗ジミや、袖のシミが消えなくなって茶色くなったらすぐに捨てましょう。
汗ジミは清潔感を損なう大敵です。
ワイシャツは簡単に捨てたいので、高級なものは買わないことにしています。
スーツの色あせや型崩れも捨て時
スーツの上着の捨て時は、シワ、型崩れ、色あせで判断しましょう。
どんなに大事に着ても、毎日着ていれば1年半~2年でほころびが見えてきます。
スーツは消耗品ですので、思い切って捨てましょう。
靴下は黒一色でまとめ買いし、色が薄くなってきたら即廃棄
靴下は黒一色のモノをまとめ買いし、色が薄くなってきたら捨てましょう。
色は薄くなっていないけど、毛玉ができる場合があります。
毛玉は「清潔感がない」、「だらしがない」イメージを与えてしまうので、毛玉取り器でマメに取ります。
毛玉取り器は、クローゼットの脇に置いて置き、着替える時に手元ですぐに使えるようにしておくと便利です。
毛玉は一度でやろうとすると大変なので、気付いたときに少しずつやっておくと良いでしょう。
消耗品(スーツ、ワイシャツ、ネクタイ)の選び方
次に、消耗品としてのスーツ、ワイシャツ、ネクタイの選び方のお話しをしていきます。
自分にサイズの合うスーツとメーカー(ブランド)を決めておこう
自分の体形に合うスーツのブランド(メーカー)、サイズを決めておくと、選ぶ時間も節約できますし、買って失敗することもありません。
私は普段のスーツはイオン、青山と決めていて、サイズ感も分かります。
また下の長さの設定も決まっているので、最初に要件だけ伝えておいて微調整をすればすぐにピッタリなスーツが出来ます。
消耗品としてのスーツは、完全に体にピッタリなものは無く、肩幅が少しキツかったり、スラックスにしわが出来てしまうことがあります。
ただ、おおよそ自分に合うスーツを決めておくことと、サイズを把握しておくと何かと便利なことを覚えておきあしょう。
スーツは家で洗えるものが良い
スーツは、家で洗えるものを選ぶと良いです。
ただ、家で洗えるものはシワができたり、型崩れしがちなので、洗ったあとの干し方には注意しましょう。
消耗品としてのスーツは、最大で2年とお話ししましたが、毎回洗うと色落ちもします。
連休前に洗濯機で洗うクセを作り、普段はリセッシュで十分です。
私はメンズのリセッシュで香りが残らないものを使っています。
香りが残るタイプは、汗のニオイと混ざって気持ち悪いニオイになるので、メンズはニオイがしないタイプをおススメします。
ファブリーズメン 消臭スプレー 布用 香りが残らない 本体 370mL
ワイシャツの下は、必ず肌色の下着を着よう
ワイシャツの下に着る下着は、必ず「肌色」で「Vネック」のタイプを選びます。
肌色を選ぶ意味は、肌の色と同化させることで、ワイシャツの下からシャツの存在を消すためです。
Vネックは、襟からシャツが見えないようにするためです。
間違っても、
・丸くび(襟からシャツが見えて、みっともない)
・白い肌着(ワイシャツから透けて見えてしまい、かなりカッコ悪い)
・シャツを着ない(乳首が見えて、とてもみっともない)
以上には気を付けましょう。
ワイシャツとネクタイはセールの時だけ買う
私は、ワイシャツはセールの時だけに買っています。
私はワイシャツはユニクロと決めていて、3,990円のものが1,990円~1,290円でワゴンに移ったときに買います。
もちろん、サイズ感も決めています。
肩はスリムタイプで、夏用はボタンダウン(襟にボタンがついているもの)、春秋冬はレギュラー(襟にボタンが無いもの)と決めておき、ランダムに購入しておきます。
ボタンダウンは、ノーネクタイ時に襟が立って美しく見えますし、レギュラーカラーはネクタイを付けたときに美しく見えます。
マメに店に顔を出すと、セールを見逃さずに買うことができます。
クローゼットには15枚~20枚くらいストックしておき、古くなったら捨てて、セール時にちょこちょこ買いをしておくと、清潔感と品質を保つことができます。
ワイシャツには、なるべくお金をかけないのがコツです。
スーツを節約しながら買う方法と、1点モノの買い方
では、次はスーツを買う方法をまとめていきます。
定期積金を月1,000円にし、2年で24,000円貯めてスーツを買う
一番初めにも言っていますが、スーツを毎日着る人は、2年着倒した後に2万円で買う「消耗品」の考え方です。
ただし、お金が無いと2万円でもキツイと思います。
そこでオススメなのが、2年分を毎月に振り分けることです。
具体的には、毎月1,000円ずつ定期積金にすれば、2年ですので1,000円×24ヶ月で24,000円になります。
毎月1,000円貯めることと、一括で20,000円払うことを比べれば、それほどキツくないですよね^^
私は「定期的に買い替えが必要ならば、毎月に分けてしまおう!」という、やり方です。
時計、ベルト、バッグ、革靴、財布、コートなどの1点モノは安物を買わない
スーツ、ネクタイ、ワイシャツは消耗品ですので、それ以外の1点モノは、消耗品という考え方はしません。
なぜなら、全部を安物でそろえてしまうと、本当に「身だしなみが安っぽくなってしまう」からです。
ですので、時計、ベルト、バッグ、革靴、コートには、しっかりとお金を出し、良い物を身に付けましょう。
そして、痛んだら補修しながら維持していきます。
ちなみに、私は15年前に20万円で買っ腕時計を今も使っています。
何回か修理していて、最大で8万円くらい修理費がかかったこともありますが、一生使うつもりでいます。
最低限の生活をしながら、数年間貯めていかないと、このようなモノは買えません。
買ったら最後まで維持するつもりで買います。
1点モノは月1万円ずつ貯めれば、1年で買える
10万円する1点モノは、月に1万円ずつ貯金すれば1年で購入できます。
ただ、月1万円が厳しい場合は、月に5,000円を2年にしてみてはどうでしょうか。
これも、大きくモノを買うために、毎月に振り分けて貯めていく方法の1つです。
安いスーツでも安く見えない着こなし方法
では、次に安いスーツでも安く見えないようにするポイントをまとめていきますね^^
必ずスラックスに折り目を入れる
スラックスに折り目がなく、シワシワでダボダボ履いていると清潔感がなく、だらしない印象を与えてしまいます。
これは、どんなに良いスーツを着ていても同じです。
消耗品であるからこそ安く見えないようにするには、出かける前にスラックスに折り目をつけます。
折り目をつけるには、アイロンかズボンプレッサーがありますが、毎日アイロンをかけるのはメチャクチャ大変でした。
なので、プレッサーをオススメします。
1万円くらいのものを一度買っておけば、長年使うことができます。
プレッサーは足がついていないタイプもありますが、場所をとってしまうので、以下のように足つきのプレッサーがあると便利です。
スラックスは折り目があると、かなり清潔感があるので好評です。
ワイシャツとネクタイの柄の関係
ワイシャツとネクタイの柄を合わせるのは難しいと思われがちですが、実はそうでもありません。
例えば、私の場合はユニクロが多く、柄の主張が激しいワイシャツが多いです。
その場合は、ネクタイを無地にすれば良いです。
逆にワイシャツが無地なら、ネクタイに柄がついているものにすればOKです。
青系のワイシャツなら青いネクタイにし、緑系のワイシャツなら、グリーンのネクタイにすると良いでしょう。
同色系で選ぶと、割と簡単です。
以下のサイトも参考になります^^
清潔感があれば、何を着ても美しく見える
スーツの仕事は、清潔感があるとキレイに美しく見えます。
スーツ、ワイシャツ、ネクタイは、汗シミ、食べ物のシミ、毛玉、ゴミ、ほこりなど、汚れたらすぐにキレイにしましょう。
また、清潔感は顔周辺の美しさにも比例します。
イケメンなら何もしなくても美しいというわけではありません。
どんなイケメンでも、何もせず年を重ねれば重ねるほど、清潔感が損なわれてきます。
例えば、白髪を染める、ヒゲを剃る、鼻毛を切る、眉毛を整える、顔の毛を剃る、きちんと歯を磨くなど、顔周辺のケアをするだけでOKです。
それだけで清潔感がアップして、何を着ても美しく見えます。
体を鍛えるとスーツがカッコよく見える
もう1つは、体を鍛えることでスーツ姿がカッコよく見えるようになります。
姿勢が悪かったり、胸板が薄くナヨナヨしていると、スーツがキマりません。
まずは、ウォーキングやストレッチから始めて、徐々にランニング、筋トレに発展させていくとスーツ姿もサマになってきます。
結果、安いスーツでもスタイルが良く見えるし、筋肉質になれば胸板がしっかりして見栄えが良くなりますよ^^
以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
安いスーツでも清潔に見える方法
では最後に、安いスーツでも清潔に見える方法をまとめていきましょう。
スーツのホコリやシミはNG!気づいたらすぐに落とす
スーツのホコリやシミは清潔感としてNGです。
気づいたらすぐに落とすようにしましょう。
食べ物のシミは、ハンカチに水を含ませて少しこすれば消えます。
気づいたらすぐに処置することで、清潔感を保つことができます。
全体的なホコリは帰宅後にブラッシングすれば、OKです。
ワイシャツのエリとソデの汚れは、帰宅後すぐにハンドソープで落とす
ワイシャツの襟や袖の内側は、汗と皮脂で茶色くなります。
なかなか洗濯機では落ちません。
そこでオススメなのが、洗濯前のエリそで用の「トッププレケア」です。
洗濯前に塗っておけばキレイになります。
ただ、洗濯のタイミングがずれてしまい、そのまま1日放置して生地を傷めることがあるので注意です。
具体的には、「ワイシャツの柄が薄くなって消えかかってしまう」ことがあります。(経験済み)
そんなときは、スポンジにハンドソープをつけてこすってから、洗濯するとキレイに消えます。
ハンドソープは手洗い用として使いつつ、エリとソデの汚れも取れます。
プレケアよりも安くすませられるので、節約にもなります。
エリとソデの皮脂汚れをキレイにしておくと、清潔感がアップします。
靴下やインナーにも毛玉ができたらすぐに取る
清潔感を保つには、靴下やインナーに毛玉ができたときにすぐに取ることです。
下着は外からは見えませんが、靴下は座敷での食事の際に必ず目につきます。
そんなとき、靴下にビッシリ毛玉ができていると清潔感に欠けます。
また、スーツの脇やソデの裏側にもできやすいので、たまにチェックしておき、毛玉取り器でマメに取るとキレイです。
毛玉取り器は、100円ショップ(ダイソー)で売っているので、おススメです。
長持ちするし、高価なモノを買う必要はないと思います。
あと、電池は充電タイプの物を使えば、電池を買い替える必要もないので、長く使うことができます。
これは、ceria(セリア)で買ったものです。
髪のセットは毎日きちんとする
清潔感は、髪もポイントになります。
髪が脂ぎっていたり、フケがついていたら、せっかくのスーツも台無しです。
髪は毎日洗い、毎日きちんとセットしましょう。
また、薄毛(AGA)はストレスや加齢など、個人差はありますが、髪があった方が若く見えます。
爪は白い部分のない深爪にする
爪は白い部分が無い、「深爪(フカヅメ)」にしましょう。
爪が伸びてくると、白い部分にゴミが入って汚くなります。
深爪にしておけば、清潔です。
伸びてきたら、すぐに切る習慣をつけると良いです。
ヒゲは必ず剃る
ヒゲが似合い、きちんとトリマーしている人は清潔に見えますが、伸ばしっぱなしの無精ヒゲはあまり清潔であるとは言えません。
ヒゲは毎日剃ることをオススメしておきます。
以上、
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