言うことを聞かない部下が「みるみる変わる」課長の私がやった7つのこと

部下 言うこと 聞かない

課長の悩みの多くは、チームの「部下」です。

  • 部下が言うことを聞かず、困っている
  • 指示を聞き入れてもらえない
  • 自分の仕事を部下に振れずに、オーバーワークしそう
  • 部下とのコミュニケーションが上手くいかず、ストレスが大きい

以上のような悩みは、課長にとって大変大きな問題です。

これは、私も課長になりたての頃、言うことをきかない部下に悩んでいたことを思い出します。

でも、大丈夫!

私の経験から実際に行ってきたことを実践することで、確実に部下は言うことを聞き入れてくれるようになります。

今回は、その方法をまとめていきたいと思います。

では、早速いってみましょう!

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そもそも部下はなぜ言うことをきかないのか考えてみよう

私が課長になりたての頃、部下が指示をほとんど聞き入れないか、聞き入れたフリをして何もしないという事態に困り果てていました。

最終的に、部下が言うことを聞き入れてくれるようになるまでには、1年かかりました。

特にチームの中で優秀な部下ほど、反抗してくるのです。

私は、別の部署から新しい部署に異動して課長になったこともあり、今まで積み重ねてきた実務経験や知識が全く通用しない新しい事業分野でした。

なぜ、部下が私の指示を受け入れなかったのかを考えてみると、

☑ 優秀な部下は、実務に精通していない、何も分からない課長の言うことなど聞き入れたくないという思いがあった

☑ 優秀な部下は、自分が課長になるはずだったという悔しい思いが、反感に変わった

☑ 高圧的な態度で接してしまい、チーム内に反感を買ってしまった

☑ チームのルールを理解する前に、自分のやり方を押し付けてしまった

☑ 信頼を得るためのコミュニケーションに時間をかけず、仕事オンリーな会話をしてしまった

☑ 仕事に自信が無かったため、弱みを見せられなかった

以上の理由があったと思います。

課長の指示を受け入れない部下には、様々な理由があると思いますが、一番の理由は「課長とチームの部下との間に信頼関係が無いから」です。

逆に言えば、信頼関係を作ることで組織に対するエンゲージメントを高めていけば、部下は言うことを聞き入れてくれるようになります。

信頼を高めて、部下が言うことを聞くようになるコツ

具体的な方法が見えてきましたね。

では、以下のポイントで、「信頼を作っていく方法」をまとめていきましょう。

1.コミュニケーションで信頼を積み重ねていこう

コミュニケーション

コミュニケーションが得意な課長であれば、1年たたずに部下の心をつかみ、信頼関係を構築することができます。

たとえば、課長がおしゃべりで、部下もおしゃべりの場合、信頼関係構築のハードルがグッと下がります。

とはいえ、課長がおしゃべりであれば信頼されるかといえば、実はそうでもありません。

課長が色々とコミュニケーションをとるものの、部下がコミュニケーションが苦手であれば、会話が一方通行になります。

部下は自分から会話しようにも出来なくなるため、会話が成立しているように見えて実際は成立していないという勘違いが起こります。

反対に、課長も部下もコミュニケーションが苦手だと、さらに時間がかかります。

 私が一番苦労した部下は、元々コミュニケーションが絶望的に不得意な部下で、会話をしたくないからミスを隠すなど、仕事も顧客や内部からのクレームが多く、組織や上司へに対する不信感が大きいタイプでした。でも、3年かかって心を開かせることに成功しています。

根気強く心を開かせることにより、仕事をきちんとするようになり、徐々に周囲とのコミュニケーションも改善しています。

以上のようなコミュニケーションが苦手な部下は、部下が相談しやすい雰囲気、会話しやすい雰囲気、声をかけやすい雰囲気を意識して作ると良いでしょう。

具体的には、

  • イライラしていても顔に出さない。
  • 話題を振ってみる
  • 相手に合わせる

時間をかけて相互理解が深まることで、部下との信頼関係は徐々に強固になっていきます。

何年もかかって得た信頼関係は、なかなか崩れることはありません。

2.「発言」と「行動」に一貫性を持とう

課長の発言と行動に一貫性が無ければ、部下が信頼を寄せることはありません。

しかも、すぐに見抜かれてしまうでしょう。

例えば、

  • 部下には時間厳守を求めておきながら、自分は時間厳守しない
  • 部下には正しいことを求めながら、自分はしない
  • 報告を求めるが、自分は報告しない

以上のように、部下に対して、あれこれ求めておきながら自分は行動しないなど、発言と行動が、ちぐはぐにならないように気をつけましょう。

課長になると、部下に報告を求めますが、自分は報告し無くなる方が多いですが、それは間違いです。

上司こそ、部下に情報を出していく(報告)ことを徹底していきましょう。

一言で言うと「自らを律する」ことが、部下の信頼につながります。
部下が信頼を寄せるようになると、課長の言うことを聞くようになります。

3.信頼されない課長のタイプ

私もそうですが、今まで仕事をしてきた中で、信頼できない上司は少なからずいます。

部長、次長、課長、課長代理、係長、主任など、役職がついていても、信頼されない上司の共通点は、

  1. 自分には甘いが、部下には厳しい
  2. 自分は何もせず、部下には大量の仕事をやらせて、自分は定時で帰る
  3. 嫌な仕事を部下に押しつける
  4. 仕事をそもそもしない(新聞を読み、書類にハンコを押し、部下の書類をチェック・否定、新しい仕事はリスクがあるため避けるなど)

信頼される課長になるためには、上記のようなことをやらなければ良いのです。

4.約束を守ろう

約束

小さなことでも約束を守れない課長は、信頼を積み重ねることができません。

言うことを聞かない部下は、信頼残高が無いため、ますます言うことを聞かなくなります。

以前は、信頼残高のない課長のマネジメント方法として、部下を高圧的に命令したり、イジメや自分の立場を利用してハラスメントをすることで、部下を動かしてきました。

しかし、現代はそのようなマネジメント方法は通用しません。

ハラスメントは、パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)でR2.4.1~大企業の義務となり、R4.4.1~中小企業が義務化されます。

参考 労働施策総合推進法の改正(パワハラ防止対策義務化)について(PDF)

以上のように、部下を動かすためにパワハラをすることは言語道断な社会になっています。

そうしないためには、小さな約束を守り信頼を積み重ねていくことで、部下が主体的に動くようになり、課長の指示も聞くようにしていきましょう。

ただ、私もそうでしたが、現実的には約束を守れない場面も出てきます。

その時は、守れなかったことを認め、詫びることで、信頼残高が減らさないようにすると良いでしょう。

5.見返りを求めない愛情を注ごう

言うことを聞かない部下であっても、半年、1年、2年と年数が経つと、信頼が無くてもやがて言うことを聞くようになってきます。

それは、課長が仕事に慣れ、周囲を見渡せるようになるからです。

役職や立場に慣れてくると、次第に部下も課長の存在を認めざるを得なくなります。

ここでオススメしたいポイントは、「見返りを求めない愛情を注ぐ」ことです。

上記でお話ししたように、私の経験で「引き取り先の無い部下を、自分のチームで一人前に仕事ができるように育成した」理由は、見返りの無い愛情を注いだからです。

見返りのない愛情を注ぐイメージは、子供に対する愛情のかけ方と同じです。

  • 部下をサポートすれば、自分は慕われる
  • 部下に何かしてやったから、自分もその分見返りを受けるべき

以上のことは一切考えません。

上司は、部下に見返りを求めてはいけないのです。

見返りの無い愛情を注ぎ続け、信頼関係が構築できれば、やがてチームに大きく貢献してくれます。

ただ、現実問題として、言うことを聞かない部下に対して愛情を注ぎ続けるほど、課長は「仏」ではありません。

私の経験では、見返りの無い愛情を注いでも自分の気持ちが実は一方通行で、部下に届いていなかったり、お互いに異動し、数年後にまた部下になったときに、部下に反抗心が芽生えて衝突したこともあります。

最終的に会社を辞めた部下もいます。

結果は結果として、受け止めるしかないと思っています。

6.指示命令する部下、指示せずにフォローする部下

私は言うことを聞かせるために、指示命令をする際は、年齢にかかわらず、部下の中には2種類のタイプがあると思っています。

☑ 指示命令できる部下

・ 若手で経験が少ない場合

・ 放っておくと仕事をしないタイプ

・ 仕事に対して指示待ちで、受け身なタイプ

・ 責任感が無いタイプ

・ どちらかというと、真面目ではないタイプ

指示命令を出す部下は、以上のような部下です。

割と細かく、口うるさく接することで、仕事で成果を出すことができます。

ただし、自分の仕事が進まなくなりますので、手がかかる部下とも言えるでしょう。

とはいえ、マネジメントのしやすさから考えれば、しやすいタイプの部下です。

☑ 指示命令しなくても良い部下

・ 経験が多い部下

・ 放っておいても自分で仕事を見つけたり、能動的に仕事に取り組むタイプ

・ 責任感があるタイプ

・ どちらかといえば、仕事熱心で真面目なタイプ

以上のような部下は、口うるさく、細かく口出しすると、意欲を失います。

ポイントにしぼって、報告をさせるようにし、後はフォローに回るようにします。

営業で言えば、同行訪問でサポートするイメージです。

ただ、指示命令をしなくても良い部下は、自分に自信がありますので、マネジメントしやすいかと言ったら全く違います。

部下は仕事出来る分、課長に多くを求めてきたり、積極的に提案をしてきます。

課長自身のレベルを常に向上させていかないと、上司の言うことを聞かなくなり、マネジメント不全になることもあるので注意です。

7.部下の警戒心を解くカギは、課長の仕事への姿勢にあり

課長 姿勢 仕事

部下が警戒心を持っていると、課長の言うことを聞かないか、表向きでは聞いていても、上司に分からないように手を抜くものです。

警戒心を持たれていると、課長が言っていることを裏の裏まで考えて、歪んだ形で受け入れたり、チーム内に悪い噂を流すなど、マネジメント上不利になります。

もちろん、生産性も悪化し、業績にも直結していきます。

部下の警戒心を解き、信頼を積み重ねるためには、課長の仕事への姿勢がポイントです。

組織のピラミッドは、上に行けば行くほど人から見られ、注目され、日々ジャッジメントされています。

上記でお話ししてきたように、発言と行動の一貫性を保つことや、小さな約束を守ること、見返りの無い愛情を注ぐことなど、総合的に言えば、「仕事への謙虚な姿勢」が求められるのです。

やがて、警戒心を解いた部下は、課長の言うことを聞くようになるでしょう。

以上、『言うことを聞かない部下が「みるみる変わる」課長の私がやった7つのこと』でした。

ではまた^^

課長・管理職の役割や仕事術をまとめたページを作りました!

課長の役割と仕事術まとめ

仕事で使えるマネジメント方法や、部下や上司との人間関係、問題やトラブル解決、課題、新規事業、人材不足による長時間労働など、多岐にわたる問題にお役立ていただければ幸いです
(※この記事も掲載しております。)

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