私は今、総務の仕事から発展した、事業企画や経営企画というダイナミックな仕事をさせてもらっています。
9ヶ月前は、この仕事が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
でも、よくよく考えてみるとやりがいがあるといえば、あるんですよ。
なぜなら、自分で何でも考えて企画して仕事を作り、問題解決をし、しくじっても自分の責任、やってもOK、成功すればなおグッド、やらなくても誰も何も言えないというよく分からない職種なんです。
ただ、基本としているのは「総務部門」なので、なんだか面白い仕事をさせてもらっているような気がするんです。
総務、経営企画、事業企画的な仕事の極意についてお話ししていきたいと思います。
目次
私が考える総務の極意や面白さ、適正について
総務という仕事は、イメージよりも難易度が高い職種だと思っています。
私は営業も販売も経験してきましたが、総務的な仕事は営利を伴わないですよね。
ただ、営業部門や企画部門へ上手に話をつなげたり、間接的ではありますが、営業部門への利益貢献という仕事でもあります。
総務というのは、何が大事になるんでしょうか?
総務に適した人材は、「気がきくこと」「人のために動けること」
総務部門に適した人材をあげるとすれば、気がきくこと、人の気持ちをベースに考えて動けることであるといえます。
なぜ、総務に適した人がそうなるのかというと、自分の利益優先の人が総務で仕事をした場合、人間関係で摩擦が起きるようになります。
総務の仕事は人と人の間に入って、調整を行う仕事が中心とも言えますので、自己都合を優先する人や、人の気持ちを考えない言動や行動をとってしまう人は、総務には向いていません。
私の場合で考えると、ドライで成果主義的な仕事を望んでいますが、性格的に温厚なので総務の仕事があっているんだと思います。
この辺は、DODAでキャリア診断して自分の強み、弱み、適職を把握してみた!でも書いています。
総務部門は自社の直接的な利益ではなく、
・間接的に利益につなげられること
・人が仕事の対象になること
このような仕事が総務の仕事になります。だからこそ、人のために動ける人材は総務の仕事に向いているといえます。
総務って損なの?
総務は基本的に、利益を生み出さない間接部門です。
目に見えた数字が出てこないので、評価もされにくい職種です。これは、私が10年以上仕事をしてきてよく分かるところです。
しかも、一番悔しい思いをするのは「総務って事務だし、暇なんでしょ?」と言われるところです。
総務は全く暇ではありません。むしろ利益うんぬんの仕事ではないので、原価という考えがなく、ギリギリまで仕事を抱え込まされるのが実態だと思います。
逆に営業部門は直接利益になるので、甘い部分が結構あるものです。(この考え方は会社にもよります。)
確かに評価うんぬんの世界観から言えば、総務部門で働く人は損であるといえます。
でも、私は総務の仕事は面白いと思います。
総務が稼げるようになると、さらに面白くなる
私の仕事は基本的に総務なのですが、事業企画系の仕事がメインになってきているので、稼ぐ総務マンになってきています。
総務が稼げるようになると、実に面白いですね。
まず1点目は、営業・販売が何も言えなくなります。稼げない総務が稼いでいるので。
総務を超えた、大きい意味での「総務の仕事」ってここに醍醐味があるんだと思います。
資金調達やメーカーとの交渉がまとまっていくと、面白いように話が進んでいくので、日々エキサイティングな気持ちになってきます。
ただし、文書管理や数字面は細かく管理することが必須
ただし、総務の仕事のベースは数値面の細かい仕事や作業です。
総務の中に財務経理部門があるように、総務は数字の管理、文書管理(契約書など)です。
経営企画や事業企画はダイナミックな仕事ですが、総務は至って地味な仕事だと思います。
なので、人の気持ちが分かる人で、細かい数字の管理、文書の管理ができる人が、「総務に適した人材」です。
サラッとまとめ!
「総務」と一言でいっても、労務管理、財務経理、人事など多岐にわたる仕事があります。
そのような総務部門の仕事の極意は、
・社内の人が喜ぶこと、感謝されることが仕事のベースになっているため
適した人材は、
・人のために動けること
・数字の管理、文書の管理など細かい仕事ができること
このような人が、総務の仕事にやりがいを感じながら出来る仕事なんだと思います。
今日はなんだか固い話で締めくくりましたね。
ではまた^^