私の若い頃を思い出すと、正義感的で理想論的で甘いところがありました。
思い起こせば、新入社員だった頃の話です。
上司やベテランが若手社員をターゲットに、がパワハラやイジメを繰り返す人に疑問がありました。
なぜなら、後輩や新人に仕事をきちんと教えれば、自分が楽になるし、ほんの少しの努力で業績が右肩上がりするのに、なぜだろう?と思っていました。
私が就職氷河期時代で遭遇した職場の光景には、沢山の非合理的な疑問がありました。
☑ 後輩に仕事を教えず、ひたすらいじめやハラスメントを繰り返すこと
☑ 金を稼ぎに来ているのに、なぜ学校の延長みたいなことをするのか
☑ 何の努力もせず、立場の弱い人に怒鳴ったり、威張ったりすること
と感じる時がありました。
今は絶対にしないと思いますが、直接本人(上司)に意見したこともあります。
当たり前の正論過ぎて上司は面食らって何も言えず、後日、仕返しに今度は私がターゲットになりました。
あれから20年。
当時の思いと今思うこと、時代の考え方の違い、多くのサラリーマンの現実や私の理想を書いていきたいと思います。
10年前まではハラスメントという言葉が普及されていなかった
日本で「セクハラ」という言葉が認知されたのが、セクハラの裁判があった平成元年(1989年)です。
その後、「パワハラ」(平成13年(2001年))という言葉が生まれました。
(参考web:平成の働き方の変化(職場の問題編)~◯◯ハラスメントはなぜ増えたか~)
私が働き始めたのは平成13年ですが、当時はスマホがあるわけではないので、現代ほどネット環境が良いわけではありません。
地方ではまだまだハラスメントの認知が遅れていたと思います。
私の世代は、就職難の「就職氷河期世代」と言われていますが、「ロスジェネ世代」とも言われています。
働く場所が無く、一見高額な給料に見える派遣労働につられて働く友人もいました。
正社員で働くことができても、職場でのハラスメントやイジメ、長時間労働が多く、つらくて辞めても次の働く場所はありませんでした。
ひたすら耐え抜いて、我慢をしてきました。
現代は、ハラスメントをすれば上司が訴えられるという、世の中になっています。
それだけ労働者側の弱い立場の人が、ひどい扱いを受け続け、社会問題に発展したからなんだと思います。
私は仕事で猛烈に稼いで生活を楽にしたかった。ただしほとんどの人は惰性で働いている
若い頃は会社は金を稼ぐための場所と割り切って、クールなつきあい方をしていました。
でも仕事では、猛烈でガムシャラに行動し、仕事の結果や成果を出すことにこだわっていました。
結果や成果を出すことは、今でも変わっていないように思います。
20代の頃は「周囲もきっと同じ考えで働いている」と思っていましたが、意外とそうでもなく、ほとんどの人は惰性的に勤務し、仕事をし、働いていることが分かりました。
雇われるということはそんなものだということが理解できたのは、つい最近のような気がします。
理想を発言すれば結果を出す必要がある
私は理想を発言し、それを実現するためにひたすら必死に働き、仕事をしてきました。
組織で理想論的な主張や発言をすると「じゃあ、お前がやってみろ!」となるのが、世の常です。
大失敗したこともありますし、成功したこともあります。
発言には責任という痛みが伴いますが、それを乗り越える面白さもあります。
以上、「私は今になって思うのは、世の中を甘く見ていた所があったってことです。」でした。
ではまた^^
top image is People vector created by pch.vector – www.freepik.com
コメント
ブログ拝見させて頂きました。
大変参考になるブログです。
私自身も、会社・上司に対してサラトさんと似たような認識を持っております。
妻子いる為、すぐに辞める訳にはいかず、かといって、転職しても同じことを繰り返すだけ。
ブログ経営って悩みますけど楽しいですね!!
ザク男爵さん初めまして^^
なんとも嬉しくなるようなコメントありがとうございます。
私はブログを早く軌道に乗せたい一心で毎日書いています!
でも書くことが楽しいから・・・っていうのもあります。
お互いがんばりましょう!!