課長代理という役職は、基本的に何でもやらばければならない立場にあります。
部下がいれば仕事を依頼できますが、いなければ全て自分でやる必要があります。
今回は、部下への仕事の任せ方を解説していきます。
目次
課長代理はなんでもやらなければならないプレイングマネジャー
課長代理は管理職扱いですが、課長と違ってマネジャーの仕事に専念することができません。
課長代理は係長と同じように、自分で仕事をしながら部下のマネジメントもするプレイングマネジャーです。
ただ、異なる点は管理職であるために仕事に対する裁量があります。
だからこそ、様々な方面からの依頼を受けるため、仕事がパンク寸前になります。
部下が沢山いれば仕事の割り振りを考えたり、ヘルプを出すことができますが、いない場合は簡単な事務も自分でやる必要があります。
基本的に非常に忙しい立場です。
係長がいれば課長代理の負担は減る。タッグを組もう
課長代理の下に係長がいれば、仕事の負担は減ります。
係長の役割は、
・作業レベルの責任者
・部下をけん引するリーダー的役割
が主です。
つまり、以上は係長からやってもらうことにより、課長代理は作業レベルの責任者とリーダー的役割の仕事から解放されることになります。
その分、問題解決やトラブル処理、新規事業などの分野に時間を使えるようになります。
係長がいる場合は、お互いに信頼のタッグを組んでいきましょう。
係長の役割は以下の記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
部下の性格を把握し、仕事を割り振ろう
部下の性格を把握することで、仕事の良し悪しが決まります。
性格を簡単に2つに分けても、
・コミュニケーションが得意な部下は、営業など対人の仕事
・コミュニケーションが苦手な部下は、事務系の仕事
以上で分けられます。
中には頭が良く、色々な仕事ができるバランス感覚の優れた部下もいます。
そのような部下の場合は、飽きないように色々な仕事を与えてみることです。
課長代理に仕事の割り振りの采配がある場合は、部下の性格を知った上で仕事を与えてみましょう。
仕事を任せることを覚えよう
組織の仕事は1人ではできません。
人に仕事をやってもらうからこそ、より多くの仕事と成果が出せるようになっています。
課長代理になったら自分でやることも大事ですが、部下に仕事を任せることを覚えましょう。
一旦仕事を任せたら、係長にチェック機能をしてもらい、適度にアフターフォローをすると良いでしょう。
現場で問題が発生した場合は、すぐに対処できる体制を整えておきます。
コミュニケーションはマメにとろう
部下に仕事を任せることは、マメにコミュニケーションを取ることです。
適度なコミュニケーションは、部下の抱える仕事の問題を把握することができます。
ただ、自分で問題解決できる部下や、意欲のある部下は見守ることも大事です。
一方で、責任感があり、性格が控えめで遠慮がちな部下は仕事を抱え込みます。
トラブルがあっても、自分で対処しようとしておかしな方向に行くこともあるでしょう。
そうならないためにも、コミュニケーションはマメにとってみてください。
以下の記事では、管理職としてのコミュニケーション能力を身につける方法を詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
課長代理の役割や仕事のハウツーやコラムは、以下のまとめ記事を参考にしてみてください。
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