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30代~40代までの働き盛りの男性に向けて、男性サイドの視点で仕事や生活に役立つ記事を書いています。
本記事では、私が会社員としての仕事を辞め、フリーランスとして働くことになった際の変化をまとめています。
長年、企業の管理職として働き、独立して変わった肉体的な変化、精神面の変化について解説していきたいと思います。
前提として、
☑ 私はもともと起業志望であること
☑ 会社員はもう無理だと思っていること
☑ 役職は「組織の役割でしかなく、自分の全てでは無い」と思いながら働いていたこと
以上を念頭に読み進めていただければと思います。
目次
肉体面の変化
初めに、肉体的な変化についてお話ししていきます。
表情が穏やかになった
管理職・マネージャーとして仕事をしていた時と比較すると、「表情が穏やか」になったと思います。
理由は、会社員としてのストレスが無くなったからです。自分で鏡を見ても思うのですが、「怒りや悲しみが入り混じったような表情」は無くなりました。
振り返ってみると、職場のマネジメントの悩み、業績の悩み、上司や同僚との人間関係の悩みが無くなり、自分のペースで仕事ができることが影響しているのではないか?と考えています。
表情の穏やかさは、家族に対する安心感を生み、家庭に笑顔と平和が訪れます。
毛髪のボリュームが増えた
抜け毛がほとんど無くなり、髪の毛のボリュームが増えたことも嬉しい変化の1つです。
管理職・マネージャーの役割を全うしようとすればするほど重圧を感じ、ストレスが増え、抜け毛に影響していたことに気付かされます。
ただ、今は独立直後であり、「それほど仕事を抱えていないから、ストレスを受けていないのでは?」とも考えられます。
仕事でどんどんスケジュールが埋まっていくことで、今後どのような変化があるか楽しみです。
体力が少し衰えた
独立後の仕事にもよりますが、体力面で言うと衰えた感じがします。
管理職・マネージャーとしての働き方を振り返ってみると、いつもあちこち動き回っていましたが、独立後はデスクに座りっぱなしが原因と思います。
今でも週1回はジムに行きますが、少し不足感があるようです。
今後は、仕事をしながら適度に体を動かす必要があると思っています。
全体的に健康を取り戻した感がある
会社を辞め、管理職という肩書が外れた瞬間に、健康を取り戻した感触があります。すこぶるとは言いませんが、会社員の時よりも全体的に体調が良いと感じます。
私は管理職(経営層やマネジメント層)に向いている人間と思っていましたが、無意識でストレスを抱えていたと思われます。
ここで「ハッ!」とした方は、管理職に向いていない人が解説されていますので、参考になると思います。
▼管理職に向いていない人の特徴と見極める方法|向いていないと感じたときの対処法
精神面の変化
次に精神面の変化をお話していきます。
肉体面の変化よりも、精神面の変化が特に大きいと感じています。
「憂鬱さ」を感じなくなる
会社のオフィスに向かう出勤時の憂鬱な気分は、新入社員の頃も、管理職やマネジャーになっても同様に感じていました。
私は起業志望だったために、特に大きな憂鬱を感じていたと思います。
ところが、会社を辞めてフリーランスになった瞬間に、憂鬱な気分を感じることが無くなりました。
特に日曜日の夕方頃に強く感じていた「月曜日の憂鬱」がゼロになったと同時に、むしろ早く仕事したいという気持ちに変化しています。
以下の記事を書いていた時は会社員でしたので、しんどい気持ちを何とかしないと・・と思いながら記事を書いていたように思います。
「思っていることを表現できる」自由さを感じる
フリーランスになってみて良かったことは、自分が思ったこと、感じたことをきちんと表現できるようになったことです。
会社員の場合、職場の人間関係やしがらみを抱えていますので、SNSなどの情報発信にセーブしている自分がいました。
それが、独立を機に表現ができるようになり、精神面の縛りがなくなったと感じます。何よりも自由を感じます。
私にとって、一番の大きな出来事と思います。
前向きでポジティブな自分がいる
1日の中で浮き沈みが無く、ポジティブな自分を実感しています。
会社員の自分に心をとらわれることが無くなったため、前向きになってきたのだと思います。
ここまで自分をポジティブに感じることは久しぶりで、学生の頃を思い出します。
肉体的、精神的なポジティブ変化を支える要因
以上、感じたことをまとめてくる中で、私は独立をして本当に良かったと思っています。
ただし、決して独立を全ての人にオススメするわけではありません。会社員として働くことが向いている人も数多くいます。
今回の肉体的、精神的なポジティブな変化を感じた要因としては、「補完している部分」があってこそと感じています。
なぜなら、何も考えずに丸裸で独立の世界に飛び込むことは、それなりにリスクがあるからです。
そのポイントを掘り下げていきましょう。
半年以上、生活が可能となる貯金を貯めておいたから
精神面の安定を得るためには、生活を維持するだけの資金が必要です。
私の場合、半年以上生活できる資金を貯金していたので、独立に踏み切れたと考えられます。
この期間の中で売上が立ち、売上の回収ができれば生活を維持できることが可能と判断しています。
逆に言えば半年分生活できる貯金が無ければ、当面の生活が維持できないため、精神的にも不安定になったと言えます。
営業で取引先を拡大していったから
私は、会社員時代に独立を想定していたため、プライベートで営業し、取引先を拡大していきました。
特に既存の取引先とは、信頼を得られるような仕事をしていたため、独立の後押ししていただいたことも大きいです。
「信頼を得られるような仕事」とは、
☑ 納期よりも早く納品する
☑ 困ったことがあったら、すぐに相談する
☑ 相手からのビジネスチャットのレスポンスを早くする
☑ 仕事のクオリティ(品質)とスピードを比例させる
以上を意識していました。
また、既存の取引先も、すでに独立している先輩にあたりますので、私が独立すると言った際に歓迎されと応援すると言われています。
取引先との協力体制が組まれれいると、精神面でかなり安定します。
営業 → 高い成果 → 困った時は助ける(その瞬間は儲けようと思わない) → 信頼 といったサイクルが大事だと思います。
業務遂行能力や経営スキルに自信があったから
元々、仕事のスキルはあり、マルチタスクで仕事を進めることや経営面のスキルを会社員時代に身に付けてきました。
「自分の腕で何とかなる!」という自信があったからこそ、精神面でも安定していると思っています。
仕事の能力は、フリーランスとして仕事をしていく上でかなり大きいです。
採用してマネジメントし、人に任せる仕事では無く、自分の能力が仕事に直結するからです。
ただ、ここで慢心してしまうとNGと思っています。
特定のジャンルにとらわれず、様々な学習を継続することで、より精神面でも経営面でも安定すると思います。
この記事を書いた人
「生き方」×「働き方」を学び未来を切り開くwebメディア「イキルメディア」の運営者。金融機関や企業の経営企画マネージャーを経て、起業。webメディア運営や出版などを通じてキャリアアドバイスをするなど、事業に邁進しています。
▼管理職が仕事を辞めたときの変化は、ご理解いただけたでしょうか?次は、「転職するか、独立するか」を学んでいきましょう!