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中間管理職の男性視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
今回は、マルチタスク能力の身に付け方を8つに分けて解説してきます。
マルチタスクのスキルは、ビジネスマンにとって非常に役に立ちます。
ぜひ、本記事で身に着けていきましょう。
目次
マルチタスクスキル・能力を身に付ける方法
マルチタスクスキルを身に着けると、日常業務を行いながら、複数のプロジェクトや新規事業を同時並行に進めることができるようになります。
ビジネスマンとして、より大きい成果を上げることができるようになります。
優先順位をつける
マルチタスクスキルの能力を身に着けるためには、優先順位をつけて仕事を進めることです。
仕事の優劣をつけず、順番通りに仕事を進めても良い結果に結びつくとは限りません。
仕事の優先順位のつけ方としては、
- 締切日の早い順に手をつける
- 緊急度の高い仕事から始める
- 前倒しで仕事を行う
- 「やりたくないな。」と思った瞬間に手をつける
以上を意識して仕事をしてみてください。驚くほど仕事がサクサク進み、「仕事が遅い」と言われることはまず無くなります。
徹底してスケジュール通り動く
マルチタスクスキルで大事なことは、徹底したスケジュール管理と運用です。
優先順位を頭に入れながらも、スケジュール通りに仕事を進めることで仕事はサクサク円滑に進みます。
一旦スケジュールを決めたら、何も考えずにその通りに行動を起こします。
ただし、仕事のボリュームによって、数日ずれたとしても、行動を起こしていれば良しとしましょう。
一番のNGは、「何も行動を起こさないこと」です。
時間を絶対にムダにしない
マルチタスクのスキルの3点目は、時間をムダにしないことです。
株式会社 識学の「残業に関する調査」によると、日本の企業の2人に1人は、「残業をするためにダラダラ仕事をしている社員がいる」と回答しています。
参考 PR TIMES -【残業に関する調査】残業するため“ダラダラ仕事をする人”がいる…49.7% 残業している方が稼いでるのでは?…「そう思う」65.7%
どこの職場でも残業体質の人は見かけますが、生産性が低く、無駄に時間を過ごしていることが多いようです。
マルチタスクスキルを身に付けたい方は、「絶対に時間をムダにしない」という気持ちを貫いて仕事をしていきましょう。
マルチタスクと残業体質は、まったく逆の存在です。
実際により多くの仕事を同時並行に行ってみる
マルチタスクスキルを身に着けるためには、実際により多くの仕事を同時並行に行ってみましょう。
仕事の優先付けや徹底したスケジューリングを意識しながら、同時に複数の仕事を走らせるイメージです。
少しずつ進んでいる感覚があれば、マルチタスクとしては機能しています。
まずは、2つくらいの仕事を同時にやっていきましょう。
問題なく仕事を進めるようになったら、少しずつ増やしていきます。
整理整頓
マルチタスクスキルは、整理整頓の環境を作ることで効果を発揮します。
日常業務とプロジェクトなどの業務を複数同時に行うときに、書類などが整理整頓されていないと、仕事が円滑に進みません。
また、集中力を高めるためにもデスク回りは常にキレイにし、目に入る余計な情報を排除すると良いです。
ぜひ、整理整頓を意識していきましょう。
仕事を細分化して部下や同僚に依頼する
自分でマルチタスクを行いながら仕事をすることで、より多くの仕事を同時並行に行うことができますが、1人ではどうしてもこなせない量の仕事が発生します。
その場合は、「自分自身のマルチタスク」から「チームのマルチタスク」を意識します。
チームのマルチタスクを進めるには、
✅ 仕事を細分化し、部下や同僚に依頼
✅ 締切日を設定
✅ 進捗を管理
という進め方をしていきます。
管理職でなくても、同僚にお願いすることでマルチタスクができますので、自分でこなせない量の業務が発生した場合、ぜひトライしてみてください。
ダラダラ働かない
前項でも、残業をするためにダラダラ働いている人について解説していますが、マルチタスクを目指す人は、ダラダラ働いている人と同じように働くことはNGです。
ダラダラ働いている人の特徴として、
✅ 机の上が汚く、常に物があふれており、整理整頓ができていない
✅ 自分では、何がどこにあるか把握していると言うが、資料を探すと時間がかかる
✅ いつでも「忙しい」を連発する
✅ 時間のコントロールができず、残業体質である
ダラダラ働くことは、生産性が低く、無駄の根源です。
家事や子育てはマルチタスク能力が鍛えられる
私は身をもって経験してきましたが、家事や子育てはマルチタスク能力を身に付けるための方法の1つと思っています。
例えば、料理をしながら小さい子供の面倒を見つつ、同時に洗濯をたたむこともマルチタスクです。
一瞬の合間や待ち時間に、別のことをして少しずつ進めていきます。
家事や子育ては、日常生活で何度も何度も繰り返すことになりますので、必然的にマルチタスクが出来るようになります。
実際に反復練習してみよう
以上でお話してきたことを頭にイメージしながら、実際にマルチタスクを反復練習してみましょう。
マルチタスクスキルは反復練習することで、身に付きます。
反復練習のイメージとしては、
- 日常業務で電話が入ったり、緊急の仕事が入った場合は一旦手を止めて緊急の仕事をする
- 緊急の仕事が終わったら、日常業務を進める
- 電話や来客、チームメンバーから相談があったら、また手を止める
マルチタスクができるようになると、目の前の仕事がストップしてもイライラしてきません。
逆に言えば、マルチタスクのイメージが出来ていないと、イライラしてきます。
「少しずつでも仕事が進んでいる」という感覚こそ、マルチタスクにとって大事な感覚です。
この記事を書いた人
「生き方」×「働き方」を学び未来を切り開くwebメディア「イキルメディア」の運営者。金融機関や企業の経営企画マネージャーを経て、起業。webメディア運営や出版などを通じてキャリアアドバイスをするなど、事業に邁進しています。
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