会社員の傍ら、ライター活動をしているひじき(@hijiki306)です。
女性の視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
主婦の皆さまは、あらゆる時短テクニックを駆使していますよね。
朝起きたら家族の朝ご飯、簡単な掃除、通勤時間、8時間拘束される仕事、帰ってきてからの夕飯作りに子ども達のお風呂……。
1日は24時間じゃ足りないと多くのママさんが思っているはずです。
自分時間がないと精神的に余裕がなくなり、最悪の場合うつ症状が出てしまう可能性だってあります。
そこで本記事では仕事と家庭を両立して頑張っているワーママへ向けて、自分時間をつくり日々のストレスを減らす方法についてお伝えします。
- 「毎日時間に追われてイライラカリカリしてしまう……」
- 「時間と心に余裕を持って機嫌のいいママでいたいのに」
- 「自分だけの時間を確保してリフレッシュしたい!」
そう思っている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
時間がないワーママは「時間を可視化」しよう
単に「時間がない」というのではなく、なぜ時間がないかを考えてみましょう。
24時間のなかで、自分が使った時間を可視化して書き出してみてください。
たとえば、以下のような感じです。
使っていた時間-価値の低い時間=やりたいことに使う時間
自分が一番やりたいこと・時間を使いたいことを決めて、優先度の低いことをスパッとやめてみましょう。
自分にとって大切なことは何か明確になれば、やりたいことに使う時間がどれだけ必要か見えてきます。
時間の引き算は「何をやるか」よりも「何をやらないか」を決めることが大切です
自分にとって何が大切なのかという価値観を定義しておくと、やりたいことに使う時間が見えてきますよ。
ワーママの時間がない原因はグルグル思考のせい?
グルグル思考とは、ネガティブな経験が頭の中を思い出し、ずっと悩んでしまう考え方を指します。
ワーママのストレス解消のコツは「思考を休めること」です。
頭の中で様々な思考がグルグルしていると、大切な時間を溶か
してしまいます。
育児、家事、仕事の3つをこなさないといけないのに、グルグル思考によって自分の休む時間が奪われてしまうケースは多いです。
思考が休まらないと、実質以上に忙しく感じて疲れてしまいます。
グルグル思考を治す具体的な対策は、以下を参考にしてください。
☑ 趣味などに没頭してストレスから気持ちをそらす
☑ 信頼できる友人・家族に話して言語化する
☑ 自分の「思考パターン」を知る
「自分時間がなくて嫌だ」、「もっと時間にゆとりのある生活をしたいのに、なんで私はこうなのかな」と不毛なイライラやマイナス思考をしてしまうのは、思考の癖でもあります。
頭の中で考えるとき、同じパターンで考えることがあれば「あ、またこの考えをしている」と客観的に見て、グルグル思考をやめる練習をしてもよいでしょう。
頭の中でずっと考え事をするのは、脳のリソースを使うのでドッと疲れてしまいます。
自分自身が陥りがちな思考パターンを知ると、追い詰められた心が楽になりますよ。
ぜひ試してみてください。
ワーママが自分時間を確保する具体的な方法6選
こちらの項目では、筆者の体験談を元に自分時間を確保する方法についてお伝えします。
- 時短家電をフル活用する
- 子どもを預けて1日オフの日をつくる
- 家事代行サービスを利用する
- 宅配サービスを利用する
- 時短勤務制度があるなら利用する
- 思い切って転職をする
自分時間がなくて、ストレスを抱えているママさんは参考にしてください。
時短家電をフル活用する
ワーママは、仕事から帰ってきてからが時間との勝負ですよね。
「家が片付いていないのはストレスになるし、かといってきれいにする時間もない」
「夕方は家事をする気力がないけど、夜のうちにやっておかないと朝起きて絶望する……」
そんなときは思い切って時間家電をフル活用して、家事する時間を減らしてください。
実際に筆者が第一子の育休から社会復帰したとき、以下の家電を導入しました。
- 食洗機(賃貸のため、据え置きタイプ)
- ロボット掃除機
- ドラム式洗濯機
- ハンドブレンダー
- 電気調理器
- ホットクック
食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯機は、時短家電の代表格ですよね。
ハンドブレンダーはみじん切りをする際に時短になるし、ホットクックはスイッチを押してほったらかすと料理ができあがる優れものです。
時短家電は値段が高くすべて揃えるのは悩んだし、特に食洗機を購入するのをためらっていました。
しかしご飯を食べ終わった満腹の状態でお皿を洗うのは結構しんどいし、お皿の水滴を拭いて食器棚へ戻すことはめんどくさいと感じていたので、思い切って購入!
時短家電を使うと、もう元の生活には戻れません!
家事にかかる時間を上手に時短して、ママの負担を少しでも減らしてみてください。
子どもを預けて1日オフの時間をつくる
パパや自分の母、義理の両親に預けられるのであれば、子どもを見てもらって自分時間を確保しましょう。
しかし、パパが仕事や実家が遠く気軽にお願いできない人もいるでしょう。
そのような場合は、行政が運営するファミサポや預かりサービスを利用してみてはどうでしょうか。
筆者も現在、第二子の育休中で月に2回程度、預かりサービスを利用しています。
自分時間が作れないことがストレスになっていたので、内閣府が運営する企業主導型保育園の一時預かり保育事業を利用していますよ。
自宅からは少し遠いですが、育児のプロに任せられるし、家族に頼んで気疲れや不安を感じる心配がないのでとても助かっています。
子どもを預かってもらっている間に、カフェでゆっくりコーヒーを飲んだりライティングをしたり、とてもよい息抜きになっています。
住んでいる自治体のファミサポを検索して、よいサービスを利用してみてください。
家事代行サービスを利用する
サービスを知ってはいるけど、利用したことがない人がほとんどではないでしょうか。
会社のサービスによって異なりますが、一般的には以下のような「日常的におこなう家事」を依頼できます。
- 料理代行
- 掃除代行
- 洗濯・子どもの送り迎え・郵便物の受け取り等
一方で、依頼できない内容は「専門性が求められる作業」です。
エアコンのクリーニング、洗濯機の内側の掃除、フローリングのワックスがけなどは専門業者がおこなう作業のため、家事代行サービスの中には含まれません。
家事代行サービスにかかる料金の相場は、以下の表をご覧ください。
基本料金(1時間あたり) | 3,000~4,500円 (1回あたり2時間6,000円からが一般的) |
スタッフ交通費 | 700~1,000円 |
延長料金(30分単位) | 約1,500円 (30分単位が一般的) |
スタッフ指名料(1時間あたり) | 無料~約500円 |
【引用 :Life Huggur |2023年家事代行サービスの価格・料金相場を知る】
日常的に利用するのは高いと感じる人は、年末のお掃除時期に利用するのも良いでしょう。
快適な生活の維持や自分時間の確保のため、家事代行サービスの利用を選択肢に入れてみてください。
宅配サービスを利用する
料理がめんどくさいと感じる人は、食材の宅配サービスを利用することをおすすめします。
筆者がおすすめするのは、ヨシケイのシンプルミール(冷凍弁当)です。
【引用 :つくる人から笑顔に|YOSHIKEI】
仕事から疲れて帰ってきた日は、とにかく包丁もまな板も使いたくない…。
そう思い、レンジ加熱4分でサッと食べられる冷凍弁当を選びました。
ヨシケイのシンプルミールは、1食あたり約377円。コスパ優秀でおいしい冷凍弁当です。
ヨシケイを利用すると「今日はご飯を作る気力がないから外食かUber Eats!」という選択肢がなくなるので、食費が高くなるのをおさえることもできますよ。
「今日の夕飯なに作ろう……」という献立を考えるストレスからも解放されるので、一度試してみてください!
短時間勤務制度があるなら利用する
働いている会社で、短時間勤務制度があるなら利用しましょう。
24時間という限られた時間を、どのくらい家族時間や自分時間にあてられるかは、人それぞれ。
家庭と仕事の時間配分は、子どもの年齢によって大きく変わってきますよね。
筆者は第一子の育児休業から復帰後、悩んだ末に短時間勤務を選びました。
最初は給料の約2割がカットされるので家計に響くと思いためらっていましたが、時間にゆとりができると心に余裕が生まれ、イライラが減りました。
フルタイムのときは時間に追われすぎて、子どもに対して「早くして!」と言うのが日常茶飯事でした。
勤務時間を9時から16時へ変更すると、多少時間に余裕ができて「早くして!」と言うことが減りました。
そのとき、時間の余裕=心の余裕につながると痛感したのです。
しかし、短時間勤務は他の社員への負担や評価面(キャリアアップに響かないか)、時間が短くなったとはいえ仕事量が変わるわけではないなど、様々な葛藤があるかと思います。
家庭や職場、自分のキャリアのバランスを考え、短時間勤務を選択することを考えてみてください。
思い切って転職をする
「今の職場では家庭との両立が難しい」
「もっと子どもと向き合いたい」
そう感じるなら、転職を視野にいれてもよいでしょう。
家から近い職場に変えたり、リモートを取り入れている企業へ転職にしたりするのもよいですね。
ワーママ専門エージェントのQOOLキャリアがおこなった、ワーママ309名を対象にしたアンケート調査での「転職を考える理由ランキング」では以下の結果になっています。
- 1位:子育てで働きづらさを感じたため(25.9%)
- 2位:復職後、やりがいを感じられなかった(16.5%)
- 3位:子持ちの状態でキャリアアップが見込めなかった(15.5%)
- 4位:通勤時間が長い(12.9%)
- 5位:時短勤務ができない、継続できない(8.4%)
子どもがいるママさんの理由ナンバーワンは「子持ちで働きづらさを感じたため」が1位になっています。
【引用 :QOOL|ワーママ転職のプロが解説!注意したい転職の進め方とタイミング】
家庭と仕事のバランスを考えながら、自分のキャリアを考え直すきっかけにもなるでしょう。
ワーママの転職活動は、エージェントの活用や求人情報をこまめにチェックしてアンテナを張っておき、自分に合った求人が出たら即応募するとよいでしょう。
ほかにも、転職活動をするコツは以下のポイントをおさえておいてください。
- 転職の優先順位を考える
- 女性の人数や産休・育休取得の数
- 家族の理解やサポート
- 多様な働き方をしている企業を探す
- 業種で絞るのではなくワーママに優しい会社を選ぶ
- 自分の強みを整理する
働くママの転職は、時間との勝負です。
できるだけ少ない時間で転職成功できるよう、しっかり準備をして取り組みましょう。
時間をうまく作って「機嫌のいいママ」でいよう!
時間がないと、心の余裕もなくなりイライラしてしまいます。
心の余裕がないときは、情緒が不安定になりネガティブな思考になってしまいます。
逆に時間に余裕ができると、心の余裕もできて家族に対してニコニコ接してあげられますよ。
子どもがいると、自分のやりたいことやリフレッシュに使う時間が少なくなりますが、どうにか工夫して24時間を使わなければいけません。
今回の記事を参考に、仕事と家庭のバランスを考えて自分時間を確保し、毎日機嫌のいいママでいられるよう努めてみてください!
この記事を書いた人

沖縄生まれ沖縄育ち。会社員×webライター×二児ママ。本業では企業の経理・総務・食品加工の業務経験あり。在宅ワークに興味を持ち、第二子育休を機に副業でwebライターを開始。ワーママの視点から、働く女性のためになる情報を発信中。目標は副業が本業収入を上回ること!