会社員の傍ら、ライター活動をしているひじき(@hijiki306)です。
女性の視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
「新人でもないのに、仕事でミスを連発して落ち込む」
「なんだか最近やたらミスが目立つ……」
「本来の自分はこうじゃないはず!ミスが頻繁に起こる原因はなんだろう」
そのような悩みを持っている社会人の人はいませんか?
確かに、社会人になって何年も経つのにミスが連発してしまうと落ち込み、自己嫌悪になってしまいますよね。
そこで本記事では、ミスを連発してしまったときの原因や対処法について、筆者の体験談を交えて解説します。
「ミスばかりして仕事への自信がなくなっている」、「もうミスを起こしたくない」という人は、ぜひ参考にしてください。
目次
仕事でミスを連発するときのメンタル維持
結論から言うとミスは誰にでも起こります。しかも、ゼロにするのは不可能です。
仕事でミスをすると、自分を責めてしまい、ストレスが溜まってしまいますよね。
「能力不足が恥ずかしい。」、「また間違いを指摘され、やり直しと言われたらどうしよう。」そう思いながら仕事をおこなうと、あなた自身のスキルが発揮されません。
その悩みが、ミスを繰り返す悪循環になってしまう可能性もあります。
落ち込んでしまったときは、「気持ちの切り替え」が大切です。
例えば、以下を参考にしてください。
- 成長の過程だと思う
- こんな日もあると切り替える
- 自分が思うほど、他人は自分に興味を持っていないと考える
- ミスが続くときは、スピリチュアルも関係している
ミスが続くときは「今日は少し集中力に欠ける日」と気持ちを切り替えることが大切です。
加えて、スピリチュアルの観点から見るとミスが続くときはエネルギーが乱れているサイン。
ケアレスミスが続いて悩むときは、「エネルギーが乱れているんだけだ!」と考えるだけでも心が軽くなりますよね。
失敗が続いても、自分を責めずにサッと立ち直るポジティブな気持ちが重要です。
仕事でミスを連発する人に多い特徴4選
ミスを連発する人には、以下の5つの特徴があります。
① ミスをずっと引きずって切り替えられない人
② 「言った」、「言わなかった」が多い人
③ メモをしない&マニュアルをつくらない人
④ パソコンのデータ整理ができない人
自分自身に当てはまる特徴がないか、確認してみてください。
① ミスをずっと引きずって切り替えられない人
起こってしまった事実を引きずってしまい、切り替えがうまくできない人はミスが多いです。
切り替えが上手いと失敗を素直に受け止めることができますので、集中力が高く維持できるため作業効率が高くなります。
「切り替えが大切なのはわかるけど、簡単にできないから悩む………」そう思う人もいるでしょう。
そのような人は、心理学のツァイガルニク効果で気持ちを切り替えてみてください。
ツァイガルニク効果の意味は以下の通りです。
- 継続している事象に対して、記憶を維持する
- 人は一件落着した事実を忘れる
終わった業務は思い出せないけど、未完成の仕事やプロジェクトは記憶に残っているような状態を指します。
ミスを連発し、落ち込んでしまって切り替えられない人は、自分のなかでその事柄を一件落着できていないのが原因です。
「上司に怒られた件を家に帰っても引きずっている。」、「大きな失敗をして忘れられない。」など、起きてしまった出来事を自分の中で一件落着するには、以下を試してください。
- 失敗した原因や理由を3つ考える
- 良かった点を3つ、悪かった点を3つ書き出す
フィードバックすると自分ができる術は他になくなるので、自分のなかで一件落着できてうまく切り替えられますよ。
②「言った」「言わなかった」が多い人
ビジネスの場面で発生する「行った」、「言わなかった」という水掛け論争があります。
口頭でコミュニケーションをとる際に、「言った・言わなかった」が、原因でミスやトラブルが発生してしまいます。
そのようなトラブルが発生する原因は、以下の3つが挙げられます。
- 認識のズレ
- 記録をしていない
- 伝え方があいまいで断言していない
やりとりを記録に残すと「言った・言わなかった」のトラブルを防げます。
仕事のミスを減らすチェックリストを作成し、情報を記録することで、再発防止に努めましょう。
③ メモをしない&マニュアルをつくらない人
仕事内容やミスが起こった事例を記録に残さない人は、同じ失敗を起こしやすく作業効率も悪くなります。
話を聞くときにメモを取らないのは、失敗しがちな人に共通します。
失敗したくない人こそ、上司の伝言をメモし記録するよう心がけてください。
④ パソコンのデータ整理ができない人
デスク周りとパソコンのデータを整理整頓できていないと、ミスが起こりやすいです。
「あれ?あの資料どこいったかな……」と探すのは時間のロスになり、どれが最新のデータかわからなくなります。
筆者も新卒2年目まではパソコンのデータ整理が苦手で、データ整理の重要さに気づいておらず、デスクトップ上にたくさんのフォルダがありました。
そのような結果、同じような資料を何個も開いて、あれこれ考えると集中できなくなり、請求書の数字を間違えるミスをしてしまった経験があります。
失敗を防ぎながら業務を行うには、身の回りの整理整頓だけでなくパソコンのデータ整理も必須です。
仕事でミスを連発しないための対処法
新人でもないのにミスを連発してしまい、自己嫌悪に陥ってしまう………。
会社で働いていると、そのようなときは誰でもあり得ることです。
ミスをゼロにすることは不可能なので、事前に対処しておく必要があります。
こちらでは、仕事でミスを連発しないための対処法を5つ解説します。
① ミスが起きたらすぐに報告する
② 私生活を見直す
③ メールや資料の最終チェックは音読する
④ 休みをとってリフレッシュする
⑤ 仕事の流れをシミュレーションして書き出す
では、一つずつ解説します。
① ミスが起きたらすぐに報告する
仕事でミスをしたときは、すぐ上司や先輩に報告しましょう。
自己判断で行動すると、一つのミスが大きな損失になる可能性があります。
職場でのミスが起こるのは仕方がないことですので、報告のタイミングは早いほど良いです。
上司や先輩へ報告するときは、簡潔に伝えるようにしてください。
その場合、言い訳しながら伝えるのは絶対にNGです。
ミスを真摯に受け止め対処しようとする姿勢は、上司や先輩からの理解や評価を得られやすいですよ。
② 私生活を見直す
ミスを連発してしまうときは、私生活が乱れていないか考えてみましょう。
私生活が乱れ不健康な過ごし方をしていると、ケアレスミスが増えてしまいます。
具体的に、以下のように私生活を振り返ってみてください。
- 暴飲暴食をしていないか
- 夕食のあと深酒していないか
- 睡眠時間が短くないか
- 朝食を抜いていないか
私生活が乱れていると、仕事で良いパフォーマンスは発揮できません。
不規則な生活を送っている自覚がある人は生活リズムを整え、万全な状態で仕事に取り組みましょう。
③ メールや資料の最終チェックは音読する
メールや資料の誤字脱字が多い人は、最後に出来上がった文章を音読して確認する方法がおすすめです。
メールの宛名で「中田」、「仲田」などの誤字はやりがちで、万が一間違うと非常に失礼にあたります。
また、作った資料を誤字脱字が原因でやり直しと言われるのは、心が折れてしまいますよね。
出来上がった資料は目視だけではなく、最後に声に出して音読すると誤字脱字に気づけますよ。
最終チェックを音読に変えるだけで誤字脱字がグンと減り、上司からの指摘も減るのでぜひ実践してみてください。
④ 休みを取ってリフレッシュする
ミスを連発する原因は、ただ単に休みが必要なときもあります。
余裕がなくなると視野が狭くなり、いつも気づけるはずのミスに気づかなくなってしまいます。
そうなる前に、適度に休むことは大切です。
忙しくて休みをとる暇なんてないよ!と思う人は、以下を参考にリフレッシュしてみてください。
- 自然に触れ非常体験でリフレッシュ
- 5分だけ瞑想をする
- いろんな場所に移動してみる
ただ単に遠いところに行くのではなく、いろんな場所に移動してみるのもリフレッシュに該当しますよ。
朝日新聞調査によると、行ったことがない場所に行くなど、探索の度合いが高い日はより幸せを感じるというデータが出ています。
【引用 :「人は移動するほど幸せを感じる」という研究成果 「遠出するとスカッ」は本能かも:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)】
知らない街を歩いたり新しいお店を覗いたりするだけでも、気持ちが晴れてリフレッシュにつながります。
普段の生活にぜひ取り入れてみてください。
⑤ 仕事の流れをシミュレーションして書き出す
業務の流れを頭で整理して紙に書き出し、それを見ながら仕事をおこないましょう。
仕事をおこなうなかで書き出すのはとても重要です。
書くと思考を整理できて、今日やるべきことが明確になるからです。
タスク管理をおこない、やるべき業務を紙に書き出しておくと頭で覚える必要がなくなるので、作業の効率アップや作業時間の短縮にもつながります。
仕事でミスが連発しても引きずらない!成長の糧にしよう
ミスをゼロにすることは不可能ですが、再発しないようにすることは可能です。
自分がどの場面でミスをしやすいか見つけ出し、注意深く確認することが大切です。
ケアレスミスや失敗が連発してしまうときは、必ず原因があります。
私生活が乱れていたら生活リズムを整える、メモを取って忘れないようにするなど対処して、日ごろから集中して仕事に取り組みましょう。
この記事を書いた人

沖縄生まれ沖縄育ち。会社員×webライター×二児ママ。本業では企業の経理・総務・食品加工の業務経験あり。在宅ワークに興味を持ち、第二子育休を機に副業でwebライターを開始。ワーママの視点から、働く女性のためになる情報を発信中。目標は副業が本業収入を上回ること!