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係長は管理職ではなく実務のリーダー!係長として活躍する方法

係長 管理職ではない

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中間管理職の男性視点で、仕事に役立つ記事を書いています。

「係長は管理職?」という疑問にお答えしながら、係長が「実務トップ」や「リーダー」として活躍する方法を解説していきたいと思います。

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「係長は管理職ではない?」管理職ではない理由を解説!

係長はチームのリーダーであり、実務部隊のトップ

係長は管理職ではありません。これはどの組織でも同じです。

係長は所属チームのリーダーであり、実務部隊のトップですので、仕事に習熟している方が担っています。

係長には主任や社員が配属されますので、自分の仕事にプラスして部下の育成などの仕事があります。

ただ、係長は部下のマネジメントに対して、全責任を負うようなことはありません。

マネジメントの責任を負うのは、課長です。

あくまでも係長は、チームのリーダー+αという位置づけとなります。

係長は残業代が支給される

係長は管理職ではありませんので、残業代が支給されます。

組織によりますが、課長以上になると管理職扱いとなって、残業代が発生しなくなります。

(※ 細かく言うと、課長は労働基準法上の管理監督者では無いことが多いですが、今回は割愛します。)

課長と係長の違い

係長は、チームの作業リーダーですので、自分自身の実務とチームを引っ張っていく役割を持ちます。

注意 解説課長は、チームのマネージャーとして、ヒト・モノ・カネをマネジメントをしていきますので、マネジメントの役割を持ちますが、係長はマネジメントの役割までは求められません。

では、主な違いを比較していきましょう。

属性マネジメント力リーダーシップ力裁量評価チーム責任
課長マネージャー結果
係長リーダープロセス+結果中小

課長は、マネジメント力やリーダーシップが大きく求められますが、係長はそれほど中小程度で求められます。

課長は、判断できる裁量は大きいですが、係長は中程度と言えます。

また、課長の評価は結果が全てであることに対し、係長はプロセスも評価の対象となります。

チームの責任については、課長は大きく、係長は中小レベルです。

詳しくは、こちらでも解説していますので、参考にしてみてください。

係長10年、課長2年を経験した私が「課長と係長の違い」を説明するよ

係長ならではの大変さや苦労

次に係長をする上で、大変なことや苦労についてまとめていきます。

仕事を抱え込みやすい役職である

係長は、課長ほどチーム全体を動かせる裁量を持っていません。

一方で、係長は実務のリーダーであり、作業長ですので、自分自身の仕事のボリュームはどんどん大きくなっていくことが特徴です。

つまり、係長は仕事を抱え込みやすい役職であると言えます。

残業時間は減らしたいという経営層の意向と、時間内に終わらせられないという現実の間で、ストレスがかかってしまう特徴を持っています。

係長を上手にマネジメントするのは、課長の力量次第

係長は、実務部隊のトップでありながら裁量はそれほど大きくありませんので、仕事のボリューム調整は課長のマネジメント力で左右されます。

係長は、自助努力では仕事のボリュームを調整するのが難しいと思います。

課長は、係長の仕事の状態を見極めてサポートをしていきましょう。

サポートする方法はいくつかありますが、一例として

☑ 仕事の一部を手伝う、または引き受ける

☑ ITツールやDXの導入により、作業工数を減少させる

☑ 経営層や他部署の橋渡しを行う

☑ 係長が働きやすい環境を作る

課長は、「係長の業務をサポートする視点を持って仕事をする」ことで、チームの生産性が向上し、係長のストレスを軽減し、効率化することができます。

逆に言えば、係長の長時間残業が無くならず、仕事が溢れている状況が続く状態であれば、「課長のマネジメント不足」と言えるでしょう。

メンバーに任せてしっかり休もう

係長は、実務部隊のトップですので、仕事が集中しがちです。

ただ、チームで仕事をする上では、部下に任せる部分は任せていき、休む時はしっかり休みことをオススメします。

これは、係長だけでなく、課長や部長でも同じです。

有給休暇をお互い取りやすい環境を作るためには、仕事を抱え込まずに、周囲に任せることです。

休みやすいを作るためのコツは、

☑ 自分がいなければ、仕事が回らないと思わない

☑ 周囲とコミュニケーションをマメにとる

☑ 教育する、仕事を任せていく

マニュアルを作り、チームで共有する

☑ 細部までこだわりすぎない

係長は、仕事にこだわりを持たず、チームの力を上手に活用することを念頭に仕事を進めていきましょう。

注意 解説課長になれば、嫌でもチームの力を借りなければ成果を出せないことに気付きます。1人のチカラは、たかが知れています。

係長としての活躍方法・キャリアアップ

最後に、係長としての活躍方法やキャリアアップについて解説していきます。

実務のプロフェッショナルを極める

係長は実務レベルのトップですので、実務のレベルは高いです。

課長になると、実務はそれほど持たずにマネジメントに特化していくことが多いので、係長は実務のプロフェッショナルを目指すことを目標にしましょう。

自分自身の仕事に対してしっかりと向き合い、資格取得を通じたスキルアップや業務効率化などを通じて、実務の専門家を目指すと、現状の役職にフィットします。

リーダーシップを身に付けよう

係長は、チームのリーダーです。

リーダーは、課題に対して率先して取り組み、チームを率いるリーダーシップが求められます。

課長を目指す方は、引き続きリーダーシップは求められますので、今からリーダーシップを意識すると良いでしょう。

部下の育成指導には、リード → フォロー → サポートの順を意識すると良いです。

分かりやすく言うと、仕事を率先して実行し、部下をフォローし、部下の業務をサポートをすることです。

詳しくは、以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

係長・主任になったら知っておきたい役割「5つのルール」

課長や周囲にもっと頼ろう

係長は、実務リーダーとして責任を持ちますので、「自分で何とかしないと!」と頑張りすぎてしまいがちです。

頑張ること自体は良いのですが、時間内に終わらせることや、〆切に間に合わせるデッドラインが無いと、評価としては「?」となります。

自分は頑張っているのに、周囲からダラダラしているように見えていたら損ですよね。

係長は、課長や周囲にもっと頼ることをオススメします。

注意 解説仕事はチームで行うからこそ、会社組織なのです。個人事業主ではないのです。会社組織の一員であるからこそ、周囲のチカラをもっと頼った方が「合理的」なのです。

転職でキャリアアップを目指そう

係長のキャリアアップの方向性としては、実務家としての専門的な知識や技術を活用したキャリアアップが良いと思います。

係長から課長へのキャリアアップは、求められるスキルが全く異なりますので、難易度が高くなります。

自分のスキルや資格を活用できる転職先を見つけることが良いでしょう。

転職は、諦めず活動を続けることと、タイミングにあると思っています。

企業のニーズと求職者の経験がマッチした時に、初めて転職ができます。

具体的な方法を整理すると、

  1. できるだけ複数の転職サイトに登録し、企業の目に留まるための「入り口を増やす」
  2. 今の仕事を出来る限り頑張り、実績を積み重ねる
  3. 職務経歴書は最低でも半年に一度見直し修正をし、転職サイトに再アップロード
  4. 企業から声がかかったら、転職エージェントに職務経歴書や履歴書の添削をお願いする
  5. 面談を繰り返して練習する(面談の練習と、沢山の企業を知る練習だと思いましょう。)

私も登録しているオススメの転職サイトを紹介すると、

doda 

事務系管理職の転職案件数が多く、丁寧なサポートを受けられる印象です。職務経歴書や履歴書をしっかりと書いておけば、オファーも多いので転職のチャンスが多いと思います。求人情報はメールで届きますが、レアな求人を見落とすこともあるので、マメにアクセスした方が良いです。

☑ リクルートダイレクトスカウト

ハイクラスの案件が多数の転職サイトです。経営企画、プロダクトマネージャー、ITマネジャー、広報、総務、人事が多く見受けられ、最低年収600万円~の求人です。「収入を上げたい」、「キャリアアップ」したいという方にオススメしたいです。

一流企業だけではなく、スタートアップやベンチャーの求人も多くあります。

実際に利用してみて思ったことは、

  • 志望理由書や履歴書の添削を受けることができた
  • 1次面接時の自分自身の良い部分、悪い部分もきちんと説明してもらえて、次に生かせることができた
  • 丁寧で迅速な対応が良かった

以上が特に良かったと思います。

ミドルの転職

エン・ジャパンが運営する30代~40代のミドル世代専門の転職サイトです。複数のエージェント会社と連携しており、総務や人事など求人があまり多くない職種も多く取り扱っています。

複数の求人を紹介をいただいています。

HUREX(ヒューレックス)

宮城県仙台市に本社があるため、東北地方の豊富な求人を強みとしている転職会社です。求人の更新が早いため、マメにサイトをチェックした方が良いと思います。

【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】

管理部門(経理・財務、人事総務、法務、経営企画)や、会計事務所・弁護士・公認会計士・税理士に特化した転職エージェントです。

20代~40代、50代以降をメインとして転職をサポートしています。

管理部門や士業をメインとする転職エージェントは希少なので、思い当たる方はぜひ。

ミイダス
自身の市場価値を把握するアプリで、他にもコンピテンシー診断(マネジメント資質や、パーソナリティの特徴、適正のある職務、働き方、何にストレスを感じるかなど、働く上で詳細に分析できる診断ツール)ができます。

市場価値では、私は現在の年収よりも+150~200万円の 市場価値が計測されており、登録後2日目で地元企業より「ぜひ会いたい」というオファーが来ています。

ぜひ、係長のキャリアアップにつなげていきましょう。

この記事を書いた人

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