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中間管理職の男性視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
出世するためには、どんなことをすれば良いか、具体的な方法や習慣について解説していきましょう。
目次
「出世するためには何をする?」具体的な方法まとめ
出世は自分で決めるものでは無く、あくまで「他者評価である」ことを認識する
初めに、出世は自分で決めるものではありません。
どれだけ自己評価が高くても、第三者の評価が得られなければ、出世は手に入らないようになっています。
出世は「自己評価ではなく、他社評価である」ことが1番目のポイントです。
会社には人事評価制度があると思いますが、人事評価は「何をやったら評価できるのか」が一目で分かるようになっています。
ですので、人事評価制度に沿って行動し続けることで、出世しやすくなります。
出世に求められる能力は、階層で異なる
係長以下は、自分の力量で大きい成果を出すことが求められますが、課長や部長の場合、チームの力を使ってより大きい成果を出すことが求められます。
出世に求められる能力は、その階層(役職)で異なるものです。
具体的に言うと、
課長以上は、チームのマネジメント能力が求められますので、自分一人で一生懸命仕事をしていても大きな成果につながらず、おのずと評価は厳しくなります。
となると、課長が評価を受けるためには、
- 部下を教育し、チーム全体の業績や効率を上げる
- チーム全体を見ながら各メンバーに声をかけ、仕事をしやすい環境を作り、士気を高める
- 人員不足や業務が肥大している場合、ITツールやDXを導入する
- 業務効率を上げるために、設備投資を提案し、実行する
係長であれば、
- 専門スキルを磨いて、より大きい成果を出す
- 作業効率を高めて、より多くの仕事を短時間で終了させる
- リーダーシップを発揮し、メンバーをけん引する
以上が参考として挙げられます。
ここでは、「階層で求められる能力は違う」ということだけ押さえておきましょう。
具体的で分かりやすい成果を出す
出世をするためには、具体的で分かりやすい成果を出すことも挙げられます。
数字でも成果を示せることがポイントですし、成果を伝えることやアピールすることも出世につながります。
誰にでも成果として認識されることで、出世につながりやすくなります。
組織に対するエンゲージメントが求められる
出世するためには、組織に対するエンゲージメント(忠誠心)が求められます。
ただし、元々エンゲージメントが低く、出世はしたくないという人でも、周囲から認められ、評価されて出世することがあります。
この場合、出世することで、おのずとエンゲージメントは向上します。
出世できないと分かったら、転職することも方法の1つ
例えば、上層部のポストに自分自身と同じ年齢の社員や、優秀な同期で詰まっていたり、今後出世の望みが薄いことが予測される場合は、思い切って転職することも方法の1つです。
出世や給料アップを目指すには、
☑ 同業種、同職種に転職(業界は同じで別の会社)
☑ 異業種、同職種に転職(業界は別で同じ仕事)
☑ 自分自身の経験やスキルが活用(相手が求めているスキル)できる企業に転職する
以上を意識して、転職活動をしてみてください。
出世を遠慮せず、意欲を見せる
出世をしたい意欲がある場合は、遠慮せずに意欲を示すことが大事です。
心では出世をしたいのに、遠慮していると、意欲がないと判断されて出世は遠ざかります。
もし、「出世したい」という意思表示がしづらい場合は、上司との面談等で伝えると良いと思います。
また、上司から推薦を受け、引き上げられて出世することもありますので、上司との関係性も影響します。
その他チェックポイント
下記についても、出世につながる習慣や行動を持っている人のチェックポイントです。
各ポイントが自分に出来ているか確認し、愚直にやり続けることで出世につながりやすくなります。
☑ 仕事に貪欲であり、成長意欲があるか
☑ 好き嫌いなく周囲の意見を聞き、業務に取り入れることができるか
☑ 心身ともに良好か
☑ 清潔感、身だしなみはきちんとしているか
☑ 礼儀正しく、プラス思考であるか
☑ 上司や部下、同僚の悪口を言わない
☑ 周囲を積極的にサポートできているか
☑ 自己管理能力が高いか
☑ 責任感が強く、前向きなマインドを持っているか
☑ 継続して努力ができるか
☑ 周囲とのコミュニケーションを大事にしているか
上記のチェック項目は、以下のサイトを参考させていただきました。
参考 出世する人の特徴は?出世に必要な習慣や行動、方法を解説!
参考 出世したくないのに出世する人は何が違う?意外な習慣と特徴とは
出世を目指す上での注意ポイント
部下の手柄を自分の物にしない
管理職が出世をするための注意ポイントは、「部下の手柄を自分の物にしない」ことです。
部下の手柄を奪って一時的に出世したとしても、実力がなければ後でボロが出るものです。
提案した部下のサポートをしながら実行し、チームで業績を上げることこそ、堂々とフェアな出世につながります。
手段を選ばないコンプライアンス無視は、いずれ失敗する
手段を選ばない出世は、例えば以下のようなパターンがあります。
☑ ライバルが出世できなように、ウソの噂を流す
☑ 同僚の足を引っ張る、画策する
☑ 売上目標を達成するために、架空売上をでっちあげる
☑ ライバルが会議で資料説明をすると、あら探しと否定をする
架空の売上計上は、組織のコンプライアンスにも関わってきます。
部下の手柄を奪うことも含めて、正々堂々と勝負して出世しないと、後々、能力不足はバレていきます。
この記事を書いた人

新しい【生き方】×【働き方】を探求する「イキルメディア」の運営者。webメディアなどにも寄稿しています。ライター、ブロガー、執筆家、小売業、コンサルタント、DIYで「人生アートに生きる」がモットー。自由な発想で大胆に行動する緻密な人。
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