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優秀で仕事ができる自己主張が強い部下の7つのマネジメント法

優秀 部下 マネジメント

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中間管理職の男性視点で、仕事に役立つ記事を書いています。

優秀で仕事ができ、自己主張が強い部下は、心強く頼れる存在である一方でマネジメントに注意が必要です。

マネジメントや自分の心の在り方で、部下を敵に回してしまうばかりか、チーム全体にまで悪い影響を与えてしまうものです。

「頼れる優秀な部下」のマネジメントの方法をまとめていきたいと思います。

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優秀で仕事ができる自己主張が強い部下の特徴

優秀で仕事ができ、自己主張が強い部下の特徴の多くは下記にあてはまります。

☑ 数人分の仕事を1人でもこなす

☑ 仕事が早い

負けず嫌い

☑ 出世意欲が高い

☑ 組織内の交渉術に長けている

☑ 味方が多い

☑ 衝突を恐れず上司に意見する

☑ 先回りで仕事が出来る

☑ 常に先を見据えて仕事をしている

たとえ入社当時は自信が無くても、部下は仕事を通じて成功体験を重ねて自信を持っていきます。

以上のような特徴を踏まえて、上司としてのマネジメント方法を考えていきます。

優秀な部下のマネジメント技術

優秀で仕事ができ、自己主張の強い部下のマネジメントを7つの方法としてまとめていきます。

部下の弱みでは無く「強み」を見抜いて磨き上げるイメージを持とう

優秀な部下は上司が仕事を教えたり、育成しようという意識を持たなくても、勝手に成長してくいくものと思いがちです。

それは一理ありますが、部下の能力を客観的かつ正確に見抜くには、上司の力が必要です。

多くの上司は部下の弱みに着目し、弱みを底上げしようとして、能力の平均化を図ろうとしますが、それはマネジメントとして誤っています。

一方で、部下自身も自分の強みに気付かず、自分が得意では無いことを一生懸命やろうとすることがあります。

組織(チーム)は、それぞれの弱点を補完し、生産性を上げて成果を出すことが目的ですので、弱みに着目して克服させようとすることは正しいマネジメントではありません。

大事なことは、部下の弱みではなく、強みに着目し、育て、磨き上げる意識を持ちましょう。

ビジネスの世界では、SWOT分析を用いることが多いですが、部下についてもSWOT分析が使えます。

以下のイラストは、【図解】SWOT分析とは?ビジネスパーソンなら知っておくべき基本フレームワークUrumo 様より引用させていただきます。

SWO分析 部下

部下の強み、弱み、機会、脅威は何かを考え、分類していきます。

ただし、SWOT分析までは時間的余裕が無く、手が回らない方も多いと思いますので、大事なことは弱みではなく、強みに着目するということだけ意識しておきましょう。

基本的に仕事は任せるが、全てを任せるわけではない

優秀な部下は、一般的な部下よりも時間当たり大量の仕事をし、質も高いために上司の指示を必要としないことがほとんどです。

上司サイドでも自分自身の仕事に集中できますので、チーム全体の生産性に高く貢献します。

以上の傾向がありますので、自然に「仕事は任せる」方向にいきます。

ただし、注意点として、優秀な部下は「自分自身の権限を拡大していきたい」、「自分自身で判断していきたい」という強い欲求を持っています。

部下に全てを任せるのはNGです。

なぜなら、どれだけ優秀な部下であっても、仕事を任せすぎると判断を間違えた時の失敗した時の重みが大きくなるからです。

以上から、優秀な部下には「最終決定をして良い部分」、「してはならない部分」を教えていきましょう。

最終決定は、あくまでも上司が行うことで「優秀な部下のやりすぎストッパー」となることができます。

部下の自己主張が正しい場合と間違っている場合の対応

優秀な部下は仕事にも自信がありますし、自分にも自信がありますので、上司に対して自己主張をしてくるものです。

自己主張が建設的で正しい提案や意見であれば、受け入れることを良しとしましょう。

具体的な例としては、業務改善や効率化など、チームに貢献するものは大丈夫です。

一方で、誤っている自己主張の特徴を挙げていくと、

  • 相手を非難したり、攻撃する目的で行われるもの
  • 具体的でなく、あまりに突拍子な意見や提案
  • 自分自身を優位に見せ、その他のメンバーを低くしたいだけの主張
  • 問題解決につながらない非建設的な批判

誤った自己主張は、相手への批判や非建設的なマイナスなものとなりがちです。

上司サイドでは、以上のような誤った自己主張を全面的に認めるわけにはいきませんが、決して全面否定する必要もありません。

なぜなら、優秀な部下は勘が鋭いので、上司の話を受け入れない態度を元に話を変えていくからです。

ぜひ、部下の自己主張がプラスに向かっているのか、マイナスに向かっているのか、部下の言動を良く見ていきましょう。

自意識を超えるまでほめすぎない

部下は誰しも「認められたい」という欲求を持っています。

優秀な部下であっても同様ですが、注意点としては「自意識を超えるまでほめすぎないこと」です。

イメージとしては、自意識というコップには水が入る量が決まっています。優秀な部下はすでにコップに水が半分以上入っていますので、上司がほめ過ぎると、水があふれ出します。

自意識という水があふれ出すと、自意識過剰の状態となり、他の誰かを言葉で傷つけたり、上司を甘くみて勝手な行動を取ることにつながります。

反対に普段、自意識が低い人はコップがカラカラです。そこに上司がほめることで水を与えると、今までカラカラのコップに一気に水が注がれることになりますので、自意識が一気にあふれ出します。

これも同様に良くない結果となります。チームに亀裂が入ることもあります。

つまり、部下のマネジメント上、ほめ過ぎることは良くないということです。

ほめなさすぎるのも良くないし、ほめ過ぎることも良くありません。

優秀な部下が、チームに貢献したり、実績を出したらほめることは大事なことです。

逆にほめる必要のない場面では、ほめる必要はありません。それは「おだて」になります。

ただし、その回数が多すぎるようであれば、少なくしたり、サラッとほめるなどバランスをとっていきましょう。

ハラスメントによるマネジメントは最悪の方法であることを覚えておこう

ハラスメント(恐怖心を与えるなど)によるマネジメントは、最悪の方法と覚えておきましょう。

以下の表は、人事院の人事院が公表したパワー・ハラスメント防止ハンドブックより、引用したものです。

ハラスメント 指導 違い

ハラスメントは、自分の思い通りにしたいという欲求が原動力となっているため、攻撃や批判をしながら恐怖心を与えていきます。

以下、当サイトの記事でもまとめています。

意地悪な人の特徴は顔に出る?性格が悪い人から身を守る43の方法

ハラスメントよるマネジメントは、ハラスメントという概念や言葉が無い時代は、頻繁に行われてきました。

しかし、パワハラ防止関連法が施行されたことにより、2020年より大企業、2022年4月1日より小企業が義務付けられます。

パワハラ防止関連法は、下記記事が参考になります。

繰り返しになりますが、ハラスメントによるマネジメントは法律違反であり、最悪の方法と覚えておきましょう。

聞く・尋ねるを意識する

優秀で仕事ができる自己主張の強い部下は、仕事に対する「自論」を持っています。

上司よりも、専門的で多くの知識を持っている場合が多いです。

一昔前の仕事環境とは違い、現代はweb上で自分で学習したり、知識を取得するなど、沢山の方法があります。

優秀な仕事に自信がありますので、仕事に関連した学習に対するモチベーションが高い傾向がありますので、知識が増えていくのだと思われます。

その後、知識を経験に活用して、ノウハウを構築していき、自分の仕事の流儀が出来てくると「自論」が生まれます。

そんな部下に対しては「聞く」、「尋ねる」ことを意識してみてください。

上司が仕事を聞くことで、部下は快く教えてくれるようになりますし、新たな発見も生まれます。

上司は新たな発見や知識を元に、仕事に活用していきましょう。

部下に聞く、尋ねる際のポイントは、まずは聞く力が重要。上司が部下の話を聞くときに注意する3つのポイントlifehackerさんに記載がありましたので、引用させていただきます。

1.自分の考えを押し付けない

2.不安と不満を聞き分ける

3.毎回、白紙の気持ちで部下の意見を聞く

以上を心に留めておくと良いでしょう。

上司自身も成長や変革を続けていかないと部下は退屈する

優秀な部下は、常に意欲をもって仕事に取り組みますので、上司自身も成長や自己変革を意識していかないと部下は徐々に退屈していきます。

部下は、上司の様子を良く見ているものです。

上司に意欲が無ければ、自分自身の意欲も徐々に萎えていきます。

しかし、上司は徐々に年齢を重ねるにつれて「保守的」になっていき、チャレンジをしなくなることが一般的です。上司も結局は会社員であり、雇われの身なのです。

年齢を重ねることで経験値が積み上がり、極力リスクを回避するようになることは良い面もありますが、反対に悪い面もあるということです。

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