会社員の傍ら、ライター活動をしているひじき(@hijiki306)です。
女性の視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
会社に勤めていると、どうしても波長が合わない人や気難しい人っていますよね。
上司や先輩でもなく、同僚との付き合い方に困った経験がある人は多いのではないでしょうか。
合わない人と無理に付き合うと帰宅したあと異常に疲れてしまい、「私は気を遣っているのに」と不満が爆発しイライラしてしまいます。
そこで本記事では同僚との付き合い方に困る理由や、筆者の体験をもとに人間関係を円滑にするための方法をお伝えします。
職場で合わない人、苦手な人との付き合いで消耗している人はぜひ参考にしてください。
目次
同僚との付き合いは重要?
結論、同僚との付き合いは重要です。
同僚は気軽に意見を伝えやすいので、気を抜いて失礼な言動や行動・キツい言い方しないよう注意が必要です。
職場は仕事をするところなので「友達」をつくるのではなく「いい仲間」をつくるように心がけましょう。
会社員生活の大部分は、人間関係がよいか悪いかで変わってきます。
エン就職が約1万人を対象にした、職場での人間関係についてのアンケートで「人間関係が転職のきっかけになったことはありますか」との質問に対し、53%の人が「ある」と回答しています。
そのうち8割以上が「人間関係に難しさを感じたことがある」と回答し、難しさを感じたトップは先輩、その次に同僚がランクインしています。
【引用 :エン・ジャパン|1万人に聞く「職場の人間関係」意識調査-『エン転職』ユーザーアンケート】
この結果を見ると、同僚との付き合い方に悩みを抱えている人が多いことがわかります。
同僚は社内で気軽に付き合える仲間ですが、気を許していても礼儀をわきまえた関係を構築する必要があります。
同僚との付き合い方に悩む理由3選
なぜ合わない人がいるのか、付き合い方に悩む理由を3つお伝えします。
- 相手に対して興味や関心がない
- コミュニケーションが不足している
- 他人の目を気にしすぎている
一つずつ解説します。
相手に対して興味や関心がない
相手に対して興味がないと気を遣うことはできません。
興味や関心がない相手と話すのは、内容が薄くなってしまい、一緒にいても楽しいと思えないからです。
他にも、相手に対して関心が持てない理由は以下の通りです。
- 他人に自分の行動を制限されるのが嫌と思っている
- 人間関係でネガティブな経験がある
- コミュニケーションが得意ではない
- 自分のことで精一杯・余裕がない
- 自分に自信がない
過去に信頼していた人からの裏切りなど、人間関係でトラウマや恐怖を感じている人は距離をとる傾向があり、他人に興味関心が持てないケースがあります。
相手に興味や関心がない場合でも、自分の考えはきちんと伝えましょう。
コミュニケーションが不足している
一度「苦手だな」と感じると、自然と距離が離れてしまいます。
苦手意識をもつと、嫌なところばかりが目についてしまうでしょう。
しかしある程度コミュニケーションをとると、相手のよい一面が見えて距離がグッと近くなるケースもあります。
苦手な人と一緒に食事をしたりお酒を飲んだりすると「こんな一面もあるのか!思っていたイメージと違うな」と感じた経験ありませんか?
会話が不足していると、相手が何を考えているのかわからないし意見を言い合えません。
付き合い方に悩むのは、単純にコミュニケーションが不足している場合が多いです。
他人からの目を気にしすぎている
「人間関係はこうあるべき」といった思い込みがあると、円滑な関係を築けないです。
「私がこう言ったら、相手はこのように答えてくれるだろう」と期待すると、あまりいい返事が返ってこなかった場合コミュニケーションのギャップを感じストレスを感じてしまいます。
また、相手からよく思われたいという気持ちがあるのもよくありません。
すべての人と円滑な関係を築くのは難しいので、無理して距離を縮めようとしなくてよいです。
人からどう思われているか気にしすぎると、自分の意見や考えを伝えられなくなってストレスを感じるでしょう。
同僚との付き合い方を円滑にするコツ
無意識に気を遣うと疲れるし、職場へ行くのが憂鬱になってしまいますよね。
相手に対して「なぜこうなのだろうか」と感じてモヤモヤし続けると、あなたのメンタルは消耗してしまいます。
こちらでは、筆者の体験をもとに同僚との付き合い方を円滑にするコツ4つをお伝えします。
- 職場だけの付き合いだと思って割り切る
- テキストコミュニケーションをとる
- 相手の考えを理解しようとしない
- 相手の長所を見つける
一つずつ解説します。
職場だけの付き合いと思って割り切る
結論、職場だけの付き合いと思って割り切りましょう。
仕事を効率よく進めていきたいなら、人間関係を割り切るのは大切です。
会社だと部署異動や担当が変わる可能性もあるので、それまでの付き合いだと思い仕事に取り組みましょう。
しかしフルタイムで働いていると1日8時間、週5を仕事に費やすので、長い時間を苦手な人と過ごすのはとても苦痛ですよね。
家にいても仕事での出来事が頭の中をグルグルして、ずっと仕事モードの状態だとあなたの貴重なプライベート時間が無駄になってしまいます。
そのような場合は、以下を参考に切り替えてみてください。
- 仕事とプライベートのオンオフをつける
- 仕事はお金のためだと思う
- 業務が終わったらすぐ帰宅する
プライベートを充実させて、オンオフのスイッチを切り替えましょう。
例えばジムに通う、ゲームに没頭する、韓国ドラマを見るなど、仕事以外での楽しみを作ります。
業務が終わったら職場の人と雑談せずにサクッと帰るのもよいです。
最低限のコミュニケーションをとって仕事が回ればそれでOK。無理して付き合う必要はありません。
テキストコミュニケーションをとる
伝えたい事柄をテキストで伝えてみましょう。
あまり話したくない人に対しては、紙に書いたりメールやチャットで伝えたりするのが効果的です。
テキストコミュニケーションをとる場合、以下の4つを意識しましょう。
- 最初に結論や目的を書く
- 「5W1H」を意識する
- 曖昧な表現を避ける
- ネガティブな表現を避ける
【補足説明】
5W1Hとは、英語における6つの疑問視を指します。When(いつ)・Where(どこで)・Who(誰が)・What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)
5W1Hを意識すると、相手にとってわかりやすくピンポイントで伝えられますよ。
テキストだと証拠が残りスムーズに仕事を進められ、会話をするストレスも減りますよ。
相手の考えを理解しようとしない
「この人が言っている意味がわからない」「どうして私と考えが違うのだろう、やりにくい」そのように考えるのを辞めましょう。
それぞれの価値観を受け入れることが大切です。
「そうはいっても、苦手な人は苦手だし受け入れるのは難しい」と感じるときは、主語を明確にしてみましょう。
まず、自分と相手の考えに線引きをしてみてください。
- 「あなたは、そう思うんだね(私はこう思うけど)」
- 「あなたの考えは、そうなんだね(私とは違うけど)」
自分と相手の考えや主張は別物と捉えてみましょう。
相手の考えをすべて理解して、自分の意見や主張をわかってもらおうとすると人間関係で悩んでしまいます。
他人の考えや気持ちを推測するのは難しいので、考えても解決しないなら、考えることを辞めたほうが健全です。
相手の長所を見つける
気が合わない人や苦手と思う人がいるなら、相手の長所を見つけてみましょう。
嫌なところばかり目につくと、その人に対してずっとネガティブな感情を抱いたままになります。
関係を円滑にしたいなら、いいところに目を向け認めながら仕事をしていきましょう。
以前、筆者が一緒に働いていた同僚(Aさん)はとても細かく、よく言うと真面目でマニュアル通り、悪く言うと融通があまり利かない人で、Aさんに対して苦手意識をもっていました。
しかしAさんはとても細かいため、資料作成や計算などのミスが少なかったんですよね。
そこで大雑把な私は、Aさんのやり方を真似して資料作成をすると上司に「今回の資料、丁寧で綺麗だし、わかりやすい」と褒められた経験があります。
Aさんの長所に気づいてなければ、いい資料を作って上司に褒められることはなかったでしょう。
相手の長所を見つけると、自分にとってもプラスに働きます。
ほかにも、口調は強いけど他の人が面倒くさがる作業を率先する、無愛想だけど相手の行動を先読みできるなど、いいところをピックアップして少しずつ苦手意識を改善してみてください。
同僚との付き合いは、適度な距離を保とう
苦手な同僚とは無理して付き合うのでなく、適度な距離を保つよう心がけましょう。
苦手な人との付き合い方のコツは以下の通りです。
- 他人からの目を気にしすぎない
- 仕事の関係と思って割り切る
- 相手の考えを理解しようとしない
- テキストコミュニケーションをとる
- 相手の長所に目を向ける
相手を変えるのは難しいため、まずは自分のマインドを変えてみるのがよいでしょう。
今回紹介した方法を参考に、円滑な人間関係を築いてくださいね。
この記事を書いた人

沖縄生まれ沖縄育ち。会社員×webライター×二児ママ。本業では企業の経理・総務・食品加工の業務経験あり。在宅ワークに興味を持ち、第二子育休を機に副業でwebライターを開始。ワーママの視点から、働く女性のためになる情報を発信中。目標は副業が本業収入を上回ること!