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中間管理職の男性視点で、仕事に役立つ記事を書いています。
今回は、女性部下の強みを最大限に引き出す「課長のマネジメント法」を紹介していきます。
以前、私は初めての女性部下のマネジメントに戸惑い、とても苦労したことを思い出します。
ところが、今は女性部下ほど心強い存在はいないと思っています。
課長の女性部下のマネジメントノウハウは、一言で説明することは難しいですが、コツが分かるようにまとめていきたいと思います。
では早速行ってみましょう!
目次
女性の「強み」を認識しよう
コミュニケーション能力が高い
女性全体に言える強みとして、コミュニケーション能力が高いことがありますが、中でも「気づき・発見」の能力は非常に高いです。
女性は男性よりも雰囲気や違和感の変化に気付く能力が高いので、上司や経営の変化にも素早く察知して対応をとります。
これは、どの部分に強みがあるかというと、課長が細かいことをあれこれ言わなくても、やっていいこと、やって悪いことを説明し、情報共有しておけば、周囲と連携しながらスムーズに仕事をしてくれます。
女性の強みの1番は、コミュニケーション能力が高いことと言えます。
スケジューリング能力が高い
子育てを経験している女性の多くは、長期的、中期的、短期的なスケジュールの中で効率的に仕事をする能力が高いです。
スケジューリング能力が高いことで、沢山の仕事を効率よく、要領よくこなします。
これは、男性が子育てや家事をすることが当たり前の世の中になったとはいえ、まだまだ女性がメインに動いていることが想像できます。
子育と仕事の両立は猛烈に忙しく、子供の行事や突発的な通院などの対応があるため、少ない時間でもスムーズに色々取り組めるように、スケジューリングできるようになったのだと思います。
取捨選択や優先順位の付け方も、得意な女性が多いように思えます。
マルチタスク能力が高い
女性は、マルチタスク能力が高いことも特徴です。
電話をしながら相手のジェスチャーに応えたり、作業中に来客があっても、即座に仕事をストップし、顧客対応した後に作業に戻ることができます。
また、作業中に話しかけられても普通に会話ができますし、終わったら作業を開始するなど、淡々と冷静に仕事をこなしていきます。
反面、男性は1つのことに集中することが多いため、電話の際は電話にしか集中できなかったり、作業をしているときに話しかけられるとイライラします。複数の作業を同時並行で少しずつ進めることも苦手です。
締切厳守への意識が高い
女性の多くは、締切を厳守する能力が高いです。
男性は締め切りを守れる人ももちろんいますが、女性の方が締め切り厳守に意識が高いと思います。
仕事では、締切を守らない男性が、女性からプレッシャーを受けるという場面を良く見ますので、締切に対する意識が高いと思われます。
ミスが少ない
女性はミスが少なく、仕事のアウトプットが安定的な方が多いと感じています。
安定的に業務を行えるということは、課長がクレームや突発的な問題に右往左往されることが少なくなります。
チーム内のミスが少なくなることで、課長は自分の仕事に集中できるようになります。
女性部下を持つ課長のマネジメント方法
優しすぎず、厳しさの中に愛情を持って育てよう
女性へのマネジメントで大事なことは、優しすぎるとNGですが、厳しすぎるのもNGです。
男性にとっては難しいですが、優しすぎず厳しすぎないちょうど良いバランスでマネジメントすることを心がけると良いでしょう。
優しすぎるとどうなるかというと、
- 遠慮がなくなり、自分勝手に行動する
- 同僚と人間関係のトラブルを起こすようになる
- 自分達で勝手なルールを作るようになり、もめ事を起こす
以上のようなことが発生します。
女性は、男性よりもより多くのことを考えていますので、人間関係でトラブルを起こす場面があります。
逆に厳しすぎると萎縮してしまい、報告をしてくれなくなるため、必要な情報が入ってこなくなります。最終的には判断を見誤ったり、クレームが大きくなって初めて気づくという事態になってしまいます。
課長は「厳しい顔」も持ち合わせ、厳しい中にも優しさを持ち、部下の成長を願って育成することを意識すると、徐々に良いチームに変化していきます。
相談しやすい課長になろう
女性部下は、常に相手の気持ちを顔色や行動から判断することを得意としています。
課長がイライラしていて顔に出さなくても、気の弱い部下は察知します。やがて相談しづらくなるために、チーム内の仕事の流れが停滞していきます。
女性部下をまとめる課長は、ニコニコしている方が多いです。それは、相談しやすい、話しかけやすい雰囲気を作っているのです。
逆にそうしないと、情報が集まらなくなり、不測の事態に陥ることがあります。
ぜひ、相談しやすい課長を目指していきましょう。
以下の記事では、管理職としてのコミュニケーション能力を身につける方法を詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
思いに共感しよう
女性に限ったことでは無いですが、相談や話しかけられた時は、その思いに共感することが大事です。
「ああ、そう思ったんだ」「そうだよね」「それは大変だったな・・・」という風に、相手が話してきたことを一旦は肯定して受け止めましょう。
自分の外見には気を配ろう
世を見渡すと、年齢が上がるほど外見をケアしていない男性が多いです。
女性は身なりや匂い、清潔感にとても敏感です。オフィスで気持ちよく働いてもらうためには、しっかりと意識を向けてケアを行いましょう。
とはいえ、40代になっても外見を維持しようとすると、かなりの労力がかかるのは確かです。
一方で、お金がものすごくかかるかというと、実際はそうでもありません。
値段の安いケア商品でも十分です。
例えば、お風呂上りは、
・顔 → 洗顔、化粧水、乳液、パック
・ヘア → 育毛系シャンプー、育毛剤、ヘアクリーム
で、毎日ケアします。(パックは上級者向けと思いますので、初めは必要ないと思います。)
そのほかのコツとしては、
☑ 朝はしっかり洗顔し、髪もセットする
☑ ワイシャツはアイロンをかける
☑ スラックスに折り目をつける
☑ スーツのホコリは毎日ブラッシング。
☑ 服の毛玉や汚れはすぐにとる。
☑ 仕事で汗をかいたらそのままにしておかない
これだけでも、清潔感を維持できます。毎日習慣づけすればOKです。
高いものは買う必要はありませんので、続けることが大事です。
ぜひ、トライしてみてください。
以上、「女性部下の強みを最大限に引き出す課長のマネジメント法」でした。
ではまた^^
この記事を書いた人
「生き方」×「働き方」を学び未来を切り開くwebメディア「イキルメディア」の運営者。金融機関や企業の経営企画マネージャーを経て、起業。webメディア運営や出版などを通じてキャリアアドバイスをするなど、事業に邁進しています。
課長・管理職の役割や仕事術をまとめたコンテンツ集を作りました!
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