部下がついてこない理由と、私が実践した部下がついてくる13の方法

部下 ついてこない 理由 実践

「指示を出しても部下が言うことをきかない」、「指示を聞いても面従腹背(※1)に思える」「部下が何を考えているのか分からない」ということはないでしょうか。

管理職の悩みの1つとして、「部下がついてこない」状態があります。

私も管理職になりたての頃は、かなり悩んでいました。

今回は私の管理職の経験から、部下がついてこない理由と、私が実践してきた解決方法をまとめていきます。

(※1 めんじゅうふくはい – 表面だけは服従するように見せかけて、内心では反対すること。)

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部下がついてこない原因や理由

部下 ついてこない 理由 原因

初めに、「部下がついてこない」原因を探っていきましょう。

そもそも管理職の経験が不足している

そもそも管理職の経験が不足している状態では、部下はついてこようとしません。

なぜなら自分自身で精一杯だからです。

まずは、1年、2年と管理職としての立場に自分自身が慣れることです。

管理職を2年も経験すれば、だんだん慣れてくるものです。

心の余裕が出てくることで、部下への接し方も変わり、部下の心にも変化が訪れるでしょう。

まずは、管理職を辞めずに2年やってみると良いと思います。

何事も経験です。

男女では考え方が全く違うことを理解しよう

そもそも男女では、考え方が違うことを頭に入れておきましょう。

世代間で考え方や価値観は違うものの、おおよそ以下のようにまとめられます。

男性部下の場合

・おおざっぱに指示を出しても、とりあえず「はい」と受け入れる。(仕事ができるか、できないかは別問題。)

・コミュニケーションが多少薄くても良い。

・仕事のレールを敷かなくても良い。

・お酒が好きな部下は適度に飲みに連れて行き、グチを吐き出させる。

・女性的な部下は、普段のマメな会話で心を通わせ、開かせる必要がある。

・雑に扱いすぎると、面従腹背の傾向が強くなる。

女性部下の場合

・お互いの心が通わないと、指示が聞けない。

・仕事以外のマメな会話が必要不可欠。

・存在そのものを否定されない、清潔感(ニオイ、服装)が必要。

・プレッシャーの高い指示は不向き。

・コミュニケーション能力が高く、感情が何重にも積み重なっているので、一筋縄ではいかないが、それほど考えすぎる必要もない。

・仕事のレールを敷く必要がある。

女性部下のマネジメント方法は、以下の記事が参考になります。

もちろん個人でも異なりますが、多くの男女パターンとしては以上のようになることを覚えておきましょう。

部下との信頼関係が無い

部下との信頼関係が無い場合も、部下はついてきません。

信頼関係を作り上げるには、安心感を与えつつ、指導注意するときは恐れることなく、ビシッと言う必要があります。

ただ、多くの人はなかなかできません。

それぞれの部下との関係性や性格が異なるため、一律の対応ができないからです。

また、部下は上司を見極めるのが早いため、上司は自分自身の欲得を律する必要があります。

自分に甘く、部下に厳しいと本当の意味での信頼関係は築けないと思った方が良いでしょう。

ただ、上司も人間です。100%は難しいですが、覚えておくと良いと思います。

仕事の背景や方針が浸透していない

日常の仕事が、ただ漫然と進んでいる場合も注意が必要です。

組織の方向性が分からなかったり、方針が不明、自分の割り当てられている仕事の意味づけがはっきりしないと、部下は自分の役割が分かりません。

それだけ、仕事に対して真摯に向き合う部下は「いない」と思った方が賢明です。

自分の役割をハッキリと認識して、自ら課題解決を図る部下は優秀なエリートです。

だからこそ、管理職が方針を打ち出して仕事の背景を説明し、その行く末をリードすると、徐々に自分の役割を認識し、やがて部下はついてくるようになります。

私が実践した「部下がついてくるようになる」方法

部下 ついてくるようになる 方法

それでは、私が実際に行った実践を通じ、部下が徐々についてくるようになる方法をまとめていきます。

方針と目標を設定し、借り物の言葉でなく、自分の言葉で伝える

方針と目標を設定するときは、年度の初めや人事異動のタイミングで人が動いたときが絶好のタイミングです。

組織の全体的な方針や社長など代表者の言葉ではなく、「自分自身の言葉で伝える」と良いです。

これは特に難しく考える必要はなく、きちんと自分の考えを示し、部下にも同意を得る(気持ちはどうあれ)ための方法の1つです。

まとめ方の一例として、

1.現在の状況は、〇〇です。

2.今期は〇〇になると予測されるので、〇〇をする必要が出てきました。

3.ただ、自分は〇〇と考えている。〇〇なら解決できる。

4.それには皆の協力が必要です。もちろん、自分も精一杯のことをやる構えです。

5.1年間がんばりましょう!

くらいでOKです。

あくまでも、自分の思考フィルターを通して、考えを表明することが大事です。

もちろん、うんうんとうなずく部下や、うなずきもしないが否定もしない部下、そっぽを向いて完全否定する部下など、様々な部下がいます。

反応はあまり気にしない方が良いでしょう。

部下と同じ目線の会話をする

男性でも女性でも、普段の会話をするときは、同じ目線で話をすると会話が弾みます。

(※ 若い人の中で流行している言葉を多様すると、ひかれるので注意が必要です。)

あまりにも年齢が離れていると部下は遠慮しますが、やがて会話が進むようになります。

仕事が忙しいと、まとまった会話の時間が取れませんが、仕事の合間に少しの時間で会話のキャッチーボールができるようになると良いです。

部下とのコミュニケーションで「心をマッチングさせる」

女性部下の場合、コミュニケーションが仕事の出来を左右するため、日常の会話が必要不可欠です。

心を通わせることで、仕事への向かい方が変わっていきます。

また、コミュニケーションは、相手の考えていることが分かる安心感と、ストレスの解消にもつながります。

男性中心の職場ではなかなか理解が難しいですが、女性が多い職場は覚えておきましょう。

部下の性格と家族関係と人間関係を掌握する

部下の性格や興味や趣味を掌握すると、仕事の割り振りにも活用できます。

「人は見た目によらない」、「人は見た目がすべて」という言葉もありますが、まさにその通りです。

おとなしそうに見えて頑固で融通が利かない部下もいれば、ヒョロヒョロしてるように見えて、実はアグレッシブな交渉をする部下もいます。

一方で、見た目のまんまの部下もいます。

結局、職場の付き合いを通じて、部下を根本から理解するしかないです。

もう1つは、家族関係や、職場の人間関係も理解しておくと参考になります。

上司の極限まで働く姿をあえて見せる

上司は「自分は働かずに部下に仕事や責任を押し付ける」といったイメージがあります。

私の経験でも、そのような上司がほとんどでしたし、日本全体にも同じような上司が多いと思います。

組織全体として上司のイメージが悪い場合、上司のイメージを変えるために、極限まで働く姿を見せてはどうでしょうか。

「そこまでやるの?」というくらい、仕事の難題や課題への取り組み、業務効率の改善を進める姿を見せてみましょう。

もちろん、1ヶ月などではなく、半年、1年と続けることです。

ここで初めて部下は「上司は全く楽をしていない。」と理解しはじめます。

部下の中には、

・心を動かされ、自らも努力するタイプ

・自分も真面目にしないと怒られる、という恐怖心で動くタイプ

・自分はもっと違う働き方をする、と反発するタイプ

が出てきます。

どちらにしても上司のイメージが変わることは確かですし、仕事の依頼も出しやすくなるでしょう。

ただし、健康管理には注意しましょう。

働きすぎると、以下のようになりますから・・。

専門性の高い部下には「頼る」

仕事の専門性が高い部下は、思い切って「頼る」ことをオススメします。

自分に知識が無く、部下の方が知識も経験がある場合が多いです。

「自分の方が仕事ができる」とか、「自分の方が頭が良い」というプライドも、自分を奮い立たせるときには必要ですが、部下との信頼関係を作るときにはそれほど重要ではありません。

ぜひ、部下に頼るときは頼るというスタンスを忘れずにいると良いでしょう。

絶対に怒鳴(高圧的に叱る)ってはいけないタイプを見極める

部下がついてくるようになるためには、部下を知ること、部下の性格を把握することが必要ですが、絶対に怒鳴ったりしてはいけないタイプがいます。

それは、

・高学歴でプライドの高い部下

・能力があり、放っておいても仕事をとことん追求するタイプの部下

・責任感が強く、仕事熱心な部下

いずれも能力値が高く、他の誰よりも仕事に励んでいる部下は、怒鳴り散らしてはいけません。

怒鳴ったら最後。仕事をしなくなり、部下がついてこなくなります。

ふてくされて、チームの生産性もダウンします。

私も1年間苦しんだ事例の1つです。

自分が仕事の改善とレールを敷き、その上を走らせる

能力値が高く、仕事へのモチベーションが高い部下は、実際ほとんどいません。

それがサラリーマン社会の基本であり、前提です。

優秀な部下は、自分でレールを作れる部下ですが、数としては希少です。

ですので、上司自ら仕事の仕組みを作り、仕事のレールを引き、マニュアルを作り、誰でも走れるようにしていきます。

部下でも判断しやすく、仕事をしやすかったり、進めやすいところまで細分化したり、難易度を低くすることも大事です。

判断していい部分と、判断してはならない部分を明確にする

部下がついてくるようになるためには、自分で判断して良い部分と、判断してはダメなことをハッキリと明確にしておくことです。

部下も性格が色々であり、率直で自分の意見を言う部下もいれば、腹にドロドロと渦を巻いた難しい部下もいます。

上司を引きずりおろそうと、画策する部下も少なからず存在します。

上司と部下をの関係を線引きし、ハッキリとしておくことで、どんな部下でも自分の立場を理解するようになります。

仲良くなりすぎて、友達感覚におちいらないようにしましょう。

仕事を振り分ける

仕事をしっかりと振り分けることも大事です。

仕事の割り振りがあいまいになると、仕事のできる人に集中し、トラブルの元になります。

部下があなたについてくるようになるためには、部下の役割と仕事と責任をしっかりと示すことです。

部下の要望に沿えない場合は、少しだけ叶える

部下が望まない仕事も、やらせなければならない場面があります。

もちろんですが、部下は自分の仕事だけの視点しかないため、自分の好き仕事をしようと上司に要望するでしょう。

ただ、上司はすべての部下の要望を聞くわけにはいきません。

全体のバランスもありますし、個人の能力にも違いがあるため、要望を受け入れることのリスクも考慮しなくてはなりません。

要望をかなえられない場合、部下はふてくされて仕事をしなくなることもあります。

そんなときは、部下の要望を少しだけ叶えてみてください。

ほんの少しだけでも叶えることで、部下の気持ちも少しは抑えることができます。

上司のウソや演技はすぐに見破られる。正直になろう。

上司のつくウソや、演技は部下にすぐに見破られます。

反面、部下がつくウソや演技は、上司にはバレにくいものです。

ですので、上司は演技やウソはつかないようにしましょう。

全て開けっ広げにする必要はありませんが、正直であることは「部下がついてくる点で」プラスに働くはずです。

分かり合えない部下は一定数存在する。そのような部下はやがて自ら離れていく。

ここまでやっても、分かり合えない部下は必ず存在します。

上司の方針やマネジメントスタイル、性格、世代、価値観など、感情的な面で好き嫌いもあるでしょう。

かつての私がそうだったように、上司や組織への反発を持つ部下は、あなたについてくることはありません。

ただ、分かり合えない部下に対してしっかりと向き合う時間は、上司には無いはずです。

残念ですが、やがて部下の方から離れていくはずです。

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