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女性部下の「めんどくさい」「扱いにくい」を解消する19のマネジメント法

女性 部下 扱いにくい

男性管理職にとって、女性部下は「扱いにくい」「めんどくさい」という悩みは大きいと思います。

私は、男性中心の職場が多かったのですが、女性中心の職場へ異動したときに「あまりの仕事の進め方の違いに驚愕した」ことを覚えています。

特に、管理職になったばかりの頃は、女性部下と上手くコミュニケーションがとれなかったり、取り扱いが難しかったり、どうしたら良いのか分からず苦労します。

でも、女性のコツを覚えれば、とても力を発揮してくれる強い味方になります。

今回は私の経験をもとに、女性部下に対しての「めんどくさいな・・」「扱いにくいな・・」という悩みを解決していきましょう。

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女性部下とのコミュニケーション方法

女性部下 コミュニケーション

初めに、女性部下とのコミュニケーション方法をまとめていきます。

マメでフランクなコミュニケーションが常に必要になる

女性はマメでフランクな会話を求めているので、男性部下のような上意下達(体育会系的な指示、命令)のようなコミュニケーションをすると上手くいきません。

コミュニケーションのポイントは、

  • 男社会の当たり前が通用しないと認識する
  • 指示命令はコミュニケーションの土台がないと通用しない
  • 何でもいいから、仕事と関係ない話しをして雰囲気をほぐす(ただし、嫌がる人にはしない)
  • 配慮しすぎない
  • 考えすぎて疲れない
  • 月一のイライラは気にしない方がベター。サラッと流す
  • 八つ当たりされても気にしない。そのうち元に戻る

もちろん、当てはまる女性、当てはまらない女性がいますが、全体の傾向として覚えておくと良いでしょう。

男社会で生きている男性が、女性中心の職場で働くと急にコミュニケーション不全になります。

それは、コミュニケーションの方法が、男性と女性が根本的に違うからです。

私の経験上、女性は、フランクに話しかけ、雰囲気をほぐすように心がけると不安がなくなって安定的に仕事をしてくれるようになります。

反対にコミュニケーションが苦手な方は、話しかけやすい雰囲気(例えばイライラを顔に出さないなど)を出すと良いでしょう。

女性だからと言って「遠慮しない」「こびない」

女性を始めて部下に持つ男性管理職は、女性に対して遠慮したり、こびたりしてしまいがちです。

女性が苦手な場合も、そのような態度をとってしまうものです。

ただ、覚えておいて欲しいのは、こびる男性管理職が女性部下に好かれることはありません。

堂々と振る舞っている男性管理職の方が、圧倒的に好かれますし、コミュニケーションも活発になります。

私も当時はコミュニケーションの方法が分からず、同じような苦い思い出と失敗が沢山あります。

仕事に慣れないと難しいですが、時間をかけても良いので、いずれできるようになることを目指してみてください。

男社会の当たり前が通用しないのが、女性社会

先程も少し触れていますが、男性は「〇〇君!これやっといて!」で書類をボンと投げたり、多少強めの指示命令をしてもやります。

ただ、残念ながら女性の場合は通用しません。

強めの指示を出しても、普段からのコミュニケーションの土台が無いと、愚痴や不満を周囲と言いあって、上司を無視したり言い返したりします。

また、上司自信の仕事の能力が認められていないことも、原因の1つになるでしょう。

たとえどんな簡単な仕事でも、女性とのコミュニケーションが無いと「拒否」されるようになっています。

感情的な「NO」が、そのまま仕事に直結するイメージです。

女性中心の職場では、男社会からの発想の転換が必要になります。

以下の記事でも、男性部下と女性部下の違いを記事にしていますので、参考にしてみてくださいね。

配慮しすぎてもダメ。考えすぎてもダメ。

女性中心の職場では、良かれと思ったことが実は拒否されていたり、不満を持たれたりする難しいものです。

以下、ポイントです。

  • 女性は男の10倍人のことを考えている
  • 話して発散しないと、仕事に支障が出る
  • 美味しいものを食べると満足し、機嫌が良くなる
  • お酒の席はそれほど重要でない
  • 威厳を捨て、フランクで公平を心がける
  • ただし、フランクすぎると上司をナメて協調を乱し、ルールやコンプライアンス違反する人もいるので注意が必要
  • できなかったことが出来たら、褒める

例えば、残業を遅くまでやっている女性部下に対し、「無理するなよ。早く帰れよーー」というよりも、「頑張ってるね!お疲れさん」と言って、ジュースでもおごった方が喜びます。

なぜなら、女性部下も早く帰りたいのは山々だからです。

女性はコミュニケーション能力が高いので、男性のふとした言葉を裏の裏まで考えて、言葉を受け取ります。

ただ、男性上司がそこまで考えすぎると非常に精神的に疲れるので、配慮しすぎず、考えすぎず、根に持たず、サッパリと接すると女性部下は気が楽になります。

「配慮しすぎてもダメ、考えすぎてもダメ」といことは、ぜひ覚えておいてください。

上司をナメると協調を乱したり、周囲とケンカをするのも女性の特徴

ケンカ 女性 部下

世の男性は、女性に優しくするのが当たり前と思いがちですが、ナメラれすぎるとかえって仇になります。

私の経験でも、女性に優しすぎたり、気を使いすぎると女性部下は勘違いをし、指示を聞かなくなったり、周囲とケンカしたり、協調性のない勝手な行動をとります。

コミュニケーションはもちろん大事ですが、職場には適度な緊張感が必要となります。

女性は上司の状態を察知するのが得意ですので、直接叱らなくても雰囲気で「やばい!」と気づく方も多いです。もし、優しすぎて失敗したと感じたら、一旦こちらからは話さないなどの対応をとると良いでしょう。

くだけすぎず、優しすぎない適度な状態を保つことをイメージしておくと、職場の秩序は乱れません。

女性のマネジメントは感情的にキレたら負け

私は以前、女性部下に対し、感情的になってキレてしまい1年以上関係がギクシャクしたことがあります。

お互いの関係がおかしくなると、直接コミュニケーションをとれなくなり、間に人を挟んで会話するため、生産性が悪化し業績も落ちます。

特に頭が良く、仕事ができて、自信を持っている女性部下はプライドがあるので、頭ごなしにキレてしまうと逆効果です。

仕事ができる女性部下は、上司の存在を疎ましく思っていることもありますので、下手にキレてしまったら相手の思うつぼです。

もしキレてしまいそうになっても、ぐっとこらえて席を外し、外の空気を吸い、怒りをやり過ごすのです。

「キレたら負け」は、ぜひ覚えておいた方が良いでしょう。

ほめて欲しいことを見極めてほめる

女性が気持ちよく働いてくれるようになるためには、ほめることです。

女性はほめることで、自尊心を取り戻します。

女性は放っておかずに、良い部分や気付いたことをほめましょう。

ただし、他の女性社員がいないところでほめるのがコツなぜなら、女性の嫉妬心をあおることになるからです。

女性は、ほめながらマネジメントしていきましょう。

苦手な女性部下には、1日1回こちらから話す

女性はコミュニケーション能力が高いので、上司が自分を好きか嫌いか、瞬時に理解します。

職場に苦手な部下の1人は2人はいるものですが、コミュニケーションをとらないと、仕事の報告や相談をせずに問題やトラブルを起こす場合もあります。

このような場合にオススメの方法は、「1日1回どうでも良い話をして笑いをとる」ことです。

1日1回であれば、我慢もできるはずです。

ぜひ、リスクヘッジのためと割り切って実行しましょう。

女性が群れるのは「本能」である

女性同士が群れるのは、社会で生き抜くための本能であり、セーフティネット機能です。

以下、ポイントです。

  • 好きで群れているわけではなく、本能である
  • 人間関係を考えすぎてストレスを抱え込む
  • 1人になれない人が多い
  • 好意を持つと察知して好意を持たれる。逆に言えば、好意を持たなければ好意を持たれない
  • グチは解決しようとせず、うんうん聞く。とにかく聞く。聞くだけで良い。
  • 服装、体、顔、匂いは清潔感が全て。細心の注意を。

一般的には女性は男性に比べて体が弱いため、お互いに寄り添って自分自身を守ろうとしているのです。

そして、女性はコミュニケーション能力が高いので、お互いに好きでもないのに群れられるのも特徴です。

ですので、本当は群れたくないのに、孤立を恐れて群れるのも女性の特徴です。

男性管理職は、女性の特徴として覚えておく程度で良いと思います。

セクハラになるかは女性の受け止め方で異なるが、どんな相手でも絶対に口にしないのが鉄則

男性管理職にとって、セクハラは重要な問題です。

たとえ「自分はセクハラしない!」と思っていても、いざ次長や課長などの責任者になると、自分中心に組織が動くため、男の部分が強くなっていきます。

また、女性部下からの親しみや頼られたりを繰り返すことで、「気のゆるみ」や「おごり」という勘違いがセクハラという形になって出てきます。

どんなに清潔感があってモテる上司でも、女性の受け止め方によってはセクハラとなる場合があります。

この部下にはセクハラの言動しても良い、してはダメという分け方はせずに、 「女性には統一感を持って、セクハラ発言をしない」方が絶対にベターです。

部下の中には、自分から性的な発言をし、上司のセクハラ発言を誘導する賢い女性もいます。

だまされて一発退場もありうるので、細心の注意を払いましょう。

このような場合、性的な発言や雰囲気になったら反応せず、他の話題に変えましょう。

セクハラは社会的地位も収入も全て失ってしまう、非常にリスクの高いことですから。

女性をマネジメントする上で大事なこと

女性 マネジメント 大事なこと

次に、女性を実践的にマネジメントする上で、大事なことをまとめていきます。

ニオイと清潔感は必須ポイント

女性をマネジメントする上で非常に大事なことは、ニオイ、清潔感です。

ニオイには特に敏感です。

汗は自分でチェックできますが、加齢臭はなかなか気付けませんので、家族にチェックしてもらって対処しましょう。

私も、以下の汗ふきシートは常備しています。

加齢臭も拭きとるタイプのものです。

実際に加齢臭はありませんが、早目早目の対処をオススメします。

男性管理職は、職場で香水をプンプンさせるのではなく、汗や加齢臭がない「無臭」になるように意識すると良いです。

服装は高価なものではなく、清潔感がNO.1

服装は高価なものでなくて良いです。

私も、スラックスやワイシャツはユニクロをチョイスしています。

選ぶポイントとしては、安くて頑丈なもので、体にピッタリフィットしたものが良いでしょう。

その上で、ワイシャツの汗染みや汚れを定期的にキレイにするだけで、清潔感が生まれます。

もう1つオススメなのは、ワイシャツにパリッと感を出すために、「スプレータイプのり」を吹き付けてからアイロンをかけてみてください。

クタクタのワイシャツでも、1日パリッとするのでオススメです。

ただ、毎日使うと結構すぐに無くなります。

お金をできるだけかけたくない場合は、100円ショップ(ダイソー)でも売っています。

以下、写真を載せておきますね。

ダイソー スプレーのり

最近はダイソー商品を見かけなくなりましたので、キーピングを活用しています。

パリッとしたワイシャツは、自分自身も気分が良くなります。

女性同士の関係に深入りしない

女性は、「仲が良いわけでもなく、お互いに嫌いでも一緒にいられる」ものです。

ですので、表面上は仲が良いのか、悪いのかは男性には分かりません。

仲が良いようにニコニコ話している場面でも、実はお互いにけん制しあっている場合も多々あります。

また、男性管理職は、女性同士の関係やグチ、論戦には深入りするのはやめましょう。とても危険な行為です。

女性は公平に接することを求めます(ただし、現実的には無理です。)ので、1人の肩を持つと、もう1人の嫉妬心を仰いでしまい、トラブルの元になります。

女性には月一回の周期がある。何もしていないのにイライラしているときはそっとしておこう

男性はなかなか理解しづらいことですが、女性は月一回の周期で体調が変化し、イライラがピークに達します。

女性中心の職場では、ピークがそれぞれ異なるので1人が機嫌が良くなったと思えば、また別の1人の機嫌が悪くなります。

機嫌が悪い女性は180度人格が変わるので、何を依頼しても声をかけても、相手に不愉快な態度をとるものです。

これを男性管理職がイチイチ気にしてしまうと、メンタルがやられてしまい、かえって仕事ができなくなります。

なかには、顔にも態度にも出さない女性もいますが、希少な存在です。

機嫌が悪いときは、そっとしておくのがベターです。

これは女性として生きる上で、どうしようもないことですから。

上司に提案してくるときは、大体は女性同士で相談したあとの「総意」である

上司に何か提案してくる女性は、上司との距離が近く話しやすい人を「相談役」に立てます。

しかも、女性同士はほとんど口裏を合わせており、お互いに相談済みです。

もし、そのような提案をしてきたら、「女性の総意」と受け止めて対処しましょう。

中にはコンプライアンスや常識を疑うようなことも、上司の様子や機嫌を伺いながら実行してくる人もいます。

フランクで話しやすい職場は大変良いことですが、中には悪意のある部下もいますので、気を抜かないことをオススメします。

どっしり構えよう

転勤や異動など、職場にになじむにはどうしても時間がかかります。

また、新しい仕事を覚えたり、人間関係を構築することにも時間はかかります。

最初の1年くらいは仕方ないものの、仕事に慣れたら「どっしりかまえる」ことも必要です。

浮足立っていると、何かと人から振り回されてしまいますから。

私の経験では、管理職1年目は大変つらく大変な毎日でしたが、2年目以降になると「人間慣れしていく感覚」があります。

仕事にも人間にも慣れたら、おのずとどっしり構えられます。

妹のように扱うことができたら一旦クリア

マネジメントをする上で、一旦のゴールを「妹のように扱う」ことを目標にしてみてください。

妹のように扱うことは、なかなか難しいものです。

普段のコミュニケーション回数や、部下との距離を詰め、信頼関係を作っていきます。

妹のような関係になると、

・妹のようにいじったり、励ましたり

・プライベートな会話を織り交ぜてコミュニケーションしたり、

・部下を落ち込ませることなく、きちんと注意することもできるようになります。

まずは、1年か2年かけて関係を作っていきましょう。

部下が妹のような存在になると、上司は兄になります。

ここまでくれば、決定的な立場の違いが作られ、マネジメント上有利になります。

男と女の関係には絶対にならない

ただし、部下との距離間を詰めすぎると「恋愛感情」が生まれることがあります。

男と女の関係になると、周囲は変な雰囲気だとすぐに気付くでしょう。

そうなると職場はギクシャクし、仕事をチームで進める上で障害となり、生産性に影響します。

部下との距離を詰めるのはマネジメント上で良いのですが、心の側面ではあくまで仕事と割り切って、ドライに務めましょう。

部下と男と女の関係になったら、あなたのマネジメントは失敗します。

管理職の自制心は、非常に大事なことと覚えておきましょう。

真の実力を身につけよう

上司が異動や転職してきたばかりの状態の場合、ベテラン部下の一部は指示・命令を聞き入れようとしません。

部下が自分勝手に行動したり、周囲との協調を乱したり、上司の指示を聞き入れようとせず反発するときは、「上司に対する反発心」を抱いています。

ここでは決して感情的にならず、1年~2年はじっくり仕事を覚え、本当の実力を発揮できるまでのガマンです。

2年間は我慢し、コツコツと仕事を積み上げるイメージで取り組んでいきましょう。

やがて女性は「仕事のできる上司」と認めると上司に耳を傾け、従順に仕事をしてくれるようになります。

ここまでくれば、

☑ 円滑なコミュニケーションができるようになり、

☑ 指示通りに仕事を進めるようになり、

☑ 周囲ともトラブルを起こさないようになります。

部署の生産性が高くなり、実績も上がってきます。

以上、『女性部下の「めんどくさい」「扱いにくい」を解消する19のマネジメント法』でした。

ではまた^^

課長・管理職の役割や仕事術をまとめたページを作りました!

課長・管理職の役割と仕事

部下や上司との人間関係、問題やトラブル、課題、新規事業、人材不足による長時間労働など、多岐にわたる問題にお役立ていただければ幸いです。

(※この記事も掲載しております。)

▼女性部下のマネジメント方法を学べます!

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