会社員の傍ら、Webライターとして活動しているひじき(@hijiki306)です。主に働く女性へ向けた記事を執筆しています。
「会社以外の副収入がほしい」「給料があと2~3万円多かったらなぁ」と感じ、副業にチャレンジしたいと思っている人は多いはずです。
実際、お小遣い稼ぎとして副業をしている人もいれば、開業届を出し個人事業主でガッツリ副業している人もいます。
本記事では、副業をしたいけどなにから始めてよいかわからない人へ向けて、副業の始め方や会社員におすすめの副業について解説します。
筆者も会社員をしながらWebライター活動をしているので、参考になれば幸いです!
目次
会社員の副業の始め方3ステップ
副業を始める際、なにからすればよいか悩んでいる方へ向けて3ステップで解説します。
副業で実現したいことを考える
自分が副業を始める理由や目的を明確にしましょう。その目的を達成するために、なにを実現して、なにを叶えたいのかを考えてみてください。
必ずしも数字や状態を目標にする必要はないですが、なりたい未来を具体的にイメージすると取り組みやすいです。
例えば「副業で月5万円を稼ぎたい」「副業収入を投資に充てたい」「ゆくゆくは副業から解専業になって脱サラしたい」などでもよいです。
いきなり副業で月100万を稼ぐ!といった難しい目標ではなく、自分がなれそうな将来を描くことが大切です。
本業と副業を両立できるスケジュールを組む
副業を始めるなら24時間を有効に使い、無理のない範囲で両立できるスケジュールを考えましょう。
会社員なら、会社に拘束される時間は9時間です。(8時間+休憩1時間)
睡眠、通勤、食事、娯楽の時間を考えると余暇の時間は少ないですよね。副業で収入を得るなら少ない時間を捻出しなければいけなせん。
もし「毎日2時間、副業をする」と決めたら、いつもより早く起きて朝活するか夕飯後のYouTubeやNetflixを副業に充てるよう時間の使い方を考えます。
注意してほしいのが、副業で成果を出そうとして最初から加速しすぎないことです。
睡眠時間を削ってまで副業は健康に悪いです。余暇の時間が全くないと苦痛になり挫折してしまうので、生活の一部として取りいれられるよう工夫していきましょう。
自分にあった副業を選ぶ
自分の経験したこと・興味があることから仕事内容を選んでいきます。
副業を選ぶ際は、以下を参考に考えてください。
- 自分のスキルに合った副業
- 在宅でできる副業
- 未経験OKの副業
- スキルアップやキャリアアップのための副業
例えば「月に3~5円の副収入を得たい」と考えているなら未経験OKの副業を見つけるのがよいでしょう。パソコン一台でできる副業もよいです。
そのほか、実際に副業をしている友人へ聞くのも有効です。「こんな副業があるなんて知らなかった!」と新しい職種を知るきっかけにもなりますよ。
しかし、ある程度仲がよい友人ではいとネットワークビジネスの勧誘を受ける可能性もあるので注意してください。
自分の目標や状況に合わせて、合った副業を見つけましょう。
会社員が副業を始めるメリット
会社員が副業をするのはメリットが多いです。
こちらでは、副業を始める主なメリット3つを解説します。
副収入が得られる
一番のメリットは、本業以外の収入が得られることです。
「あと2~3万だけでも給料アップしないかなぁ」と悩んでいるなら、残業代を稼ぐより副業で成果を出したほうが早いでしょう。
副業で収入が得られると、以下のメリットもあります。
- 生活費の足しにできる
- 貯金や投資ができる
- 趣味や遊びに使える
- 旅行や留学費用に使える
今の給料より2~3万円収入が増えると、生活費の足しにできたり趣味や娯楽に使うお金が増えたりして生活が充実します。また、旅行や留学など経験や大きな目標のために使えます。
もちろん副業で得られる収入は本業より少ないですが、自分のスキルで収入が得られると生活は豊かになり幸福度がグッと上がります。
本業以外の知識とスキルが身につく
副業で得た経験や知識は、日々の生活や本業に役立ちます。
会社員は1日8時間働くことで給料を得られますが、副業は自分一人のスキルで収入を得るため試行錯誤しながらおこなうため、行動力や副業の技術、営業方法が身につきます。
副業の知識とスキルが身につけば、転職やフリーランスとして独立を考えている場合も有利になるでしょう。
例えば副業でWebデザインのスキルを習得した場合、独立して会社を立ち上げるなど新たなビジネスを始めるきっかけになる可能性もあります。
副業で得た知識やスキルは、将来的に本業に役立ち自分の財産になります。
自分の価値を高め、自信がつく
会社に頼らず自分のスキルだけで稼げるのは、自信につながります。
昨今の経済状況をみても「個人の力」で稼げるのは強く、能力や価値を自分で証明できるので自己肯定感がアップします。
例えば、本業は営業職の人が副業で動画編集を学んだとします。スキルを活かして動画編集をおこなうと本業で会社のPR動画を任され、いざ転職する際にWeb制作会社へ転職するなどの可能性が広がります。
新しいスキルや経験を積めば本業や転職、脱サラして独立などさまざまなシーンで活躍できるようになるでしょう。コツコツ積み上げた実績が自信につながります。
会社員が副業を始めるデメリット
会社員が副業を始めるとメリットが多いですが、デメリットも存在します。
こちらでは副業を始めるデメリットを2つ解説します。
娯楽の時間が減る
結論、テレビやYouTube、飲み会の時間は減ります。今の生活スタイルから副業時間を捻出するため、余暇の時間は少なくなります。
筆者もWebライターを始める前はNetflixでドラマを見るのが習慣でしたが、今は連続ドラマを見ることすらなくなりました。けれど、飲み会の参加が減り早起きになったので健康面はとても良好です!
「本気で副業を成功させたい」「副業から始めて独立したい」と考えているなら、ある程度の努力と犠牲は必要になるでしょう。
副業とプライベートの時間をバランスよく分配すると、疲労が溜まることなく続けられますよ。
副業詐欺に引っかかる可能性がある
会社員が副業を始める際、副業詐欺に引っかかる可能性がるので注意しましょう。国や企業が副業解禁したことで、収入を増やしたい人を狙った詐欺が増加傾向にあります。
副業詐欺に引っかからないためには、以下に気をつけてください。
- 「簡単に稼げる」はないと思う
- 副業を始める前にしっかり調べる
- 連絡先や会社の住所があるか調べる
「未経験でもスマホ一台で簡単に稼げる!1日5万円!」といったのは、グレーとみてよいでしょう。そもそもお金を稼ぐのは簡単ではないことを念頭におきましょう。
条件が良すぎる、極端な表現をつかう悪徳業者には関わらないようにしてください。
会社員におすすめの副業4選
こちらでは、在宅・PC一台で始められる副業を4つ紹介します。
自分の興味関心がある副業はなにか考えながら読み進めてください。
Webライター
Webライターはインターネット上の記事をライティングする職業です。
筆者は第二子の産休を機にWebライターを知り活動を始めましたが、文章スキルが身につくと本業の資料作成や取引先のメールのやり取りにも役立ちます。
初めは「文章力なんてないから無理」と思っていましたが、書き続けると文章は上達し、タイピングスピードや執筆速度が速くなってメリットだらけです。
Webライターの仕事を受注するなら、以下のプラットフォームで見つけるとよいです。
- クラウドソーシング
- 大手求人サイト
- X(旧Twitter)
初月から大きな金額を稼ぐのは難しいですが、コツコツ続ければ1記事2~3万円で受注するのは可能です。
Webデザイン
Webデザインは、ユーザーにとって魅力的で使いやすいWebサイト設計をおこないます。ほかにも商品紹介ページやチラシ制作、名刺制作のような仕事内容もあります。
Webデザインでホームページ作成をする際の作業工程は、以下の通りです。
- ホームページのレイアウト
- Webサイトの配色決め
- Webサイトの文字やサイズの調整
- 画像やイラストの挿入
Webサイトの需要は今後も右肩上がりのため、将来性は明るいです。
一方でWebデザイナーが求められるスキルは上がってきているので、新しい技術を身につけアップデートすることは必須です。
短時間でスキルを習得したいならオンラインスクールへ通うのもよいでしょう。第一線で活躍するプロの講師から直接指導を受けられ、Web業界の最新情報をゲットできますよ。
動画編集
動画編集を副業にするなら、独学で学んだ場合は簡単な案件をこなすまで1~2か月、継続して案件を受注するなら3~6か月はかかります。
スクールへ通う場合は学びながら案件の獲得ができるので、独学よりは早く稼げるようになるでしょう。
動画編集の稼ぐまでのイメージは以下の4ステップです。
- 動画編集スキルを身につける
- 案件を獲得する
- スキルアップを続ける
- さらに高単価の案件を獲得する
動画編集は未経験からでも短時間でスキルを習得でき、稼げるようになりやすい副業です。もちろんソフトの使い方、カットの方法、テロップの入れ方など基本的な操作がわからないと案件は獲得できません。しかし経験を積めば高単価の案件にチャレンジできますよ。
動画市場は今後も伸びていくので、脱サラしてフリーランスで働くことも可能です。
以下、動画市場の今後の推移です。
(出典:総務省 – 第2部 情報通信分野の現状と課題)
緑の部分が動画配信の市場であり、毎年70億円~100億円ペースで伸びています。
SNS運用代行
インスタグラムやYouTubeなどのSNSを使って、顧客や取引先のファンになってもらうための活動です。昨今はSNS経由で物を買う人が増えているため、SNS運用代行の案件が増加傾向にあります。
SNS運用代行の副業を始めるなら、以下プラットフォームの運用スキルを身につける必要があります。
- インスタグラム
- YouTube
- X(旧Twitter)
投稿するだけでなく、Webマーケティングのスキルも求められます。商品販売スキルも身につけていくとよいでしょう。
SNS運用代行の副業収入目安は1アカウント3,000円から30,000円といわれています。案件によってはフォロワー数に応じて報酬がアップするケースがあり、戦略や提案の質によって単価が上がる可能性もあります。
まとめ
会社員が副業を始めるなら、本業とのバランスを考えてスケジュールを組むことが大切です。
まずはどんな目的を持って副業を始めるのか、副収入がいくらほしいのか明確にして始めることをおすすめします。
自分に合った副業を選んだらクラウドソーシングなどで仕事を受注して、副業について発信している人を参考に取り組んでいくとよいでしょう。
未経験OKの副業案件は多数あります。まずは実践してトライアンドエラーを繰り返し、副業経験を積んでみてください。
本記事を参考に、あなたに合った副業が見つかりますように!
この記事を書いた人

沖縄生まれ沖縄育ち。会社員×webライター×二児ママ。本業では企業の経理・総務・食品加工の業務経験あり。在宅ワークに興味を持ち、第二子育休を機に副業でwebライターを開始。ワーママの視点から、働く女性のためになる情報を発信中。目標は副業が本業収入を上回ること!
▼副業に関する書籍