会社員の傍ら、Webライターをしているひじき(@hijiki306)です。
働く女性のための記事執筆をおこなっています。
仕事と家庭の両立は疲れるし、頑張りすぎてストレスを抱え込んでしまいますよね。
精神的・肉体的に余裕を持たないと、イライラカリカリして家の中の雰囲気が悪くなってしまいます。
本記事では、ワーママが仕事と家庭を両立して過ごせるためのコツを仕事・家庭・マインド編にわけてお伝えしていきます。
筆者が実践している時間をやりくりするアイディアを紹介するので、ぜひ日々の生活に取りいれてみてください。
目次
忙しくても笑顔で接することが一番
働くママは無限に考える事柄がありますよね。
仕事が定時に終わるかどうか、子どもの送迎や習い事に間に合うか、夕飯の献立や買い物リストなどがあります。
ママが笑っていないと家族みんなが楽しくなくなり、険悪モードになってしまいます。
ゆっくりご飯を食べられない、好きなテレビを見られないとため息が出てネガティブになってしまいますよ。
余裕がなくなって疲れたときは、笑顔でいられるための方法を考えてみましょう。
負担と感じる家事は何かを明確にして「やらない」選択肢を取ると、時間や気持ちに余裕が生まれて笑顔で過ごせます。
例えば、以下の例が挙げられます。
- 水回りの掃除だけ外注する
- 夕ご飯は見栄えを無視。楽しく美味しく
- おもちゃ部屋は休日のみ片付ける
仕事と家事・育児をすべて完璧にしようとすると、自分が苦しくなってしまいます。
大切にしたいこと以外はちょっと諦めて、家族に対してニコニコで対応できるよう努めましょう。
ワーママが仕事と家庭を両立させるためのコツ【仕事編】
こちらでは、仕事においてワーママが仕事と家庭を両立するコツを3つお伝えします。
- タスクを細分化する
- 残業デーを決める
- 余裕を持ったスケジュール管理をする
一つずつ解説します。
タスクを細分化する
タスクを細かく分けてタイムマネジメントをすると、効率よく業務をおこなえます。
子どもが発熱した場合は翌日休む可能性が高いので、いつ誰かに引き継いでもOKなようにタスク管理を徹底する必要があります。
タスクを細分化する際の優先順位は、以下を参考にしてください。
- 緊急かつ重要なもの
- 重要だが納期に余裕があるもの
- 緊急だが重要ではないもの
- 緊急・重要ではないもの
やるべきことを締めきり順に並べると、なにから取り組めばよいかわかります。
タスクの細分化・To Doリストは手段であって目的ではないので、リスト作成に時間をかけすぎないようにしましょう。
10分程度で考えて、ツールやアプリに記録し、紙に書いて見える場所に貼るなどの工夫をしてください。
残業デーを決める
仕事が膨大で終わらないときや繁忙期は「〇曜日は19時まで残業する」と決めます。
何時に終わるかわからない、保育園のお迎えがギリギリ……といった考えが精神をかなりすり減らすので、残業する日を前もって決めるとよいでしょう。
1~2週間に一度はパートナーや業者に依頼して家事をまかせて、遅れている業務のカバーにあてます。
残業デーを決めると追い詰められている気分がなくなり、帰る時間を気にせず仕事に向き合えます。
余裕を持ったスケジュール管理をする
精神的・肉体的負担を減らすには、会社での時間の使い方、スケジュール管理が重要です。
スケジュール管理を徹底すると「いつまでに終わらせるべきか」が明確になり、間に合わない分は残業してカバーしたり同僚へ頼ったりすることができます。
仕事でのスケジュール管理術は以下を参考にしてください。
- 判断に時間をかけない
- 午前中にハードな仕事を片付ける
- 業務の年間スケジュールを把握する
- 各タスクのタイムリミットを設ける
- 子どもの学校行事に合わせて前もって休みを入れる
- ときには断る勇気も必要
自分のキャパを把握して、一つのタスクにかかる時間はどのくらいかを把握しましょう。
ワーママが仕事と家庭を両立させるためのコツ【家事編】
実際に筆者が実践している、家事の負担を最大限に減らす方法を3つお伝えします。
- パートナーとの家事分担を徹底する
- 実店舗への買い物頻度を減らす
- 献立は1週間ぶんまとめて考える
一つずつ解説します。
パートナーとの家事分担を徹底する
自分が「嫌だな」「苦手だな」と感じる家事をパートナーにやってもらうと、それだけでストレスが軽減できますよ。
筆者は夫に対して「これだけは絶対やってほしい」といった家事を決めています。
具体的には以下が挙げられます。
- 食洗機の中の食器を片付ける
- 子どもの保育園バック中身の準備
- 週に一度のお風呂場掃除
これだけは帰宅後やってほしい、私も手が回らないと伝えると率先してやってくれるようになりました。
自分が嫌・苦手と感じている家事でも、相手からすると苦じゃなかったり得意だったりするケースもあります。
家事を「見える化」してお互いの得意・不得意を話し合い、相手のやり方には干渉しないことが家事分担を成功させるコツです。
実店舗への買い物頻度を減らす
スーパーへ行く頻度を減らし、買い物の負担を減らしましょう。
仕事が終わったあとの食材や日用品の買い物は面倒に感じますよね。とくに子どもが小さいうちは大きな負担になります。
時間がないのにレジに行列、買う物が大量にある、判断が多くて疲れる、休みの日が買い物で潰れるなど、買い物は家事のなかでも重労働になるでしょう。
そこで、筆者がおこなっている買い物のコツを4つ紹介します。
- 肉・魚類は冷凍保存
- 日用品はAmazonを利用
- スマホのメモ帳に買い物リストをつくる
- 週末に八百屋で野菜を買いだめ(葉野菜類は保存袋へ)
ストックが切れた日用品や、なくなりそうな食材類(牛乳・卵)をスマホのメモ帳へ記録すると買い物漏れがなくなるのでおすすめです。
できるだけスーパーへ行く頻度を減らすよう心がけると、時間もお金も節約になります。ぜひ実践してみてください。
献立は1週間ぶんまとめて考える
主婦のみんなが一番悩むのが「献立」です。
日曜日の夜に冷蔵庫にある食材を見て、月曜日から金曜日までの献立を一気に考えましょう
考えた献立を紙に書いて冷蔵庫へ貼っておくと、夕飯作りがスムーズにおこなえます。
以下は、平日の献立例です。
- 月曜日:味噌汁・サラダ・納豆冷や奴・チキンステーキ
- 火曜日:味噌汁・サラダ・鮭のホイル焼き・もずく酢
- 水曜日:かき玉汁・もずく酢・野菜炒め
- 木曜日:味噌汁・オクラサラダ・ホッケのグリル焼き・無限ピーマン
- 金曜日:味噌汁・トマトとオクラのサラダ・カレー
味噌汁・サラダは毎日用意しているので、葉野菜は切ってフードコンテナに入れておく、味噌汁の具はあらかじめ切っておくなどの工夫をしています。
筆者は料理が得意ではないですが、献立を決めておくと手際がよくなりサッと準備できるようになりました。平日は火を使わず、グリルやレンジを使ったレシピを考えるようにしています。
とくに冷や奴のアレンジは無限です。しらす、ひきわり納豆、生姜+醤油、キムチを乗せると即席で一品出せるのでおすすめです!
ワーママが仕事と家庭を両立させるためのコツ【マインド編】
こちらではワーママが仕事と家庭でキャパオーバーになったとき、落ち着いて過ごせるマインド・習慣を記載しています。
- 自分時間を死守
- 周りと比べない・自分を褒める
- 高級なお酒・スイーツを買う
一つずつ解説します。
自分時間を死守
自分を大切にしないと家族に対しても優しくなれません。家族の健康や笑顔を守っているのはママなので、気兼ねなく自分時間をとって休むようにしましょう。
休みの日の朝8時から、2時間くらいカフェでまったりするのはおすすめです。温かいコーヒーを飲みながらゆっくり過ごす時間を確保してください。
家で過ごすとついつい大掃除して疲れた……となるケースもあるので、外に出て1人時間を満喫することをおすすめします。
自分時間を習慣的に取りいれると、ストレスが減って優しくなれますよ。
周りと比べない・自分を褒める
仕事と家事をバリバリこなしているワーママと自分を比べて、ネガティブな気持ちになるのはやめましょう。
テレビに出ているママタレントを見て「家事育児もしてスタイルも保って、なぜこんなにキラキラしているのかな……」と落ち込むときもありますよね。
しかし人それぞれ環境や生活スタイルは違うので、比べて悩んでもメリットはありません。隣の芝生は青く見えるものと思い、割り切りましょう。
筆者は以前、散らかっているリビングに職場の同僚(ワーママ)を招いたことがあります。
「家のなかが汚くてすいません……」と恥ずかしながら伝えると「なに言ってるの!とっても綺麗に整理整頓されているよ!収納が上手だから参考にするね」と逆に褒められた経験があります。
自分が片付けられないと思っていても、第三者から見ると整っているように見えることってあるのだなと感じました。完璧主義思考だったんですよね。加えて、褒められたので嬉しかったです。
また「仕事も復帰して子育てして、ご飯も毎日作っている私は凄い!」と自分で自分を褒めてあげるのも大切です。
お風呂中や眠る前に1日を振り返り、自分を褒める時間をつくりましょう。自己肯定感が上がり、ポジティブで建設的な考えができるようになりますよ。
高級なお酒・スイーツを買う
いつも頑張っている自分へご褒美を買うと、仕事を頑張る活力になります。
普段つい子どもやパートナーを優先しがちですが、たまには自分のためにプチ贅沢をしましょう。
例えば、デパートへ行って高級チョコレートを買う、1本2~3,000円するウイスキーを買ってみる、ホテルランチへ行くなどです。
自分が稼いだお金でご褒美を買えるのはワーママの特権です。ご褒美を買って、明日の仕事を頑張りましょう。
ワーママは人と比べず、自分を大切に!
仕事と家庭の両立はスケジュール管理の徹底やタスクの細分化、パートナーとの情報共有が需要です。
頑張りすぎて疲れが溜まっているなら、なにが大きなストレスを占めているのか明確にしてパートナーと話し合い、家事育児をうまく分担してみてください。
キラキラ働いているママたちは自分時間やご褒美をつくり、少し手を抜いて頑張っている人たちがほとんどです。
息詰まったときこそ前向きな気持ちになれるよう考えて、活気のあるニコニコしたワーママを目指しましょう!
この記事を書いた人
沖縄生まれ沖縄育ち。会社員×webライター×二児ママ。本業では企業の経理・総務・食品加工の業務経験あり。在宅ワークに興味を持ち、第二子育休を機に副業でwebライターを開始。ワーママの視点から、働く女性のためになる情報を発信中。目標は副業が本業収入を上回ること!
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