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30代~40代までの働き盛りの男性や中間管理職など、男性サイドの視点で、仕事や生活に役立つ記事を書いています。
私は朝活を始めて18年が経ちます。
朝活のきっかけは、子育てと同時に「自分の時間を作りたい」という理由が始まりでした。
当時は、朝5時30分起床、夜21時就寝で始めましたが、今は朝4時30分起床、夜21時就寝という生活リズムを作っています。
実際に私が朝活を習慣として長くやってみて、気づいた点も含めて、得たものやメリット、失ったものや注意点をお話ししていきたいと思います。
これから朝活を始めたい人や、朝活を続けられるか不安な方も、できるだけ実態ベースで深く掘り下げ、分かりやすく解説していきたいと思います。
目次
朝活とは?
朝活とは、私の解釈で言うと「早起きして何かしらの活動をすること」と捉えています。
初めに、他サイトの記事を参考にしてみましょう。
- 「朝活とはその言葉通り、朝時間を利用して、普段できない活動をしよう」と書かれています。(ボーグル – 朝活とは?効果的な方法やメリットを徹底解説! )
- 「朝活とは、文字どおり、朝の時間に活動することをいいます。単に早起きして1日の活動時間を前倒しするのではなく、自分の趣味やスキルアップのために、仕事や学校に行く前の時間を有効利用し、生活を充実させることが朝活の目的です。(LikeU – 朝活の効果・メリットは?おすすめの朝活と継続するコツをご紹介)
- 朝活とは、その名の通り「朝に活動すること」を指しており、具体的には読書や資格勉強、または運動などを行い、朝の時間を有効活用することです。(識学総研 -【メリットだらけ】朝活とは?具体例やコツ、注意点を解説!)
3つの記事から共通することは、
朝活とは、「朝の時間を有効利用して、スキルアップなど普段できないことをするために行う活動のこと」
と言えそうです。
まず、朝活という活動のイメージを押さえておきましょう。
朝型か夜型かを判断してみよう
朝活を始めるにあたっては、
以下のサイトでは、朝型か夜型かを判断することができますので、ぜひやってみてください。
ちなみに、以下は私の結果です。「超朝型のタイプ」であることが分かります。
私の場合、朝が早い仕事だったことと、子育ての開始が同時だったため、子供の寝かしつけという習慣で朝活がマッチしています。
しかも18年の朝活歴ということもあり、習慣であり、結果論です。
まずは、朝活を始めるにあたって、チェックしてから始めた方が無難です。
10代~20代は朝に弱く、夜に強いから朝活には向いていない
私は、自分の置かれた環境によって、20代で朝型から夜型の習慣を作ることができましたが、決して肯定的な話しだけではないようです。
早稲田大学 睡眠研究所の「早起きするとパフォーマンスが低下!? 健康に大学生活を送る睡眠法とは」によると、
「早起きは三文の徳」とは言いますが…。果たしてそれは科学的に正しいのでしょうか? とりわけ大学生にとっては、必ずしも「三文の徳」と言えないようです。というのは、「一般的に10代後半から20代前半ぐらいまでの若者は朝に弱く、夜に強い夜型。朝早く活動することそのものが実は向いていない」から。
そして、年齢を重ねることで、だんだん早起きになり、夜型から朝型に変わっていくそうです。
朝型、夜型の判断もありますが、年齢も関連してくるようです。
年齢の若い方は無理しない方が良いと思います。
朝活で得たもの・メリット
朝活のメリットは、1日の時間を大切にするようになったことです。これはとても大きいと思います。
時間の有効利用を図ることで、自分ができることを増やせますし、さらに睡眠時間も確保しながら、生活リズムもしっかり作ることができます。
では、得たものやメリットを解説していきましょう。
午前中の集中力が増し、仕事が早くなった
私は朝活を行うことで、本業には良い影響があると考えています。
特に午前中の仕事がはかどるため、サクサク効率的に仕事が進んでいく感覚がありました。
午前中に事務系の仕事を手早く終わらせ、午後からはお客様に訪問する工夫を行っています。
そこで、リハビリテーションを専門とし、「睡眠マネジメント」を開発した菅原洋平氏によると、集中できるのは起床4時間後。そこに重要な仕事を合わせると効率は10%上がる と指摘しています。
ということは、朝5時で起床し、朝活を行った後の4時間後である、9時頃にベストパフォーマンスが生み出せることになります。
この生活の流れをキープすることで、朝活も充実していきますし、仕事もサクサク早く終わらせて帰ることができるので、「朝活」=「好循環サイクル」を作り出すことができると考えています。
ダラダラ残業はできないし、しない
朝活をやるために生活リズムを整えようとすると、残業は必然的にできなくなります。
一般職や主任、係長であれば、残業しないように自分の仕事を工夫すれば良いのですが、課長などの管理職の場合は難しくなります。
なぜなら、チーム内で残業を恒常的に行っているメンバーがいると、帰りづらいからです。
管理職が朝活や生活リズムを整えるため、早く帰りたい場合は、部下の仕事のボリューム調整や再配分、手伝うことが必要となってきます。
一方で、生活残業をしたい部下や、時間管理が甘い部下、自分が納得するまで仕事をしたい責任感の強い部下は、面談を通して意識改革を促す必要があります。
いつ終わる分からないダラダラ残業を避け、残業をしないという強い意志を持たないと、生活リズムが崩れていき、やがて朝活そのものが出来なくなります。
残業には、十分注意が必要です。
資格を取得でき、継続的な学習ができるようになった
私は朝活を通して、30分~1時間程度の勉強時間を確保できることができました。
勉強時間を確保することで、継続的に学習することができますので、資格もとることができます。
また、自分自身をスキルアップさせるために、朝活をし、資格が取得できると達成感が生まれます。
結果的に、朝活のモチベーションが高まりますので、オススメです。
逆に言えば、朝早い分、夜は眠くなって勉強できないのです。
副業で成果を出せるようになった
朝活で副業を実践し、成果を出せたことも、成功例の1つです。
以下は、私が行った一例ですが、
- web記事ライティング
- EC販売・フリマアプリ販売
- 書籍出版
- ブログ構築、web構築
- 経営コンサルティング
などに朝の時間を使うことができます。
副業を成功させるには、時間の管理がカギを握っていますので、作業時間を設定し、集中的・効率的に実施できるかを意識してみてください。
ただ、納期や〆切があって、夜遅くまで作業をしなければならない場面も出てきます。
イレギュラーな場面では、思い切って時間を投入するしかありませんので、いかに普段の生活リズムを作って取り組めるかが大事です。
以下の記事では、副業を0から始めるための方法を詳しく解説しています。
私の経験談も多く書いていますので、ぜひご覧ください。
朝活で失ったもの・注意点
朝活は得たものやメリットだけではなく、失うものや注意点も出てきます。
両者を踏まえた上で、取り組んでいきましょう。
夜の付き合いが苦手になった
初めに、朝活を習慣にすると、夜型の人との付き合い(懇親会や勉強会など)が出来なくなります。
ただ、自分自身の歓送迎会など、どうしても出席しなければならない(出席したい)場合は、「翌日は朝活しない」というように柔軟性を持たせると良いでしょう。
ただ、朝活を習慣にすると、夕方にスイッチが切れ、夜になるにつれて眠くなってきますので、夜付き合いはどうしても苦手になってきます。
朝活を長い習慣にするためには、「無理をしない」、「柔軟に考えて取り組む」と良いと思います。
「何があっても絶対に朝活をやる!」と、かたくなに決めてしまい、ストレスだらけになってしまったら、身も蓋もありません。
朝活は、長く、楽しめるようにできたら最高です。
目的を持たないと何も生まれない
朝活は、目的を持って行動しないと、あっと言う間に時間が過ぎます。
最近の私の場合、「講義のレポートを少しずつ進める!」という目的や、「仕事を少しでもやっておきたい!」という目的があるときは、目覚めが良く、朝活も進みます。
反面、何もやることが無いと、コーヒーを飲んでグダグダして終わりです。
朝活は、しっかり目的を設定することで、生み出せる内容が変わってきます。
昼寝(仮眠)をしないと、午後から眠くなってパフォーマンスが落ちる
朝活は、生活リズムを整えるための手法でもあります。
反面、仮眠をとるべき時に取らないと、リズムが崩れて仕事のパフォーマンスに影響します。
理想としては、朝食後の出勤前に10分、昼食後に20分の仮眠(昼寝)です。
ららぽーと横浜クリニックによると、昼寝の時間は20分以内と書かれています。30分以上寝ると、深い眠りに入るので体がだるくなって逆効果となるようです。
その他の昼寝の効果としては、
- 脳がリフレッシュする
- 消化が促進される
- ダイエット効果あり
とされています。詳しくは、食べた後の仮眠は体に良い?(ららぽーと横浜クリニック)を参考いただければと思います。
仕事のパフォーマンスを維持することで、仕事を早く終わらせることができますし、結果的に朝活ができるようになります。
ちなみに、私は8時間に全集中しますので、17時頃にちょうどエネルギーが切れるようになっています。
体調が悪くなった場合は無理しない
夜型の人が無理に朝活を始めようとすると、体に無理が出てきます。
私も朝活に慣れるまでには、かなりの時間がかかっています。
朝活で無理をして体調不良になってしまっては、本末転倒です。
特に体調不良や風邪、病気の時は、決して無理をしないようにしましょう。
まとめ・結論
- 朝活はスキルアップや、副業などに取り組む時間としては良い。
- 朝活は、朝型と夜型をチェックしてから始めた方が良い。
- 朝活は色々なチャレンジができてメリットが多いが、目的が無いとダラダラしがち。
- 夜型の人は無理に朝活をしない方が良い。
- 朝活は健康的である反面、夜の付き合いができにくくなる
以上を頭に置きながら、「朝活」に取り組んでいってくださいね!
また、以下の記事では、朝活とも関連する「稼ぐ力」の身につけ方を解説しています。ぜひ、ご覧くださいね。
この記事を書いた人
「生き方」×「働き方」を学び未来を切り開くwebメディア「イキルメディア」の運営者。金融機関や企業の経営企画マネージャーを経て、起業。webメディア運営や出版などを通じてキャリアアドバイスをするなど、事業に邁進しています。
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