会社員の傍ら、Webライター活動をしているひじき(@hijiki306)です。
主に、働く女性のためになる記事を執筆しています。
この記事にたどり着いた人は、おそらくSNSなどのコンテンツを遮断して充実感あふれる日々を過ごしたいと思っていると思います。
休みの日、ダラダラスマホでネットサーフィン、YouTube動画を見て気づいたら2~3時間経って「今から動くのは面倒だな……」と感じた経験がある人も多いでしょう。
実際、筆者のスクリーンタイムは平均4時間、休日の多いときは6時間ほどありました。寝る時間を削ってスマホを見て、布団のなかで平気で1~2時間を溶かしていたんですよね……。
そこで本記事では、限りある時間を有効につかうため、筆者がデジタルデトックスを取りいれた生活の変化、メリットについて解説します。
最後まで読むとデジタルデトックスを取りいれてみよう!と感じるので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
デジタルデトックスとは
デジタルデトックスとは、決まった時間にスマホやデジタル機器をシャットアウトし、
自然と向き合うことにフォーカスした取り組みを指します。
スマホって、10年前と比べるととても便利になりましたよね。「Hey Siri!」と呼びかけると反応して質問に答えてくれるし、調べる時間も短縮できます。
しかし、デジタル機器をつかいすぎるとストレスや不安、集中力低下の原因になってしまうのです。
以下は、厚生労働省が2021年におこなったゲーム依存症対策関係者連絡会議によるデータ検証です。
【引用元:第2回ゲーム依存症対策関係者連絡会議|ネット依存・ゲーム障害の治療の実態と課題】
会議報告によると、新規ネット依存患者数とゲーム障害患者数は2015年に比べて約3倍に増加しています。
デジタルデトックスは「完全に電子機器を手放して生きていこう」というものではなく、健康な生活を送り、心と体を整えるための取り組みとして注目されています。
デジタルデトックスの効果
デジタルデバイスからの刺激を受けないことで、脳がリラックスできてストレスや不安からも解消されます。
なんとなく見たSNSで、友人が旅行へ出かけていたり美味しいカフェに行ったりしている投稿を見て「いいなぁ、羨ましい。自分は仕事ばかりなのに……」と落ち込んだ経験ありませんか?
とくに夜は気分がネガティブになりやすく、SNSやYouTube動画のコンテンツを見ると手が止まらず眠れなくなりますよね。デジタルデトックスを取りいれると、他人と比べて落ち込むことが減りますよ。
ほかにも、以下の3つの効果が挙げられます。
- ストレスや不安の軽減
- 集中力や注意力アップ
- 睡眠の質の改善
夜遅くまでスマホを触ってしまう人は「寝る2時間前にスマホを触らない」と決めて実行するだけでよく眠れるようになりますよ。ぜひ試してみてください。
寝る前に過度な情報をとりすぎず、リラックスした状態で眠りにつけるので、翌日の目覚めがスッキリしますよ。
デジタルデトックスのやり方3ステップ
こちらでは、デジタルデトックスのやり方を3ステップでお伝えします。
簡単で今日から取り組めるので参考にしてください。
STEP①1日のスクリーンタイムを把握する
まずは、スマホ内にある「スクリーンタイム」を確認しましょう。24時間のうち、何時間スマホを見ているか把握します。
5時間以上ある人はかなりのスマホ依存症です。
1日のうち5時間となると、自由な時間のほとんどがスマホを見て過ごしていることになります。
1日が24時間で睡眠時間が7時間、仕事が8時間。
空いている9時間のうち5時間をスマホに費やしているとなると、怖くなりますよね。
実際に、1日でスマホを触っている時間を知り、どれくらい減らしていくか考えましょう。
STEP②スマホを触らない時間を決める
次に、1日で「自分はどの時間によくスマホを触っているか」を考えて、触らない時間を具体的に考えます。
帰宅した19時から寝る23時まで、スマホを触らないと決めてもよいでしょう。
筆者の場合、スマホを見る時間が21時から0時が多かったので、20時から翌朝の出社前までをデジタルデトックスすると決意。
最初は手持ちぶさたになっていましたが、そのぶん家事がスムーズにできたり寝る前に本が読めたり、有意義な時間を過ごせるようになりました。
通勤中の電車でスマホを見ている人は、スマホを開かずに本を読んでみる、広告のキャッチコピーに目を向けるとよいですよ。
短い時間でも電子機器から離れると、デジタルデトックスにつながります。
STEP③時間を決めたら触れない場所へ置く
スマホを触らない時間を決めたら、スマホをオフにして離れたところへ置きましょう。
このとき、物理的にすぐ触れないところへ置くとよいです。
- クローゼットの中
- 靴箱の中
- カバンの中
目と鼻の先にスマホがあると、どうしても気になって開いてしまう……という人は、タイムロッキングコンテナを活用してみてください。
1分から10日までタイマー設定が可能なので「スマホが気になってしょうがない……!」と誘惑に弱い人へおすすめです!
【実証済み】デジタルデトックスを導入してからの変化5選
こちらでは、デジタルデトックスを取りいれての変化を5つお伝えします。
- よく眠れるようになった
- 1日が長く感じるようになった
- 情報をとりすぎず、脳が疲れなくなった
- 子どもと向き合う時間が増えた
- 自分軸で生きられるようになった
スマホの使用時間を決めると、生活がガラッと変わったので参考にしてください。
よく眠れるようになった
睡眠の質が上がったというよりは「寝る前スマホを触っていた時間すべてを睡眠に回せた結果、たくさん眠れている」が正しいです。
筆者はiPhoneを2012年に初めて購入してからずっと、寝るギリギリまでネットサーフィンやYouTubeを見ていたんですよね。それじゃあ、慢性的な睡眠不足で「なんだか不調」が続くのも当たり前です……。
健康に過ごすのは睡眠が一番と気づき、20時以降はデジタル機器をシャットアウトしています。布団のなかで動画やSNSを見ることがなくなったので、ぐっすり眠れようになりました。
1日が長く感じるようになった
スマホって、一度開くといつの間にか1時間、2時間……と過ぎていますよね。なんとなく触るのを辞めて、余暇の時間が増えたので充実しています。
今までは、食事→一旦SNSチェック→お風呂→SNSで、あっという間に23時になり「もうこんな時間だ!」と感じていたんですよね。
スマホ時間をなくすと食事→お風呂→キッチン掃除→読書→就寝になり、早くやらないといけないことにサッと取り組め、充実度が高まりました。
家事を早く終わらせたい、夜の時間をもっと充実させたい人こそ、デジタルデトックスを取りいれるとすぐ効果を実感できますよ。
情報をとりすぎず、脳が疲れなくなった
YouTubeやSNSのショート動画は魅力的で楽しいですが、ずっと見ていると脳は休まらず興奮状態になってしまいます。
情報をとりすぎると正しい判断ができなくなり、小さな画面を見続けていると頭が痛くなってしまうでしょう。
過度な情報をシャットアウトすると脳がクリアになり、集中力がアップしてイライラする回数も減ります。
スマホがあると、料理しながらYouTubeを見たり子どもの面倒を見ながらDMを返したり、同時にやろうとするから余計疲れるんですよね。
スマホ時間を少しでも手放すと、一つ一つのことに集中できるようになりますよ。
子どもと向き合う時間が増えた
デジタルデトックスを始めてから、子どもと公園に行ってお散歩する頻度が増えました。
子どもとお喋りをしながら散歩をしたり、ブロック遊びをしたり、目の前の子どもと向き合う時間が増えたなと感じます。
以前はSNSをチェックしながら片手間でお世話していることが多かったですが、デジタルデトックスをすると子どもとの会話や遊びに集中できるようになりました。
わずかな成長の変化にも気づけるようになったので、ちゃんと向き合えていなかったなと反省しました。
自分軸で生きられるようになった
SNSを見る頻度が減ると、他人と比べることが減ります。
以前までに筆者は空いた時間があればSNSをチェックして、他人の人生を覗いては自分と比べ落ち込む回数も多かったです。
「〇〇さんは新しい車を買ったらしい」「Aさんは新築物件を購入したらしい」「Bさんは転職に成功して年収がアップした」といった投稿を見ては、羨ましいと思い落ち込んでいました。
それから夜にSNSを見ないのを実践して、他人と比べず自分軸で物事を考えられるようになって生きやすくなりました。
ウォーキングや半身浴をして自分自身を整える時間が増えたし、生活のなかでなにが大切かを知ることができたのでよかったです。
まとめ
デジタルデトックスをおこなう前は「夜20時頃から朝の8時までスマホを見ないなんてあり得ない」「唯一の自分時間がなくなるなんて……」と思っていましたが、スマホがない生活は案外いけることがわかりました。
夜にSNSを見て他人と比べて落ち込む、といったムダな時間を過ごしていると気づけたので、これからはもっと時間を大切につかおうと思っています。
本記事を参考に、家庭内でのデジタルデトックスを取りいれてみてください!
この記事を書いた人
沖縄生まれ沖縄育ち。会社員×webライター×二児ママ。本業では企業の経理・総務・食品加工の業務経験あり。在宅ワークに興味を持ち、第二子育休を機に副業でwebライターを開始。ワーママの視点から、働く女性のためになる情報を発信中。目標は副業が本業収入を上回ること!
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