私の中学時代の同級生の「訃報」が耳に入りました。
私の中学時代は優秀な人が多く、毎日が楽しかったことを思い出します。
彼は責任感があり、社内の人望も厚く、部下の面倒見が良いスーパエリートだったそうです。
でも、休みもなく働き続けたら・・。
これは、管理職になった私も理解できますが、働きすぎは本当に体を壊します。
働き過ぎは、人生を壊します。
今回の記事では、「管理職の働き過ぎのリスク」を考えていきましょう。
目次
管理職はなぜ、働きすぎてしまうのか
初めに、なぜ管理職が働きすぎてしまうのか考えていきましょう。
裁量が増えると仕事は楽しくなる
管理職は、自分で判断して実行して行動できる裁量を持っています。
組織によっては「名ばかり」で、裁量を認めていない管理職もいますが、大手の管理職になれば自分が行動した分だけ成果が返ってきます。
つまり、やりがいや自主性が生まれます。
やりがいを感じると、仕事が楽しくなって疲れなくなります。
仕事が楽しくなると、体が疲れていないように感じてしまい、ワーカーホリックになります。
これは私も経験しています。
仕事に夢中になりすぎて、気付いたらボロボロになっていました。
改めて思うのは、
・「仕事って何なのか?」
・「体を壊してまで働く必要があるのか?」
・「そもそも体を壊して働けなくなったら、本末転倒ではないか?」
以上のように感じています。
責任感があり、周囲から期待され、人望がある人は頑張りすぎてしまう
責任感があって、部下の面倒見が良く、人望がある人で超エリートと呼ばれると、どのようなことになるかと言うと、期待に応えようとしすぎて仕事を頑張りすぎてしまいます。
自分を奮い立たせるために、自らを厳しく追い込みます。
仕事は無理にモチベーションを上げるのではなく、自然に習慣化された行動の中で成果を出すことが一番良い方法です。
私がこのブログを書いているのは、習慣になっているから自然に書けます。
運営1年目はガムシャラに書きながらモチベーションを保っていましたが、今は別。
仕事は周囲の期待に応えようとしすぎるからこそ、ムリしてしまうもの。
管理職こそ長時間労働をやめるべき理由と、残業を減らす方法
管理職は残業代がつかず、実質無制限に働くことになります。
ただ、管理職であっても1人の人間です。
ごはんを食べる時間も欲しいし、体と脳を休ませる時間も欲しいのです。
休みの日は、ゆっくりくつろぎたいのです。
管理職だからと言って、長時間労働が許されるわけがありません。
私も一度体を壊した時に、「自分が働けなくなった時に、家族が路頭に迷ってしまう」と直感で感じました。
これは大変つらかったですね。
管理職こそ長時間労働をやめましょう。
体は1つですから。
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