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中間管理職のストレスや仕事のイライラに対処する25のこと

中間管理職 ストレス イライラ

中間管理職は、非常にストレスが溜まるものです。

私の経験でも、一般社員や係長の時は頭が堅い上司、手柄を横取りする上司、仕事をしない上司に悩まされていました。

一方で部下にも、仕事をしない部下、仕事のできない部下、問題やトラブルを起こす部下など、日々、中間管理職は板挟みで悩んでいます。

ストレスが溜まると自立神経が乱れ、免疫力が低下し、徐々に体調が悪くなっていきます。

今回の記事では、日々ストレスやイライラでお悩みの方に向けて、対処方法をまとめていきたいと思います。

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目次

なぜ中間管理職はストレスがたまるのか、「現状把握」しよう

ストレス 中間管理職

初めに、中間管理職のストレスの原因はどこからくるのか、現状把握してみましょう。

【1】出世にはメリットとデメリットがある

出世は喜ばしいことばかりではなく、そのポジションでの苦労や大変さがあります。

私は一企業で、係長、課長代理、課長と昇進してきました。

思いおこせば、事業プロジェクトや仕事が順調に進んだこともありますし、問題やトラブルが重なり、ストレスで体を壊したこともあります。

以下の記事では、管理職(課長)になって分かったメリットとデメリットを詳しくまとめています。

まずは、現状把握として参考にしてみてください。

【2】中間管理職のストレスは「人」にある

中間管理職のストレスをためる理由は、ほとんど「人間関係」にあります。

一般社員でも結局のところ「人」ですよね。

中間管理職で特に多いのは、

・上司がマネジメントできない。

・上司が頼りにならない。

・上司が仕事の邪魔をする。

・上司が仕事の判断や決断ができない。

・上司から、キャパを超えた膨大な仕事量を与えられる。

・すでにキャパオーバーなのに、次から次へと新規事業をやらされる。

・裁量(自己判断はNG)は与えられず、仕事に対する結果責任のみ求められる。

・上司からのプレッシャーを受け続ける。

・部下が育たず、仕事のフォローが常に必要。

・部下とのコミュニケーションに時間をとられる。

・部下同士のウマ(相性)が悪く、コミュニケーションの間に入らなければならない。

・部下が新人ばかりで、教育に時間がかかる。

私が中間管理職(係長)の頃には、以上のようなストレスを抱えていました。

【3】仕事熱心で真面目すぎるところはないか

仕事熱心で真面目な人が注意することは、

・ 責任感があり、長時間労働してしまう。

・ 家に帰っても仕事をしてしまう。

・ 仕事中毒(ワーカーホリック)になる。

・ 責任感のあまり、必要以上に仕事と責任を抱えこんでしまう。

・ 部下に仕事を振れず、抱え込んでしまう。

・ 長時間労働で、気付いた時には心身ともにボロボロになっていた。

20代は若さと体力で乗り越えられるでしょう。

でも、30代になると体力が衰え始め、少しづつ疲労が蓄積されてきます。

【4】ストレスを抱えると、何かに依存し、体の異常に発展する

中間管理職がストレスを抱えると、逃避行動をするようになります。

例えば、

・ 酒の量が増える。

・ タバコを吸い始める。

・ ギャンブルにはまる。

また、体や精神にも異常が出ます。

・ 常にイライラする。

・ 家族に八つ当たりしてしまう。

・ ふさぎ込んでしまう。

・ 攻撃的になる。

体やメンタルの異常はどんどん進行していきます。

【5】ストレスで自立神経が乱れる

仕事をする上で、適度なストレスは良いことと言われます。

でも、中間管理職のように、常に強いストレスにさらされていると体に何らかの異常が現れてきます。

私の場合は、

・ 肩こりがつらくなり、頭が重くなり痛くなる。

・体に湿疹、蕁麻疹が出来る。

・ うつ病になる。

・ 髪の毛が抜ける。

・ 職場に行くと胸が苦しくなる。呼吸が浅くなって息苦しくなる。

・ 体が冷える(特に手の先、足の先)。

・ 首すじ(裏)から発汗する。

・ 何もしていないのに疲れている。朝起きると疲れている。

・ イライラが絶えない。

・ 休日に会社から電話が鳴ると、胸が締め付けられる。心臓が痛くなる。

・ 体重が急に増加(中間管理職になる前よりも+8kg~10kg)

・ 体が毎日だるい。

・ 低血圧。

・ 何もしていないのに、冷や汗をかく。

体の異常があらゆるところに出てきます。

以上の多くはストレスによる自律神経の乱れが原因です。

ちなみに私は仕事をしすぎて、燃え尽き症候群になったこともあります。

以下の記事は、当時の私を記録したものです。参考にしてみてください。

【6】年齢が高くなれば、職場以外のストレスが増えてくるもの

私の経験では、30代、40代と年齢が高くなるにつれて、職場以外のストレスが増えていきます。

子供がいれば、お金の問題、教育の問題、PTAなどが増えてきます。

家庭の生活環境の変化もストレスにつながります。

自分の健康状態にも気をつけないと、ストレスが増えていきます。

20代の頃とは違い、色々な面でストレスの引き金になるのです。

できるだけ、ストレスをため込まないようにしたいものです。

中間管理職のストレスに対処する「職場での実践編」

中間管理職 ストレス 解消法

次に、職場で出来るストレス対処の実践編にいきましょう。

【7】感情のコントロール方法を学ぼう

職場には、気の合わない人やどうにもならない困った人がいるものです。

その人に対して、イライラカリカリして感情的になると、仕事も進まなくなるし精神的に消耗してしまいます。

ただ、職場ではそういう人とも付き合っていかなければならないのが現状です。

コツとしては、

・嫌な感情は放っておく

・どうしようもない人に腹を立てても意味がないと知る

・内向きに考えないで、外に出る

・言葉の深読みはしない

・白黒ハッキリさせない。グレーでもOKにする

【8】デスクワークなら自分の好きなモノを周りに置こう

イライラを抑える方法の1つが、自分の好きなモノや色を回りに置くことです。

例えば、

・好きな風景の写真などをデスクトップに配置する。

・お気に入りの好きな色の文房具をそろえる

など、会社の規則の許される範囲でデスクを自分の好みに変えてみましょう。

ただし、あまりにもやりすぎると周りの目にもなりますので、注意が必要です。

ちょっとしたアイディアが、ストレスを緩和してくれます。

【9】体調を整えるために「定時退社」する

仕事は繁忙期があります。

いつでも忙しく、休みも与えられず、毎日12時間~13時間労働をしていたら誰でもにうつ病になります。

今も昔も、長時労働に耐えられるのは「未来に希望がある」場合しか効果がありません。

・社内で将来が確実に約束されているエリート。

・業績が右肩上がりの会社で、将来性があり、給料が増える可能性がある。

・仕事の辛さに耐えうるだけの給料と立場を得ているか、または、得られる可能性がある。

・日本経済が順調に向上していく可能性がある。

以上であれば、人は苦痛にも耐えられます。

その可能性がゼロに近ければ、いつかは「燃え尽き症候群」か「うつ病」で体を壊します。

中間管理職は、自分でコントロールできない部分が多いとは思いますが、どうにかして定時で帰宅しましょう。

ストレス回避するための第一歩は、「労働時間から見直すこと」です。

例えば、妻(夫)や子供など、家族がいる人が明日から働けなくなったらどうなるでしょうか。

家族は路頭に迷い、生活が破たんし、やがて離婚し、人生が破滅するのです。

体を壊したら、元も子もありません。

まずは、定時退社を目指しましょう。

働く環境で難しいかもしれませんが、定時退社は健康になるための方法の1つです。

【10】ストレスの元凶は何か?まずは、そこを洗い出すことも必要。

ストレスやイライラの原因を探っていくと、その原因に対する対策を打つことでストレスを消すことができます。

【11】「完璧主義」になっていないか確認してみよう

完璧主義の人は目標を高く設定し、自分を極端に追い込む傾向があります。

成果が出れば良いですが、上手くいかなかったりすると極端に落ち込んだりすることはないでしょうか。

中間管理職のストレスが、実は自分の性格上の問題でないか、確認してみましょう。

【12】女性部下へのマネジメント対応方法

女性中心の職場では、女性部下の人間関係がストレスの引き金になる場合が多いです。

以下の記事では、女性部下の取り扱い方法やマネジメント方法をまとめています。

管理職(課長)の視点で書いた記事ですが、参考になると思います。

中間管理職のストレスに対処する「プライベートでの実践編」

最後に、プライベートでできるストレスの解消法をまとめていきます。

【13】できるだけゆったり過ごす

職場から離れたら、できるだけゆったり過ごしましょう。

家ではせかせか動かず、ゆっくりマイペースに過ごすことで、疲れが取れます。

小さい子供がいると、なかなかゆっくりはできませんが、大きくなるにつれて自分の時間も増えていきます。

まずは、家の環境や過ごしかたを見直すと良いと思います。

【14】オンとオフをしっかり分ける

私の経験でも、昇進すればするほど、仕事とプライベートの境界線が無くなっていきます。

休んでいても、仕事のことを考えるようになります。

ただ、どんな人でもオンとオフをしっかり分け、休むときは休まないと疲れは絶対とれません。

オンとオフを分けることで、疲れはとれることと覚えておきましょう。

【15】体を休めるにはまず「寝る」

疲れを取るには、とにかく「寝る」ことが大事です。

不規則な生活や長時間労働では、体が悲鳴を上げています。

休日には、まずは体を休めることから始めましょう。

自然に体を動かしたくなったら、疲れが取れたサインです。

【16】自律神経を治すには、薬が効く!

自律神経の乱れには、医者から処方された薬を飲むのが一番です。

ただ、医者に行くのが嫌な人もいますし、そもそも時間を取れない場合もあるでしょう。

そんな時は、薬用養命酒が効きます。

養命酒は、飲んだ瞬間にノドが熱くなり、体がポカポカしてきます。

ただし習慣化して飲み続けないとダメなようです。

【17】ジョギングやウォーキングはストレスを消し去ってくれる

運動は、もともと体が持っている免疫力や、自律神経を回復させる機能を復活させる機能があります。

私がオススメするのは、ウォーキングやジョギングを週2回(1回あたり20分間)することです。

運動は頭の中のモヤモヤが解消されます。

体が少し疲れているのは、夜の心地よい眠気も誘います。

初ての人がいきなり走ると倒れてしまうので、ウォーキングから始めるのが良いでしょう。

ダイエットにもなるし、ストレスも消えるし、お金もかからず、1人でも出来るので最高のストレス解消法です。

以下の記事が参考になると思います。

【18】筋トレは体力とメンタルが鍛えられる

筋トレは体力がつき、自信につながります。

男性であれば、男性ホルモンの「テストステロン」が増加するので、メンタルが安定してきます。

筋トレは週1回~2回程度行い、少しずつ筋肉を増加させていきます。

腹筋、背筋、スクワット、ダンベルなど基本的なトレーニングを継続していきましょう。

徐々に強度の高いトレーニングをして、回数を増やし、負荷をかけていきます。

筋トレは代謝が上がり、体がスリムになり、健康になり、男としての自信にもつながる最強のストレス解消法です。

【19】慣れるまで難しいけど、「温冷浴」も自立神経に良し!

ジョギングやランニングをしていれば、温冷浴はいらないですが、運動が苦手な方には良いと思います。

温冷浴は、温水と水を交互に浴びます。

最初はメチャクチャ冷たくて声をだしてしまいましたが、風呂から上がってみると、体がポカポカするし爽やかな気分。

肩こりも治っているし、顔のツヤもある。最後に冷水で終わるのが湯ざめしにくいコツです。

温冷浴をやる前の注意点は、

1.疲れている時は絶対しない。(血圧が乱高下するので、心臓に悪い)

2.心臓の悪い方や高齢の方は絶対にしない。

ストレスで自律神経がやられている中間管理職の皆様も、体調に気をつけながらやってみると効果アリです。

【20】相談相手を持とう

男性に多いですが、相談相手がおらず、ストレスを感じていても我慢に我慢を重ねる人が非常に多いです。

社内では信頼できる人や、社外でのつながりを持つと、良い相談相手になってくれるでしょう。

相談相手は非常に心の安定につながります。

【21】プライベートで趣味を持ち、やりがいを追求しよう

仕事で休みが無いと、そもそも趣味もできませんが、趣味のストレス解消効果はとても大きいものです。

私の場合は、ブログを更新し続けることが趣味の1つですし、ジョギングや筋トレもそうです。

後は、DIYも趣味の1つです。

趣味は人それぞれなので、「これだ!」というのは断定できません。

やっていて心地良いことや、夢中になれることを探してやってみましょう。

趣味を持つことで、中間管理職の人生がガラリと変化します。

【22】副業収入が向上すると気持ちが安定する

私の経験上、副業収入があると気持ちが安定してきます。

このブログの収入がそれに当たりますが、収入が向上するたびに「自分の力でも生きていけるかもしれない!」と自信をつけていきました。

ただ、係長以上になると副業に時間をかけられなくなりました。

副業に時間をかけられなければ、収入は比例して落ちていきます。

中間管理職になると、副業をする時間はなくなっていきますが、「ストレスが緩和されて自信がつく」ということだけでも覚えておいて欲しいと思います。

以下の記事では、副業の方を徹底解説しています。気持ちを安定させるために、ぜひ副業に取り組んでいきましょう。

【23】ストレスチェックをしてみよう!

厚生労働では、web上で「5分でできる職場のストレスチェック」ができます。

現在のストレス状態を把握するために、ぜひチェックすることをオススメします。

チェックの後には、ストレスへの対策法もアドバイスを受けられます。

(※ 私も何度かやっていますが、かなり高ストレス状態にありました。)

【24】働きすぎの中間管理職は注意!過労死の現状を知ろう

働きすぎの中間管理職には、よく知っておいた方が良いことがあります。

それは、労働の現状や法律を学んでおくことです。

会社の状況や、自分の働き方を法令に当てはめて、おかしい部分はないか確認してみましょう。

厚生労働省では、過労死等防止対策推進法に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書をとりまとめています。

ぜひ、資料を知識として頭に入れておくと、自分を守ることができるでしょう。

【25】体や精神を壊すくらいなら、辞める道もあることを念頭に置こう

私は常々思うのは、体を壊してまで働くくらいなら、辞める道もあると思います。

体を壊してまで会社にしがみつき、もし働けなくなったらどうなるでしょうか。

あなたの収入の大部分で生活をしている家族は、必ず生活に影響が出てきます。

私もリスク回避としていくつかの転職サイトに登録し、条件や事業性が合致したら、会社の期末をメドに転職をする前提で動いています。

ストレスが組織体制にあり、根本的に見直すためには環境を変えるしかありません。

自分自身の努力でどうしてもダメなら、「転職」という道筋も頭に入れ、今のうちにできることをしておきましょう。

以下の記事では、管理職の転職について徹底解説しています。

ぜひ、あなたの未来を切り開くきっかけになれたら嬉しく思います。

以上、「中間管理職のストレスや仕事のイライラに対処する25のこと」でした。

ぜひ、ストレスをためずにイキイキ働けることが出来ましたら嬉しく思います。

ではまた^^

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中間管理職のストレスや仕事のイライラに対処する25のこと
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