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管理職が孤独や寂しさ疎外感を感じた時の克服法

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管理職が孤独感や寂しさを感じるときは、自分に自信が無いときやプレッシャーに悩まされているときです。

私も管理職になって数年経ちますが、孤独感や寂しさを克服することが一番大変だったことを思い出します。

管理職としてがんばればがんばるほど、努力すればするほど、自分の役割を全うしようとすればするほど、底なし沼にハマった感じがするようでした。

今回は、管理職の悩みの1つである、「孤独」「疎外感」「寂しさ」を克服する方法をまとめていきます。

ぜひ、あなたの寂しさや孤独を克服する方法の1つになればと思います。

ではいってみましょう!

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管理職の役割と立場から「寂しさ・孤独感」を感じるだけ。本来の自分とは切り離して考えよう

管理職は役割上、「部下に仕事をさせる側の立場」です。

一方で、管理職になる前までは「仕事をさせられる側の人間」であったはずです。

極端な話ですが、どんな良い性格の人でも、仕事をやりたくない部下に仕事をさせなければならない立場ですので、おのずと対立するのが当然の構図です。

あなたの性格が素晴らしくても、管理職の立場上、部下は一線を引こうとするでしょう。

例えば、ランチや休憩、親睦を深めるときに距離を置かれて寂しさを感じるときがあります。

コミュニケーションでも管理職になる前までは、部下と同じようなフラットな目線で上手くいっていたことも、管理職になると上手くいきません。

結局は、組織上の立場と役割がそうさせるのです。

ここで大事なことは、「本来の自分」と「組織上の管理職としての自分」を自分の中で一緒にしないことです。

孤独感や寂しさを感じるのは、本来の自分と管理職を切り離せてないのです。

管理職と部下の利害は相反することを念頭におこう

管理職は「経営者側」の立場であり、部下は「雇用される側」の人です。

経営者は、賃金を払い、利益を生み出す必要があるため、決められた時間の中でできるだけ働いてもらいたいと考えるものです。

だからこそ「働いて成果を出して欲しい!」という思いから、口調が強くなり、部下との距離が生まれ、ひいては孤独感や寂しさを感じるのです。

一方で、部下(雇用される側)の人の多くは、できるだけ楽をして稼ぎたいと思うものです。

(もちろん、そうではない方も沢山います。)

以上は極端な言い方になってしまうのですが、基本的な考え方は変わりません。

「仕事をさせる側」と「仕事をする側」の表面的な利害は一致しないのです。

これは、ぜひ念頭においておくと良いでしょう。

部下は寂しさを紛らわす道具ではないと知ろう

寂しさや孤独を抱えた管理職は、言うことを聞きそうな部下で寂しさを紛らわそうとします。

具体的なところで言うと、「帰りにちょっと一杯行こうか」が分かりやすいところです。

お酒が好きで楽しめる部下であれば良いですが、そうではない部下は苦痛に感じるでしょう。

私達管理職は、寂しさを部下で紛らわすことが多々ありますが、気がまぎれるだけで本当の意味で孤独や寂しさは埋まることはありません。

私もそうでした。

かなりツライですが、「部下を寂しさを埋める道具にはしない」と心に決めましょう。

お酒はほどほどにしておこう

管理職の寂しさや孤独感は、お酒に向かいがちです。

お酒は気を紛らわすものになりますが、深酒は健康に良くありません。

健康が悪化すれば、メンタルも引きずられて悪化し、ますます孤独感を深めることになるでしょう。

ほどほどでやめておきましょう。

趣味が無い自分でも「良し」として生きよう

趣味があり、仕事とは別に友人もいれば、寂しさや孤独感を感じることがなく、充実した毎日を送ることができるでしょう。

ただ、私もそうですが、趣味と呼べるものがありません。

プライベートでも必ず仕事と結びつくようなことをやっています。趣味=仕事です。

それでも、別に悪くはないと思います。

もし、あなたに趣味が無いとしても、そんな自分を責めず「良し」としましょう。

同じ階層(立場)の人と悩みを共有しよう

管理職になると、その階層(部長、次長、課長、課長代理、課長補佐)で悩みが変わってきます。

それは、求められる責任と役割が違うために、悩みが異なるのです。

例えば、課長補佐は、

・課長との関係

・部下との関係

などが悩みとなりますが、課長の場合は、実績や成果が出ないことが悩みとなってきます。

そんな時は同じ階層の人とつながりを持つと、悩みを共有することができます。

ただし、注意ポイントとしては、同じ組織では出世などの利害関係があるため、足を引っ張られる可能性があります。別の組織の人で同じような年齢の方が良いでしょう。

いい顔なんかしなくても良い、良い人を演じる必要はないと腹を決めよう

私が管理職になりたての頃に失敗したことは、「誰からも好かれるようにいい顔をしようとした」ことです。

確かに、優しい管理職や部下に好かれる管理職の方が一見良いように思えますが、優しいだけの上司や好かれるだけの上司は、マネジメント上、正攻法ではありません。

部下は、

・段々と管理職をなめて仕事をしなくなったり、

・周囲とトラブルを起こしたり、問題を起こす部下が出てきたり、

・やる気がなくなる部下も出てきます。

部下は友人をつくるために会社に来ているわけではなく、お金を稼ぐために仕事をしに会社にきていますので、管理職が思っている以上に「ドライ」です。

管理職としての自分に自信がないために、そうせざるを得ない場合もあるでしょう。

でも、管理職がいい顔をしようが、優しい上司であろうが、厳しい上司であろうが、部下から本当の意味で好かれることはありません。友達ではないし、友達になりえないのです。

どっちにしても、管理職は孤独であり寂しくなるので、無理して好かれようとすると疲れるだけです。

管理職の仕事に自信が出てくれば、おのずとこのような問題はなくなります。

ストレスがたまったときの解決ルーティンを探そう

管理職になったらオススメなのは、自分なりのストレス解消のルーティンを探しておくことです。

ストレス解消の方法を確立しておかないと、家族がストレスのはけ口になってしまったり、第三者に八つ当たりをしてしまうなど、誰かを傷つける可能性があります。

人とトラブルを起こせば、孤独感や寂しさはますます増幅してしまいます。

ですので、ストレスは少ない方が良いのです。

私の場合は、

☑ 週1回ジムに行き、大量の汗をかく

☑ 週1回足湯に行く

☑ 毎日ストレッチする

☑ 部屋を汚くしておかない。整理整頓する

☑ 毎朝、掃除機をかける

☑ 仕事は溜めこまない。すぐに行動する

以上は、ストレスがたまったときのルーティンでもありますが、ストレスをため込まない予防策でもあります。

ぜひ、「自分はこうやったらストレスが解消できる!」というルーティンを確立していきましょう。

管理職は「耐える」のではなく「慣れる」

管理職は「耐える」と精神的に大変つらいですが、思考を変えてみましょう。

仕事は「慣れる」と言ったものですが、管理職の経験を積むとだんだん慣れてきます。

慣れるには経験を積み重ねる分、時間がかかりますし、それなりに努力も必要です。

ただ、頭の中で「がまんしなければならない」という耐える状態ではなく「そのうち慣れる」、「いつか慣れる」に思考を変えることで、受け止め方を変えると良いです。

現実や事実の受け止め方を変えると、ストレスの受け方も変わってきます。

ぜひ、ストレスを少なくして孤独感や不安感を軽減していきましょう。

成果や実績が出て、業績が上がってくれば精神は安定する

管理職は、実績や成果を出さなければならないプレッシャーを抱えています。

そのプレッシャーと責任を背負わなければならないため、孤独感が生まれ精神的に不安定になります。

逆に言うと、成果や業績が上がってくればプレッシャーも感じなくなります。

私の経験でも、業績が低迷するとプレッシャーのあまり誰かに頼りたい孤独感や寂しさを感じましたが、めげずにコツコツと仕事を進め、業績が上がってくると孤独感は薄れました。

繰り返すと、

成果が上がらない → プレッシャー大 → 不安感・孤独感が増加

逆に言えば、

成果が上がる → プレッシャー小 → 不安感・孤独感は減少

成果を上げることは、不透明な時代の中ではとても大変なことですが、ぜひ、考え方として覚えておくと良いでしょう。

以上、「管理職が孤独や寂しさ、疎外感を感じた時の対応と克服方法」でした。

ではまた^^

課長・管理職の役割や仕事術をまとめたページを作りました!

課長・管理職の役割と仕事

部下や上司との人間関係、問題やトラブル、課題、新規事業、人材不足による長時間労働など、多岐にわたる問題にお役立ていただければ幸いです。

(※この記事も掲載しております。)

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