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課長になったらやっておきたい10のこと

課長 やっておきたい 10のこと

課長になったら何をどうすれば良いのか、分からない人は多いと思います。

私も同じように課長になってから、「人という壁」と「自分自身の能力の限界の壁」にぶつかり、オーバーワークを何度も経験して、悩んだり、落ち込んだりしながら仕事をやってきました。

この記事では、私が課長になって経験してきたことを元に、「これだけ頭に入れておけばOK!」ということを、分かりやすく、具体的に10の知識としてまとめていきたいと思います。

では、早速いってみましょう!

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部門の「社長」と思って働こう

部門 社長

課長は、部門のトップです。

本部であれば、支店にも影響力を出せる立場にあります。

たとえ、支店であっても支店ではトップに近い立場であり、責任者です。

課長が部門の責任者であるということは、「自分は部門の社長だ!」というイメージを持って働きましょう。

もちろん、課長には部長などの上司がいるかもしれませんが、実質、舵を握るのは部長ではなく「課長」なのです。

例えば、係長が課長になったばかりで、このイメージを持つのはなかなか難しいです。

なぜなら、指示を受ける人から、指示を出す人に変化するからです。

「雇われる側」から、「雇う側」とも言えるでしょう。

ぜひ、課長になったら「部門の社長」というイメージを持つと良いでしょう。

部署内の人間関係と部下の性格を1年で把握しよう

部下 性格 人間関係 把握

課長になって分かることは、部署内の人間関係が複雑ということです。

女性に限ったことではなく、男性も同じです。

女性の人間関係は分かりやすいですが、男性は表面に出てこないので、意外に難しいです。

課長になったら、まずは1年かけて部署の中の人間関係を把握しましょう。

特に「好き」、「嫌い」、「苦手」が分かるようになると、マネジメントしやすくなります。

また、人間関係は、利害や環境、仕事の内容によってコロコロ変わることも覚えておきましょう。

結構、人間はご都合主義なのです。

人間関係に焦点を当てると、部下の性格もおのずと分かるようになります。

部下の性格を正しく理解することは、マネジメントするための必須スキルとなります。

ぜひ、課長になったら人間関係と部下の性格を把握することから始めましょう。

以下の記事では、管理職としてのコミュニケーション能力を身につける方法を詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。

部下の性格を把握した元で、必要な声をかけられるようになろう

必要な声をかける

部下の性格を正確に把握できるようになると、声をかけたり、仕事を指示をする時間帯や曜日、タイミングを図れるようになります。

例えば、

全員共通  → 月曜日の午前中は、難しい仕事を与えない

低血圧の部下 → 昼から仕事を指示する

女性部下 → その日の体調と気分体調を朝一番に把握し、コミュニケーションを決める

やる気があり、競争心が激しい部下 → 勢いがあるときに指示するが、途中で失速するので、肩の力を抜くようなコミュニケーションをとる

協調性があり、気遣いのできる部下 → 気軽になんでも相談し、言えるような雰囲気を出す。

モチベーションが低い部下 → 意欲が低い部下は失敗してもすぐに叱らず、心をほぐしてから自分で気付きを与え、動かす。

これはあくまで一例です。

部下の性格を理解し、把握できるようになると、多少の仕事のブレがあっても、少し長い目で見れるようになります。

人間は機械ではありませんので、その日の気圧や天候、気分や体調ですぐに変わることも覚えておきましょう。

ぜひ、部下の性格を把握した上で、「何をどんな風に声をかけるか」を意識してみてください。

自ら問題解決をしよう

課題 解決

課長になると、「自分が一番仕事ができるように思えてしまう」ものです。

ただ、実質は自分に物事を決定する「裁量」が与えられただけです。

もっと分かりやすく言えば、 「自分でほとんどのことを決められる」から、自分が一番仕事ができると思ってしまうのです。

この裁量を持っているメリットは、自分で物事を解決することに壁がありません。

課長が「これは問題だな。」「解決しなければダメだな」と思えば、それが答えなのです。

つまり、問題解決をするためには良いポジションとも言えます。

ただ、現実的には部署内の決裁に追われたり、判断に追われるため、問題解決に時間が取れないこともあります。

その場合、係長や主任などの立場の部下に「調査や調整」の視点で問題解決をするように指示してみてください。

数字の動きをつかんで、最優先にすべきことをしよう

数字 つかむ やるべきことをやる

課長は、大まかで良いので数字の動きをつかんで、「今何をすべきか?」を読み解けるようになると、部署の成績が向上します。

これは、部門の責任者である課長しかできません。もちろん部下はできません。

これは立場や役割によるものだからです。

数字の単位は、会社の規模によりますが「百万円単位」や「千円単位」など大きい数字でとらえると、分かりやすいでしょう。

毎月の損益を自分自身でエクセルで作成したシートに入力し、昨年と比べて現在はどうなのか(昨年比)、計画と比べてどうなのか(計画比)、先月と比べてどうなのか(先月比)を知ることで、ムダな経費やなぜ収益が上がらないかを分析していきます。

分析というと難しく思えますが、作ったシートをみて「あれ?これなんだろう?」という疑問を探していく感覚で良いと思います。

問題が浮かび上がってきたら、優先順位をつけて取り組んでいきます。

ただ、実を言うと、私の仕事はここまでキレイに進めているわけではありません。

問題があまりにも多いため、優先順位をつけずに一気に解決しようとしたり、上司などから押されてしぶしぶ動く場合もあります。

ただ、問題解決のイメージとしては、以上のように「損益を自分で作ることで、経費や収益の動きを把握し、問題が浮かび上がってきたら緊急度が高いことから優先的に取り組む」ということを意識していきましょう。

1年単位で物事を考えよう

1年単位 物事 考える

課長になったら、「年単位で物事を考えるクセをつける」ようにしていきましょう。

年単位で物事を考えるようになると、1年という単位が恐ろしく短いことに気付くはずです。

私も課長になってから、毎月の損益を見て焦ったり、少し喜んだりを繰り返しています。

当然のことながら、1年単位は12ヶ月に分割できます。

1ヶ月単位は20日に分割(土日休んだ場合)でき、1日は8時間まで細分化できます。

そこまで突き詰めて考えていくと、「今、この瞬間に自分は何をすべきか、何をしなければならないのか?」を考えるようになります。

ぜひ、1年単位で物事を考え、最終的には1日単位で物事を考えられるようにできると良いと思います。

情報は透明性を持って積極的に出し、部下に考える力をつけさせよう

情報 透明性 積極的 出す

情報は隠そうとするほど注目を集め、いずれは暴かれることになります。

これはSNSが発達した時代だからとも言えます。

だからこそ、常に意識しておきたいのは、「情報は透明性を持って部下に伝えること」と言えます。

特に、コンプライアンス上の問題(たとえば横領、犯罪など)は、隠せば隠すほどいずれは外部に漏れると思ってください。

ただ、1つだけ注意したいのは、

・人事情報

・経営サイドしか知らなくても良いこと(月別の損益など立場の違いで知ってもあまり意味がないこと)

以上については、気を付けましょう。

課長が人事情報を漏らすと、噂となって組織がうわつき、体制が崩れることになりますし、経営成績は平社員にとっては「自分事では無い」ために、あまり意味がありません。

人一倍健康には気を付けよう

人一倍 健康 気を付ける

課長になると、自分自身が「部門のトップ(部門の社長)」になるために、誰からもあれこれ言われることがなくなる反面、結果に責任を持つことになります。

そして、固定給となり、働き放題になります。

私も課長になってから、問題解決や仕事の仕組み改善に追われるうちに、働き放題の状態になり、何度も体を壊しています。

課長になったら気を付けることは、

☑ 長時間労働になりがちなので、自分を休める時間をきちんと持つ

☑ 定期的に運動や体を鍛え、体力をつけておく

☑ 体がおかしいと思ったら医者にすぐに行く

☑ メンタルを健やかなな状態に保っておく

以上について意識すると良いでしょう。

自分を「商品」にしてしまおう

自分 商品 する

課長になったら、「自分を売り込む」ことに目をつけてみましょう。

課長は「部門の顔」ですから、どんどん自分をアピールし、自分に興味を持ってもらえるようにしてみてください。

最近では、TwitterやFACE BOOK、インスタグラムなど色々なSNSを駆使し、アピールするのも良いでしょう。

ただし、会社のコンプライアンスや規則に引っかかるようなことや、会社のグチなどは絶対に避けましょう。

あくまでも、自分自身をPRし、興味を持ってもらい、商品や事業を利用してもらうためのツールとして使うと良いと思います。

経営に使えるものは、自分自身とワンセットで考えると良いでしょう。

これを私は「自分を商品化する」と言っています。

新しい出会いは、自分の事業の気付きやタネにしよう

気づき アイディア 気付き

課長になったらやっておきたいことの最後は、新しい出会いを「事業のタネ」や「アイディア」、「気付き」に使うことです。

課長になると、社外との名刺交換する機会が多いと思います。

さらに、ビジネスとしてのやり取りを進めると、意見交換や懇親を持つと、様々な業界知識が手に入ります。

営業マン一人からでも、業界知識や他社の動向が手に入ります。

ぜひ、新しい出会いは「自分の糧」にするようにしてみてください。

ただし、注意点は「詐欺」や「反社」のリスクです。

いい人だと思っていたら詐欺だったり、反社組織の人間だったりする場合が100%ないとは言い切れません。

安心していたら、あっという間に金だけとられて逃げられるということもあります。

全てリスクとして考える必要はありませんが、課長の立場になると、だまそうとする人間も近づいてくることは頭に入れておきましょう。

以上、「課長になったらやっておきたい10のこと」でした。

課長・管理職の役割や仕事術をまとめたページを作りました!

課長・管理職の役割と仕事

部下や上司との人間関係、問題やトラブル、課題、新規事業、人材不足による長時間労働など、多岐にわたる問題にお役立ていただければ幸いです。

(※この記事も掲載しております。)

top image is Calendar vector created by pikisuperstar – www.freepik.com

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