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課長への昇進は早い方が良い?30代で課長になった私の本音と現状を話すよ

課長 昇進 早い方が良いか

今回は「課長への昇進は早い方が良いか?」について、私の経験から率直に素直に表現していきたいと思います。

30代で課長に昇進することは、どちらかといえば早い方だと思います。

ただ、昇進が早いからと言って、必ずしも幸せにはならないと思っています。

経験を早く積めるというメリットもあれば、がんばりすぎてストレスがかかり、体を壊してしまうというデメリットもあります。

これは、個人の考え方に大きく左右されるものですが、組織の経営状態や、トップの考え方によって大きく左右される部分でもあります。

私が課長をやってきて思うことは、

☑ 昇進が早いほど経験や知識の吸収も早いけど、

☑ 人間関係には相当の苦労が伴う。(妬みや逆ハラスメント)

☑ ただし、2~3年で慣れてくると、自分自身も周囲もやがて落ち着き、

☑ 周囲から認められれば、後はスムーズにいく。

以上のような感じです。

今回は、私が経験してきた「課長」をリアルに本音で語ろうと思います。

では早速いってみましょう!

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早く課長になって率直に思うこと、感じたこと

課長になって素直に思うこと、感じたことをまとめていきます。

年齢的に早いと経験や知識の習得が早い

以下のサイトでは、上場企業の課長に昇進する平均年齢が書かれています。

統計元は、「一般財団法人 労務行政研究所」です。

平均では、課長職への昇進が「45.1」才となっています。

最短で35.9才となっています。

私は30代半ばで課長になったので、早い方だと思います。

これは、組織の規模や考え方にもよりますので、一概には何とも言えないところです。

ただ、早い段階で課長という仕事の機会と役割を与えてもらい、知識や経験の習得が早くでき、勉強になったのは確かです。

下記の記事では、良いこと、悪いことをまとめています。

幸せはどうかは別として、良いことも悪いことも含めて、「体力のある若いうちに経験できて良かった」と思っています。

上司のフォローが無いと、仕事は上手く回らない

経験の浅いうちに課長になると、上司のフォローが必須となります。

というのも、課長の仕事はマネジメント中心となるので、今までの仕事の進め方とは全く異なるからです。

係長まではリーダー職であり実務レベルの仕事になりますが、課長はヒト、カネ、モノを上手くサイクルに載せるマネジメント業務です。

私も課長になって驚いたことは、仕事を進めるためのマネジメントスキルが不足していることです。

自分だけの能力では、任務達成は不可能と感じました。

十分な人員や人材がいれば仕事は回りますが、そうでなければ修羅のような毎日を送ることになります。

ただ、慣れてくることで業務は必ず落ち着きますし、やがて上司のフォローも不要になります。

周囲と比べて昇進が早すぎると、妬みや嫉妬に巻き込まれるが若手の目標にはなる

周囲と比較して昇進が早いと、妬みや嫉妬に巻き込まれることになります。

妬みや嫉妬心は、表面上の大きい嫌がらせには発展しませんが、決裁文書がスムーズに行かなかったり、会議などで集中砲火を浴びるなど、変に業務に協力してくれないことがあります。

私の経験では、

☑ 異動先で仕事に精通する部下からの逆パワーハラスメント(無視、伝票等を投げつける、わざと報告しない)

☑ 経営会議で誰からもフォローされず、経営層や周囲から責められる

☑ 協力者がほとんどいないので、常に孤独な状況で仕事をすることとなる

全体として、仕事が上手く進められないのがつらかったです。

若いうちの「課長」はどうしてもやりづらいと思います。

でも、今後課長を目標にする若手に対しては、レールを敷くことにつながりますし、目標やモチベーションになります。

仕事ができないと部下からなめられる

仕事に精通していないと、部下からなめられます。

なめられるだけはいいのですが、周囲との協調を乱し、トラブルに発展してしまう部下もいます。

部下の「質」にもよりますが、仕事に精通することは非常に大事です。

仕事に精通していれば、部下からなめられることはなくなり、職場はスムーズに回るようになります。

仕事は常にパンク状態。がむしゃらに働く毎日

業績が落ち込みを続けると、トップから徐々に強い圧力がかかるようになります。

人員不足でも、人員を増やすことが無理であれば、残業代のかからない課長ががむしゃらに働くしか方法はありません。

社会の働き方が見直される中、部下には残業をさせにくくなっています。

そうなると、朝から晩まで働くパンク状態で働く毎日です。

これが多くの組織の実態じゃないでしょうか。

ただ、私の場合は3年間ひたすら業務改善を行い、部署ルールやマニュアルを整備し、整理整頓を進め、チームに多くの時間を生み出しました。

そうすると人員を増やさなくても、パンク状態にならなずにスムーズに仕事が流れ、チームが日々安定した仕事を行えるようになりました。

コミュニケーションも活発になり、2年前とは全く異なるチームを作ることができました。

若い年齢で課長に昇進すると、孤独の中で実績を作る必要がある。その覚悟を持たなければならない

若いうちに課長に昇進すると、「孤独」になります。

それは、若いからこそ実績を作らねばと焦ってしまうからです。

ただし、その覚悟がないと「やっぱりダメなヤツ」という烙印をおされることになるでしょう。

そういうもんだと思って仕事をするしかないと思います。

ただ、それほどネガティブになる必要はありません。

年齢的に若ければ体力もありますし、多少の無理もききますので、じっくりとかまえて仕事を進めていきましょう。

体と精神を壊し、医療費が多額にかかる

私は課長になってから、原因不明のアレルギーや咳、不眠症など、年中医者に通うこととなりました。

これは、働き過ぎと過大なストレスによるものです。

収入(給料)が少し増えても、医療費が多額にかかっています。

果たして、私は何のために働いているのか不思議になってきました。

ただ、これは非常にストレスのかかる時期だからこそです。

仕事がスムーズになり、慣れてくれば医療費もかからなくなります。

以下の記事では、半年でバーンアウトした記録をまとめています。

若くして課長を目指す人に行っておきたいアドバイス

課長 

次に、私の失敗と反省を元に、今後課長を目指す人へのアドバイスをまとめていきます。

課長になる前から、上下左右に味方を作っておいた方が良い

課長を目指すのであれば、昇進する以前から、周囲とのコミュニケーションをきちんととっておいた方が良いです。

私は問題改善や事業改革・改善などを担当することになり、忙しすぎてコミュニケーションがおろそかになってしまうことが多いです。

ただ、課長になるということは部署のトップになるわけですから、周囲のとのコミュニケーションがうまくとれず、会話が薄くなると味方が「敵」にもなります。

会話は積極的にしておきましょう。

会話を通して、自分の考えていることが相手にも伝わるので、結局は味方を作ることにつながるのです。

課長に昇進後は、スピード感を持って実績を出す必要がある

若くして昇進すると、スピード感を持って実績を作る必要があります。

私がそうであったように、周囲は期待と、嫉妬と、好奇心の目線で見るからです。

ただ、健康には気をつけてください。

長時間労働と過大なストレスは、必ず体を壊します。

休日は仕事のことはスッパリ忘れて家族と楽しむなど、ストレス解消はしっかりと行うと良いでしょう。

以下の記事も参考にしてみてくださいね。

最初の1年は「部下は言うことを聞くわけがない」と思って良い

課長に昇進してから1年は「非常に狂しい時期」です。

部下は、あなたの指示は聞かないと思って良いです。

無理して言うことをきかせようとしても、反発があなたを苦しめるでしょう。

部下は1年間は、課長であることを認めようとしません。

そういうものだと思った方が無難です。

私の経験では、2年目からは徐々に関係が良好になっていき、3年目からは指示に従うようになりました。

仕事は早く覚えた方が無難

仕事は早く覚えた方が無難です。

先にも言ったように、部下が仕事に精通しすぎていると、マウントをとられたり、逆ハラスメントの原因にもなります。

私も部下から物を投げつけられたり、仲間外れにされたり、ひたすら耐えてきましたが、仕事に自信がないときほど気になるものです。

仕事に精通していないことが1つの原因と思っています。

部下とのコミュニケーションをしつつ、なめられないようにする

部下とのコミュニケーションは、仕事の邪魔にならない程度にこまめに取っておいた方が良いです。

ただし、あまりにもくだけすぎると、普段上司を蹴落としたいと思っている部下が、いきり立って歯向かってくるようになります。

なめられすぎない程度に、会話は頻繁に行うと良いでしょう。

以下の記事では、管理職としてのコミュニケーション能力を身につける方法を詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。

仕事をなるべく持たずに、心の余裕を保つのがベスト

課長は仕事をなるべく持たない方が、心の余裕を保つことにつながります。

心の余裕がなければ、日々に追われ、部下とのコミュニケーションが薄くなります。

課長に余裕がないと、職場はギスギスしてきます。

ただし、人員不足だったり、中小企業の中には課長だけど部下がそもそもいないので、全部自分がやることになります。

組織や経営状態にもよることを覚えておきましょう。

終わりに

以上で、「課長への昇進は早い方が良い?30代で課長になった私の本音と現状を話すよ」をお話ししてきました。

どちらかというと、ネガティブ目線な話が多かったように思います。

ただ、私の経験と反省から、これから課長を目指す人の気付きや勉強になればと思い、記事にしています。

また、時代の流れや社会の動きとも連動すると思います。

組織の状態でも変わりますし、トップの考え方や経営状態でも課長の仕事は変わります。

あなたの性格やとらえ方でも、人間関係が変わり、仕事の進め方がガラリと変わるでしょう。

あくまでも、私目線でのお話しは以上です。

ぜひ、今後の仕事にお役立てしましたら幸いです。

以下の記事も参考になると思います。

それではまた^^

課長・管理職の役割や仕事術をまとめたページを作りました!

課長・管理職の役割と仕事

部下や上司との人間関係、問題やトラブル、課題、新規事業、人材不足による長時間労働など、多岐にわたる問題にお役立ていただければ幸いです。

(※この記事も掲載しております。)

▼苦労を乗り越えて、できるリーダーになりましょう!

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